- パーソルテクノロジースタッフってどんな派遣会社?
- パーソルテクノロジースタッフは未経験でも働ける?
と気になっている人はこの記事が参考になるはずだ。
「パーソルテクノロジースタッフ(旧インテリジェンス)」は、わたしが、ITエンジニア派遣で働こうと考えた時に、登録したIT派遣会社のひとつだ。
大きな派遣会社なので、ITエンジニア派遣で働いていた時にも、周りにパーソルテクノロジースタッフの派遣社員が何人もいた。
結論からというとパーソルテクノロジースタッフは、IT派遣の中でもトップクラスにおすすめできる派遣会社だ。
今回はパーソルテクノロジースタッフのメリットやデメリット、おすすめの理由などを紹介するよ。
- パーソルテクノロジースタッフとは?
- パーソルテクノロジースタッフの特徴やメリット
- パーソルテクノロジースタッフは未経験でもOK!
- パーソルテクノロジースタッフのデメリット
- パーソルテクノロジースタッフで働く流れ
- パーソルテクノロジースタッフまとめ
パーソルテクノロジースタッフとは?
「パーソルテクノロジースタッフ」は、パーソルグループのITエンジニアに特化した派遣会社だ。
2017年1月にできた比較的新しい会社だが、大手派遣会社の「テンプスタッフ・テクノロジー」と「インテリジェント」のエンジニア派遣部門が統合してできた会社となる。
パーソルグループは「働いて、笑おう」というキャッチフレーズでお馴染みの会社だ。
パーソルテクノロジースタッフの他にも「DODA(デューダ)」や「an」、「テンプスタッフ」などの仕事に関するサービスを手がけている。
テンプスタッフは1989年設立からIT系に力をいれていることもあり、大手Slerなどと昔からつながりがある。
もともと大手の派遣会社が2社が統合してできただけあり、大手企業とのパイプが太く案件数が豊富で高単価な案件が多いのが特徴だ。
パーソルテクノロジースタッフなら未経験でも時給2,000円で働くことも可能だ。
ITエンジニア派遣で働こうと考えるなら、間違いなく一番最初に登録しておいたほうがいい派遣会社だといえるよ。
パーソルテクノロジースタッフの会社概要
会社名 | パーソルテクノロジースタッフ株式会社 |
---|---|
設立 |
2002年4月(テンプスタッフ・テクノロジー) 2017年1月(パーソルテクノロジースタッフ) |
本社所在地 | 東京都新宿区西新宿2-1-1 新宿三井ビルディング51F |
拠点数 | 全国11拠点 |
登録スタッフ数 | 非公開 |
職種 | SE、プログラマー、Webデザイナー、ネットワークエンジニアなど |
案件数 | 2,500件以上(非公開求人を含む) |
パーソルテクノロジースタッフの特徴やメリット
- ITエンジニア派遣で案件数が最多
- 時給が高い
- 交通費支給
- 月2回給料を受け取れる
- オンラインで簡単登録できる
ITエンジニア派遣で案件数がトップクラス
「パーソルテクノロジースタッフ」は大手の派遣会社が統合してできただけあり、案件数がITエンジニアの派遣会社の中でもトップクラスに多い。
案件数が多いので、希望に合った仕事を見つけやすい。
仕事は開発系の仕事やネットワーク系の仕事が多い。
それ以外にも機電エンジニアやWeb系の仕事も扱っている。
開発系はプログラマーなどのプログラミング言語を使ってソフトウェアを開発する仕事だ。
開発系は案件によって必要となるプログラミングが異なり、基本的には経験が必須となる。
ネットワーク系は、サーバーやネットワーク機器などを扱うインフラ周りのエンジニアだ。
ネットワーク系は、プログラミングが使えなくても未経験でも働くことができるのでおすすめだ。
わたしもフリーターから未経験でネットワーク系のエンジニア派遣で働いていた。
ヘルプデスクやテクニカルサポートの仕事もあり、こちらも未経験の人にもおすすめだ。
高単価な案件が多い
エンジニア派遣は平均時給が2,000円を超えているが、パーソルテクノロジースタッフは平均時給が2400円以上となっていて、IT派遣の中でも時給が特に高い。
大手の派遣会社だけあって、大企業の高単価な案件が多いので未経験であっても稼ぎやすい。
実際わたしが未経験で初めてIT派遣で働いていた時も、パーソルテクノロジースタッフ(インテリジェンス)の派遣社員の方が時給が200円高かった。
同じ仕事内容にもかかわらずだ。
時給が200円違うと残業がない場合でも給料が月3万以上変わってくる。
残業があるとさらに給料の差は大きくなるだろう。
