こんにちは友幸(@humberttomoyuki)です。
わたしが使っている自転車は、紫外線によってサドルの表面が硬化してもろくなり破れてしまった。
そのまま放っておいたらどんどん裂け目が広がってしまい、中のスポンジも露出してしまっている。
この状態だと見た目は悪いし、お尻も痛い。
しかも雨の日は中のスポンジが水分を吸って悲惨なことになる。
そこで新しいサドルを購入した自分でサドル交換することにした。
今回は自転車(ママチャリ)のサドル交換の方法や手順を紹介するよ。
自転車(ママチャリ)のサドル交換に必要なもの
サドル交換に必要なものは以下の3点だ。
- サドル本体
- 13mmスパナ、レンチ
- 水平器(アプリで代用可能)
まず絶対に必要なのが交換するためのサドル本体だ。
今回はブリジストンの茶色のサドルを使用した。
アマゾンで1,000円位で購入できるよ。
色は黒もあったが、自転車が茶系なので茶色を選択した。
13mmのスパナやレンチはサドルを取り外しする時に必要になる。
わたしは100均で購入した色々な長さに対応したスパナを使ったが、めちゃくちゃ使いにくかったので、きちんとした物を使ったほうがいい。
水平器はサドルを水平に取り付けるために利用する。
水平器がない場合は、スマホのアプリでも代用可能だ。
購入した自転車サドルの詳細
今回サドル交換に使用するブリジストンのサドルだ。
裏側はこのような形状になっている。
六角ボルトの部分はサドルの傾きが調整できるようになっている。
六角ボルトを本締めしていない状態だと、このように動かすことができる。
わたしはサドル交換するまではシートポスト(棒)とサドルは一緒になっていると思っていたが、別々になっているようだ。
そのためサドル交換は、シートポストか古いサドルを取り外して新しいサドル取り付ける必要がある。
自転車(ママチャリ)のサドル交換方法
ここからはサドル交換の方法を紹介するよ。
大まかな手順は以下の通りになる。
- 古いサドルを取り外す
- 新しいサドルを取り付ける
- 傾きを調整する
作業自体は非常に簡単なのでスムーズに行けば10分くらいで終わるよ。
古いサドルを取り外す
まずはサドルの高さを調整するレバーを回して、サドルとシートポスト(棒)を自転車本体から取り外そう。
レバーは反時計回りに回転させれば緩めることができるよ。
サドルを交換するだけならシートポストを自転車本体から外さなくても作業はできる。
しかし今回は100均のスパナを使ったため作業が非常にやりにくかった。
そのため作業をしやすくするために、一度自転車本体から取り外しているよ。
サドルとシートポストをはずしたところ。
次にシートポストからサドルを外すために、六角ボルトをゆるめる。
サドルの裏側にシートポストと接続するための六角ボルトがついている。
13mmスパナやレンチで反時計回りにまわしてゆるめていこう。
この時100均の長さが調整できるスパナを使ったがめちゃくちゃ使いにくくて、ネジがイカレそうになった。
スパナはきちんとしたやつを使ったほうがいい。
六角ボルトをゆるめたら取り外しできる。
六角ボルトを取り外すと、シートポストからサドルを取り外すことができる。
次はこのシートポストに新しいサドルを取り付けていく。
新しいサドルに必要なのはこのシートポストだけだ。
古いサドルや六角ボルトなどなどは処分しよう。
今回はサドルだけ交換するのでサドルとシートポストをわけているが、サドルとシートポストが一体型のサドルの場合は、六角ボルトをゆるめなくてもシートポストを外すだけでいいよ。
新しいサドルを取り付ける
次は新しいサドルを取り付けていこう。
手順はサドルを取り外した時とほぼ同じだ。
まず新しいサドルにシートポストを差し込んで取り付ける。
六角ボルトは時計回りにまわせば締めることができる。
後からサドルの傾きを調整する必要があるので、六角ボルトは手で軽く締めて仮止めしておこう。
次に自転車本体にシートポストを差し込んでレバーを締めたら、サドルを水平になるように調整する。
六角ボルトをきつく締めていなければ、サドルは少し力をいれれば自由に傾きを変えることができる。
この状態で、サドルの上に中央に水平器を置き、サドルの角度が水平になるようにしよう。
水平器がない場合はスマホのアプリで代用可能だ。
一応アプリで代用できるが、サドルに置いたスマホを落とすと悲惨なことになるのでそこだけ注意しよう。
サドルが水平になったら、最後に仮止めした六角ボルトをスパナやレンチできつく締めてサドルを固定して完成だ。
交換したサドルの使い心地
サドルを交換して自転車にのってみたが非常に快適だ。
ブリジストンのサドルは抜群のクッション性があり、フワフワでお尻が沈むような感覚がある。
交換前は中のスポンジが抜けてしまっていたので硬くてお尻が痛かったのだが、交換した後は長時間自転車に乗っていてもお尻が痛くない。
もっと早く交換しておけばよかった。
自転車(ママチャリ)のサドル交換まとめ
- サドルは1,200円程度
- 13mmスパナ、レンチが必要
- 作業は10分程度
サドル交換を自転車屋さんに頼んでもいいが、作業費がかかる。
サドル交換は簡単なので、時間がある人はサドルを買って自分で交換するといいだろう。
ママチャリのサドルは合皮でできていることが多く、紫外線や雨にうたれることで劣化していくので、長年使っていると破れてしまう。
そのため数年使うと定期的な交換が必要になる。
サドルを長持ちさせるには、サドルを覆う「サドルカバー」を使うのもいい。
サドルカバーがあれば、紫外線や雨を防ぐことができるので、サドルと一緒に購入してもいいかもしれないね。
自転車のサドル交換で紹介した道具
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