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自転車のフェンダー(泥除け)を外して自分で交換修理する方法!

自転車のフェンダー(泥除け)を外して自分で交換修理する方法!

こんにちは友幸(@humberttomoyuki)です。

 

長年乗っている自転車だが、色々なところにガタが来てしまっている。

自転車のフェンダー(泥除け)も壊れてしまっていて、非常に不便だ。

フェンダーがタイヤに接触してしまい、自転車が漕ぎにくいので、フェンダーを外して交換することにした。

 

今回は自転車の前輪のフェンダーを外して交換する方法を紹介するよ。

自転車のフェンダー(泥除け)が外れて壊れた

現在乗っている自転車だが、前輪のフェンダー(泥除け)の接続部分が壊れてしまい、外れてしまった。

自転車のフェンダー(泥除け)を外して自分で交換修理する方法!

 

ネジのようなパーツでくっつけてフェンダーを持ち上げているが、その部分が外れて、フェンダーが落ちてしまっている。

こんなことある?

自転車のフェンダー(泥除け)を外して自分で交換修理する方法!

最初はフェンダーの穴にネジ部分を差し込めばもとに戻ったが、使っているうちにすぐに外れるようになった。

仕方ないのでその後、瞬間接着剤でくっつけたり、紐で縛ったりしていたが、あまりうまくいかない。

写真を見ると、固まっている接着剤が、フェンダーについているのがわかると思う。

 

フェンダーの支えが外れてしまっているので、下に落ちてタイヤと接触してしまっている。

自転車のフェンダー(泥除け)を外して自分で交換修理する方法!

無理やり自転車を漕いていたが、抵抗があるので、自転車が漕ぎにくい。

それに、フェンダーが接触してタイヤが削れてしまうので、タイヤの寿命が短くなってしまう。

 

このままではいけないので、フェンダーを取り外して新しいフェンダーを取り付けることにした。

フェンダー(泥除け)ってそもそも必要?

シティサイクル(ママチャリ)には100%ついているフェンダーだが、クロスバイクなどのスポーツバイクにはついていない。

そもそもフェンダーは必要なのだろうか?

 

スポーツバイクにフェンダーが最初から付いていない理由はいろいろいある。

  1. 余計なパーツは邪魔
  2. 重くなる
  3. コストが上がる
  4. そもそも雨の日に乗ることを想定していない
  5. 自転車を分解して電車に乗る時に邪魔

スポーツバイクは余計なパーツは省いてあることが多い。

パーツが増えると故障の原因になるのでできるだけシンプルに作られている。

速度を重視しているので、軽量化のためにとりつけていないというのもあるだろう。

 

それに雨の日にスポーツバイクに乗らない人にはフェンダーは全く必要ない。

雨の日に乗ったとしても、フェンダーは邪魔なので泥を気にしないという人もいるだろう。

スポーツバイクにおいてフェンダーはあれば便利だが必須ではない。

そのため「必要なら自分で勝手につけてくださいね」というスタンスになる。 

 

スポーツバイクは乗り方によって自分の好きにカスタマイズできるので、各々に合わせたパーツを好みに取り付けられるというメリットがある。

 

それに対してシティサイクルは、速度やカスタマイズ性よりも機能性を重視しているので、最初から「フェンダー」や「カゴ」「ダイナモライト」などのパーツが取り付けられている。 

スポーツバイクとは違い最初からパーツが色々ついているので、購入後に新しくパーツを付け足す必要はほとんどない。

シティサイクルはスポーツバイクとは違い、毎日乗ることを想定して作られているためか、最初から完成した状態で売られているのだろう。

 

 

フェンダーが必要かどうかだが、雨の日に自転車に乗るのであればあったほうが便利だ。

わたしは雨の日も自転車に乗るのでフェンダーを取り付けることにした。

自転車のフェンダー交換に必要なもの

フェンダーを交換するのに必要なものは以下の3点だ。

フェンダーの交換に必要なもの

  • 新しいフェンダー
  • 14mmのスパナかレンチ
  • 10mmのスパナかレンチ
  • ウエス(不要な布)
  • 軍手
  • マイナスドライバーやペンチ(なくても可)

14mmのスパナは「タイヤのネジを外す」10mmのスパナは「フレームのネジを外す」時に使う。

ほとんどのタイヤは14mmのスパナでネジを外れるようだが、一部の古い自転車は15mmの可能性もあるようなので注意。

 

フェンダーをとりつけるときに、ネジやナットが必要だが、フェンダーに付属しているため必要ない。

フェンダーについて

フェンダーには「フロントフェンダー」と「リアフェンダー」がある。

前輪のフェンダーは「フロントフェンダー」なので間違えないようにしよう。

フェンダーの名称

  • 前輪:フロントフェンダー
  • 降臨:リアフェンダー

フェンダーにはいろいろな種類がある。

ママチャリについているのは「フルフェンダー」というタイプで、タイヤ全体を覆うタイプになる。

フルフェンダーは前後セットで売られていることが多い。

わたしは前輪だけ交換したいので割高になるのと、どうせ交換するなら軽量化したかったので今回はフルフェンダーは買わなかった。

 