基本的に大手の派遣会社のほうが待遇が良い事が多いが、パーソルテクノロジースタッフは給料面で考えると一番おすすめできる派遣会社だ。
交通費を支給
パーソルテクノロジースタッフでは、2019年4月1日から交通費の支給を開始した。
これは大手の派遣会社では珍しい。
派遣で働く場合、交通費は会社から支給されず、自腹で会社までの定期券を購入しなければならないことがほとんどだ。
職場が近ければいいが、距離が遠かったり乗り換えが多いと、交通費が結構かかってしまうことがある。
実際わたしが派遣で働いていた時は、満員電車に乗りたくないこともあり、交通費の節約のため会社の近所に引っ越していた。
交通費1万~2万円分支給されれば、その分給料が上乗せされたのと同じことになるのでかなりお得だ。
大手の派遣会社で交通費支給するのは大きな意味がある。
他の派遣会社も同じように交通費支給するようになって、業界全体で派遣の交通費支給あたり前になれば、働く側にとってはメリットが大きいね。
元々パーソルテクノロジースタッフは時給が高いので、交通費支給でさらに使いやすい派遣会社になっただろう。
給料を月に2回受取できる
パーソルテクノロジースタッフは、給料を月1回受け取るほかに、月2回受け取ることもできる。
給料が月1回払いの派遣会社が多いなか、月2回に分けて給料を受け取りできる会社は珍しい。
- 月1回払い:月末締め翌月20日払い
- 月2回払い:15日締め翌月5日払い、月末締め翌月20日払い
月2回払いを選択すると、翌月5日と20日に2回給料を受け取れる。
だいたい2週間に1度の短いスパンで給料を受け取ることができる計算だ。
どちらの支払い方法でも貰える金額に変わりはないが、給料が短いスパンで貰えたほうがお金を使う時に計画が立てやすい。
一度に1ヶ月分の給料が入ってこないので、使いすぎて給料前に金欠になることを防ぐこともできる。
オンラインで簡単に登録できる
「パーソルテクノロジースタッフ」の登録は2種類あり「来社登録」のほかに、オンラインで簡単に登録することができる。
オンライン登録なら派遣会社に行く必要がないので、時間や交通費の節約になる。
わたしがインテリジェンス時代に派遣登録した時は、まだオンライン登録がなかった。
そのため派遣会社に行って派遣登録をしていたが、わざわざ会社に行くのは結構面倒だ。
もちろん来社登録にはコーディネーターと直接話すことができるメリットはある。
しかし多くの人は、オンライン登録してしまったほうが早いだろう。
派遣会社ではオンライン登録できないところもあるので、簡単にWebで登録できるのは良い点だ。
資格取得支援制度がある
パーソルテクノロジースタッフは、ITに特化しているため、エンジニアに関連した資格の取得支援制度がある。
資格に合格するとインセンティブをもらうことができるので、スキルアップのために資格取得を考えているならかなりお得だ。
IT系の資格は各ベンダーが開催しているため、受講料金が高めだ。
インセンティブ制度を使えば、全額ではないが資格取得の際のお金を補填できるので、資格取得のためのモチベーションが上がる。
例えばわたしの場合、派遣で働いている時にシスコの「CCNA(2単位)」と「CCNPのルーティング(1単位)」を取得していた。
その時パーソルテクノロジースタッフで働いていれば、7万円支給されていた計算になる。
実際は自腹を切ったが、結構大きな金額になることがわかる。
資格取得の条件は、以下の3点だ。
- 資格取得が就業から3ヶ月後
- 資格取得時に就業中
- インセンティブ支給時に就業中
つまりパーソルテクノロジースタッフで3ヶ月就業後、就業中に資格取得からインセンティブの振リ込みまでが行われる必要があるということだ。
インテリジェンス時代にはなかったので、IT系の特化した今のほうが昔よりサポートが充実しているといえる。
福利厚生が充実している
当たり前だが派遣社員も正社員と同じように、社会保険や有給休暇などの福利厚生を受けることができる。
パーソルテクノロジースタッフは「派遣健康組合」に加入しているので様々な福利厚生を受けることができる。
- 年次有給休暇:フルタイムの場合、半年で10日付与
- 社会保険(健康保険、厚生年金、雇用保険)
- 労働者災害補償保険
- 定期健康診断:年に1回無料(5月・11月)
- 産前産後・育児・介護休業制度
その他にも、スポーツジムや資格学校の割引などのサービスを受けることができる。
パーソルテクノロジースタッフは未経験でもOK!
他業種からIT業界で働きたいと考えている人が気になる一番の点が「パーソルテクノロジースタッフは未経験でも働けるか」という点だろう。
結論から言うと、パーソルテクノロジースタッフは未経験でも仕事を紹介してもらうことができる。
IT業界は業務内容の拡大によって慢性的な人手不足になっている。
そのため現在は未経験でも働きやすい状況になっている。
実際わたしが未経験で働いた職場にも、パーソルテクノロジースタッフ(インテリジェンス)のスタッフが複数人いた。
確かに開発系の仕事はプログラミングの知識がある程度ないと難しいが、「ネットワーク系」「ヘルプデスク」「テクニカルサポート」などの仕事は未経験でも仕事を紹介してもらえる可能性が高い。
わたしが職歴なしのフリーターから未経験で最初に働いたのもネットワーク系の仕事だった。
ネットワーク系ならまず「保守・運用監視」の仕事から始めるのが鉄板だろう。
パーソルテクノロジースタッフは時給が全体的に高いので、未経験でも時給2,000円以上で働くことも可能だ。
給料を上げたいならスキルアップできる職場にいこう
ステップアップしていき給料を上げようと考えてるなら、スキルアップを前提に職場を選ぶようにしよう。
わたしが最初に働いた派遣先の仕事内容は簡単で、すごい楽だった。
働くにはとても良かったと思うがぬるま湯だったので「スキルアップできるか」といわれると微妙だった。
2つ目の派遣先は最初の仕事に比べると覚えることが多かったが、実機に触れて自分でコンフィグを組み立てていたので、自身のスキルアップにはつながっていた。
将来フリーランスエンジニアになってがっつり稼ごうと考えているなら、スキルアップして技術を磨くため、色々な会社を経験したほうがいい。
派遣で知識を吸収して2~3年働けばその後フリーランスエンジニアとして働くことも十分に可能だ。
IT派遣はもともと他の派遣に比べて時給が高いので、簡単な仕事を繰り返してやるのももちろんありだ。
上流工程の仕事になれば時給が上がるが、その分仕事が大変になる。
別にみんなが全員スキルアップする必要はないし、同じ仕事で働き続ける人もいる。
自分が「仕事に求めること」や「どういった働き方をしたいのか」を考えて、働き方を選ぶことができるのも派遣の良い点だ。
パーソルテクノロジースタッフのデメリット
関東、関西、東海しか案件がない
パーソルテクノロジースタッフのデメリットをあえて挙げるとすれば、案件が関東、関西、東海にしかない点だ。
それ以外の地域に住んでいる人は登録できないので注意しよう。
そもそもITエンジニアの仕事は都市部に集中している傾向がある。
パーソルテクノロジースタッフに限らず、他の派遣会社でも都市部の仕事が大半を占めているのが実情だ。
パーソルテクノロジースタッフで働く流れ
パーソルテクノロジースタッフで働くまでの流れを紹介するよ。
パーソルテクノロジースタッフの登録には「来社登録」と「オンライン登録」の2種類がある。
オンライン登録のほうが、20分程度でサクッと終わるのでおすすめだ。
登録の流れは以下のとおりだ。
- マイページの開設(3分程度)
- プロフィールの入力(15分程度)
- 職務経歴書のアップロード
- 場合によってはヒアリングあり
まずはパーソルテクノロジースタッフの公式サイトにアクセスし、マイページを開設する。
名前や生年月日などの基本情報を入力するだけなのですぐに終わるはずだ。
その後、PCかスマホからプロフィールを入力していく。