最終的に、わたしが購入したのは「フリンガー」というメーカーのフロントフェンダーだ。

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選んだ理由は、AmazonのQ&Aに「700ccのロードバイクに取付可能」と書いてあったためだ。

こういう小さいフェンダーはスポーツバイクに取り付けることを想定しているので、ママチャリに取り付けられるかよくわからなかったが、タイヤの大きさが同じならいけるだろう。

「700cc=27インチ」なので、わたしの自転車にも取付可能なはずだ。

 

ただフルフェンダーでなければ自分で調整できるので、どのフロントフェンダーでも大丈夫だと思う。

自転車のフェンダーの交換方法

それでは自転車の前輪のフェンダーを外して新しいものに交換しよう。

自転車のフェンダーの交換手順

  1. ついているフェンダーを取り外す
  2. 新しくフェンダーを取り付ける
  3. 自転車をもとに戻す

ついているフェンダーを外す

まずは既存のフェンダーを取り外す。

まずは自転車を裏返して作業をしやすくしよう。

自転車のフェンダー(泥除け)を外して自分で交換修理する方法!

ハンドル部分や後ろのキャリアー(荷台)など地面に接触する部分にタオルを引くと傷がつくのを防ぐことができる。

今回はタオルがないのでそのまま地面に置いている。

ハブ部分のフェンダーを取り外す

シティサイクルのフェンダーは、タイヤのハブ部分につながっているのでまずは、これを取り外す。

自転車のフェンダー(泥除け)を外して自分で交換修理する方法!

 

やり方は前輪のタイヤを外したときと同じだ。

最初にハブ部分のフェンダーを外すために、ゴム製のカバーを取り外す。

自転車のフェンダー(泥除け)を外して自分で交換修理する方法!

ゴムカバーは始めて外す場合は、結構固くて外しにくい。

ペンチやマイナスドライバーがあれば楽に取外しができるので、持っていれば使うといい。

 

わたしは前に外したことがあるので、簡単に外れた。

自転車のフェンダー(泥除け)を外して自分で交換修理する方法!

 

外すとナットがでてくるので取り外そう。

ナットは、14mmのスパナで時計の反対周りに回すとゆるめることができる。

自転車のフェンダー(泥除け)を外して自分で交換修理する方法!

100均の薄いスパナを使ったせいかもしれないが、結構力がいるので頑張ろう。

 

ナットとその奥にあるワッシャーを取り外すと、カゴとフェンダーが取り外れるようになる。

自転車のフェンダー(泥除け)を外して自分で交換修理する方法!

 

同じ要領で反対側のハブに取り付けてあるナットとワッシャーを取り外そう。

自転車のフェンダー(泥除け)を外して自分で交換修理する方法!

 

両サイドのナットとワッシャーが取り外しできた。

自転車のフェンダー(泥除け)を外して自分で交換修理する方法!

 

これでハブにとりつけてあるフェンダーを取り外すことができるようになった。

自転車のフェンダー(泥除け)を外して自分で交換修理する方法!

 

フェンダーをハブから取り外したところ。

自転車のフェンダー(泥除け)を外して自分で交換修理する方法!

フレーム部分とフェンダーを取り外す

次にフェンダーとフレームをつないでいる部分を取り外す。

ここはブレーキが一緒に取り付けてある部分になる。

自転車のフェンダー(泥除け)を外して自分で交換修理する方法!

 

この部分は10mmのスパナかレンチで逆時計回りに回すと外すことができる。

自転車のフェンダー(泥除け)を外して自分で交換修理する方法!

 

ナットとワッシャーを取り外せば、フェンダーとつながっているパーツを取り外すことができる。

自転車のフェンダー(泥除け)を外して自分で交換修理する方法!

自転車によっては微妙に取り付けてある位置が違うかもしれないが、だいたい同じだ。

 

フェンダーのパーツを取り外したところ。

自転車のフェンダー(泥除け)を外して自分で交換修理する方法!

 

これで、フェンダーを自転車と接続しているパーツは全て外すことができた。

フェンダーをタイヤを後ろ側に引っ張り出せば、外すことができる。

自転車のフェンダー(泥除け)を外して自分で交換修理する方法!

これで既存のフェンダーの取り外しは完了だ。

 

フェンダーがなくなったので、見た目が若干スッキリした。

自転車のフェンダー(泥除け)を外して自分で交換修理する方法!


これで、フェンダーでタイヤを擦ることはなくなった。

自転車のフェンダー(泥除け)を外して自分で交換修理する方法!