PCで登録する場合、マイペ―ジでプロフィール情報や希望条件を入力し、職務経歴書をアップロードすればいい。
スマホで登録する場合はPCに比べてプロフィール入力の項目が少ないが、後から担当者から希望条件などについてヒアリングの電話やメールがくる。
またメールで職務経歴書を送ることになる。
PCとスマホどちらから登録しても構わないが、マイページを開設しただけでは仕事は紹介してもらえない。
マイページを開設しただけでは登録できていないので、プロフィールや職歴などの情報を忘れずに入力してしまおう。
本登録が終われば、コーディネーターが希望条件に合った仕事を探してくれる。
良さそうな案件があれば、企業の担当者と顔合わせをしてその後就業開始となる。
派遣は正社員と違って何度も面接などをしなくてもいいし、コーディネーターが手続きをすべてやってくれるので仕事を見つけるのが簡単だ。
パーソルテクノロジースタッフまとめ
パーソルテクノロジースタッフの特徴
- 未経験でもOK
- IT派遣のなかでもっとも給料が高い
- 交通費支給開始
- 資格取得支援制度あり
パーソルテクノロジースタッフは、大手の派遣会社が統合してできたITに特化した派遣会社だ。
未経験でも働くこともできて、給料も高い。
派遣エンジニアで働こうと考えているなら一番おすすめの派遣会社だよ。
おすすめのITエンジニアに特化した派遣会社はこちらの記事にもまとめてあるよ。
派遣エンジニアはおすすめの働き方
わたしは、20代前半は日本と海外を往復していてろくに働いてなかったし、その後日本に戻っても、仕事が見つからず何年もフルタイムのフリーターとして働いていたので、職歴はゼロのままという情けない状態だった。
20代後半になり、このままではまずいだろうと真剣に考えた結果、派遣エンジニアで働くことに決めた。
派遣であれば間口が広く採用されやすいので、職歴ゼロで全くの未経験である自分でも働ける可能性が高い。
それに派遣エンジニアは元々時給が高く、平均時給が2,000円を超えているという事実も、今まで安い時給で働いていた自分にとってはかなり魅力的だった。
数年働いてしっかりとスキルを身につければ、フリーランスとして独立の道も拓ける。
本当に仕事を紹介してもらえるか不安だったが、派遣会社の登録に行ってみると、思いのほか簡単に仕事を紹介してもらえ、派遣エンジニアの仕事をスタートできた。
あまり働くのは好きではないが、それでも2年目には年収500万を稼げるようになり、20台前半はゼロだった貯金が、30歳には1,000万を超えることができた。
最初は不安だったけど、今では派遣エンジニアで働いてよかったと思っている。
もしコールセンターを辞めた時に、何も行動せずにズルズルとフリーターを続けていたら、半分以下の収入しか稼ぐことができずフリーターのままだっただろう。
派遣エンジニアという働き方には感謝しているし、もっと早めに行動すればよかったと少し後悔もした。
この時の経験はわたしに「ほんの少し行動するだけで、生活は大きく変わるものだ」と教えてくれた。
派遣エンジニアは誰でも働くことができる。
まともに働いた職歴のないフリーターの自分でも、きちんと働いてしっかりとお金を稼ぐことができたのが何よりの証拠だ。
もし派遣エンジニアに少しでも興味があるなら、Web上での簡単な派遣登録だけでもしておくといいよ。
>>一番おすすめの派遣会社パーソルテクノロジースタッフをみてみる