フェンダーを外すだけの人はここで作業完了だ。

あとは自転車を戻すだけでいい。

新しいフェンダーに交換する

続いて新しいフェンダーに交換する。

自転車のフェンダー(泥除け)を外して自分で交換修理する方法!

 

フェンダーをみてみると説明書の他に、ネジやナット、ワッシャー、ブラケットが付属している。

自転車のフェンダー(泥除け)を外して自分で交換修理する方法!

 

 

スポーツバイクの場合、ブレーキとは別に取付用の穴が空いているため、そこに取り付けられるようだ。

自転車のフェンダー(泥除け)を外して自分で交換修理する方法!

ブラケットというパーツにフェンダー本体を差し込んで完成する仕組みになっている。

フェンダーは簡単に取り外し可能で、その際は安全のためブラケットを付属のゴムカバーで覆うようだ。

 

シティサイクルの場合、ブレーキが取り付けてある1ヶ所にしか穴がないため、既存のフェンダーと同じ部分に取り付けることにする。

自転車のフェンダー(泥除け)を外して自分で交換修理する方法!

もともとフェンダーがついていた位置(フレームの後ろ側)とブレーキのある方(フレームの前側)のどちらにつけようか悩んだが、説明書ではフレームの前側に取り付けてあったので、ブレーキのある前側に取り付けることにした。

これはフェンダーがタイヤに触れなければどちらでもいいはずだ。

 

すでにほとんどのパーツがついているので、ブラケットとワッシャーだけ使うことにする。

自転車のフェンダー(泥除け)を外して自分で交換修理する方法!

 

最初から取り付けてあるスペーサーとブレーキの間に、ブラケットとワッシャーを挟み込む。

自転車のフェンダー(泥除け)を外して自分で交換修理する方法!

取り付けた順番(後ろから)

  1. 既存のフロントスペーサー
  2. ブラケット
  3. ワッシャー
  4. ブレーキ

この状態で、試しにブラケットにフェンダー本体を差し込んでみる。

自転車のフェンダー(泥除け)を外して自分で交換修理する方法!

タイヤに干渉しなさそうだったので、これで取り付けることにする。

自転車をもとに戻す

ブラケットの位置が決まったのでゆるく固定しておき、先にハブ部分を締めてタイヤをもとに戻すことにする。

(ブレーキはブレーキワイヤーのナット部分で調整するので、この部分はあまり気にしなくてもいいかも)

 

先にタイヤの位置を固定するのはブレーキの位置を調整しやすくするためだ。

 

フェンダーを仮付けするまえに、最初にタイヤをもとに戻してもいいかも。

 

まずはナットとワッシャーを取り付けて、片方だけ強く締める。

自転車のフェンダー(泥除け)を外して自分で交換修理する方法!

外す時とは反対に「時計回り」に回せばナットを締めることができる。

タイヤが外れると大惨事になるので、強めに締めておこう。

 

片方を強く締めたら、もう片方もハブとワッシャーを取り付けて強く締める。

自転車のフェンダー(泥除け)を外して自分で交換修理する方法!

この時、タイヤがどちらかに傾かないように注意しよう。

フレームとの間隔を確認しながら、両方とも同じ間隔になるように調整してナットを締める。

わたしはダイナモライトを交換した時に前輪が傾いていたので、ここで傾きを直しておいた。

ハブ部分を締めたら、ゴムカバーを取り付けておこう。

 

タイヤが固定できたら、フレーム部分に仮付していたフェンダ-を固定する。

ブレーキの位置を調整しながら、ナットを締めよう。

自転車のフェンダー(泥除け)を外して自分で交換修理する方法!

念のためブレーキをかけてみて、どちらか片方に寄らないかもみておくといい。

 

最後にフェンダー本体を差し込んでみる。

自転車のフェンダー(泥除け)を外して自分で交換修理する方法!

 

フェンダー本体を取り付けたところ。

自転車のフェンダー(泥除け)を外して自分で交換修理する方法!

 

ブラケットを固定すると思ったよりフェンダーがタイヤに近く接触しそうだったので、フェンダーがタイヤに触れないようにブラケットを曲げてみた。

自転車のフェンダー(泥除け)を外して自分で交換修理する方法!

手で曲げたら、フェンダーとタイヤが離れたのでよしとする。

これで完成だ。

 

自転車をもとに戻したところ。

自転車のフェンダー(泥除け)を外して自分で交換修理する方法!

これで、フェンダーの取り付けは完了だ。

まとめ

自転車のフェンダーが壊れたので、交換したよ。

ママチャリでもスポーツバイクのフェンダーを取り付けることが出来た。

 

結構簡単で作業自体は1時間もかからないはずだ。

自転車にフェンダーを取り付けようと思っている人や、フェンダーを取り外そうと思っている人は参考にしてね。 

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