こんにちは友幸(@humberttomoyuki)です。
わたしは情けないことに20代後半までアルバイト経験しかない職歴ゼロのフリーターだった。
その後、全くの未経験から派遣エンジニアとして「ネットワークエンジニア」という職種で働いていた。
初めはどうなるかすごい不安だったが、全くの未経験で、2年目には年収500万を稼げるようになった。
エンジニア派遣には本当に感謝をしている。
この記事では自身の経験を元に、全くの未経験だったフリーターからどうやって派遣2年目に年収500万円を稼ぐことができたのか、その経緯や方法を具体的に紹介しているよ。
現在、新しい仕事を探している人や、エンジニアに少しでも興味にある人はぜひ読んでみてね。
- ネットワークエンジニア派遣で働こうと考えた経緯
- ネットワークエンジニアとは?
- ネットワークエンジニアの3つのメリット
- ネットワークエンジニア派遣で未経験から働くなら「CCNA」取得を検討しよう
- ネットワークエンジニアの派遣の体験談
- 派遣エンジニアにおすすめのIT派遣会社
- 未経験からネットワークエンジニア派遣で稼ぐ方法まとめ
ネットワークエンジニア派遣で働こうと考えた経緯
まず最初にわたしがどうしてネットワークエンジニアになったのか、その経緯を詳しく紹介するよ。
フリーターの仕事をやめて無職になる
その頃、無職だったわたしは真剣に考えていた。
「今後どうやってお金を稼いで生きていくのか」ということを。
無職になる前は、フルタイムのフリーターとして、コールセンターでアルバイトをして生活をしていた。
3年くらい同じ会社で働いていたのだが、クライアントの業績悪化の影響を受けて、コールセンターの業務が別の会社に移管されることになり、働いていた会社の部署がなくなることになった。
ただしそのまま仕事がなくなるというわけではなく、希望すれば、そのまま移管先の別の会社で同じ業務を続けることもできた。
業務自体は同じなので、別のコールセンターにそのまま移動していくスタッフも多かった。
3年働いた仕事だったが、コールセンターの仕事は特にやりたいと思っていた仕事ではない。
東京に来た時にすぐに仕事を見つけないといけないと考えて、生活費を稼ぐために始めた仕事なので思い入れも特にない。
このまま同じ仕事をアルバイトとして続けていくのもなんだか違うなと感じていた。
幸い、部署がなくなるタイミングで仕事をやめるため、他の会社へ行かなければ「会社都合」での退社になる。
そうなれば、3ヶ月間の給付制限なしにすぐに失業保険をすぐに受給することができることは知っていた。
失業保険があれば、すぐに路頭に迷ってしまうことはない。
良い機会なので、そのままアルバイトを辞めて次の仕事を探すことにした。
次に働く仕事を考える
仕事をやめてしばらくは失業保険がもらえるものの、もらえる期間は長くはない。
失業保険をもらってニートをしている間に次に何の仕事をするか真剣に考えていた。
コールセンターなら、いままで働いていた経験があるし、いろいろな種類の求人が出ているので、仕事を見つけるのもスムーズだろうが、あまり乗り気になれない。
それなら最初から仕事を辞めずに別の会社に移ればいいだけの話だ。
コールセンター以外の何か別の仕事をしてみたかった。
ただ恥ずかしいことに20代後半の今まで、まともな職についたことがない。
以前はアパレル関係の仕事もしていたが、業界全体がブラックでサービス残業が当たり前なので、それなら「時給分はきっちと給料がもらえるフリーターの方がましだ」ということでフリーターでずるずると続けてしまっていた。
そんな自分がまともな仕事を見つけることができるのか不安だった。
そういう状況の中、無職の有り余る時間を駆使して、色々な仕事を調べたり自分で考えた結果、至った結論がエンジニア派遣で「ネットワークエンジニア」という仕事につくことだった。
ネットワークエンジニアとは?
「ネットワークエンジニア」という職業はあまり聞いたことのない人も多いかもしれない。
具体的に何をしているのか今いちピンとこないのではないだろうか。
ネットワークエンジニアの仕事は簡単に言うと、コンピュータ同士が通信をできるようにネットワーク機器の設定をして、ネットワークシステムを作ることだ。
ネットワーク機器には、ルータ、スイッチ、無線LAN(WiFi)に使うAP(アクセスポイント)、FW(ファイアウォール)などがある。
家でインターネットにつなぐときにルータっていう機器を使うよね。
わたしのように、スマホでWifiを使うために、モバイルルータを持っている人もいると思う。
これらのルータやモバイルルーターもネットワーク機器一つだ。
ネットワークエンジニアは、それらのネットワーク機器を設定して、通信がうまくできるようにするのが仕事だ。
システムエンジニアとの違いについて
「エンジニア」と聞くと、iPhoneやandroidのアプリを作ったりソフトウェアを開発している人を思い浮かべる人が多いと思う。
わたしも「エンジニア」と聞くとそういうイメージを持っていた。
そういうシステムエンジンアとネットワークエンジニアは何が違うのかというと、簡単にいうと、担当する通信の場所が違う。
IT業界には、ネットワーク通信を7つにわけて理解する「OSI参照モデル」というものがある。
昔はそれぞれがメーカー独自の通信方法を用いていたので、同じメーカーの機器同士としか通信ができなかった。
しかしそれだと、全ての機器を同じメーカーに統一する必要があるし、別のメーカーと通信するためには、また別のメーカーの機器を購入しないといけない。
端的にいうと、めっちゃ不便だ。
そこで「他のメーカーとの通信を実現するために、みんなが同じ通信方式を使うようにしよう」と考え出されたのが、この「OSI参照モデル」だ。
「OSI参照モデル」の下の層に問題があると、上の層はすべて通信ができなくなってしまう。
そのためこのモデルは、通信に何か問題があったときにどこに不具合があるかを調べる切り分け作業のときにも役にたつ。
ネットワークエンジニアは主にレイヤ1~4の「物理層」、「データリンク層」、「ネットワーク層」、「トランスポート層」を担当するエンジニアのことを指す。
そしてアプリ開発などを行っているシステムエンジニアは主にレイヤ5~7の「セッション層」、「プレゼンテーション層」、「アプリケーション層」を担当している。
このようにそれぞれのエンジニアで担当しているレイヤが違うのだ。
わたしたちが日ごろ使っているアプリは、OSI参照モデルでいうレイヤ7、アプリケーション層で動作している。
しかし、アプリが通信するためには、レイヤ1~6までの通信ができていないとうまくいかない。
例えば、インターネットに繋がっていないとゲームアプリがプレイできないのは、レイヤ3のネットワーク層でゲームのサーバーに通信が到達できないためだ。
ネットワーク層で問題がある場合は、ネットワークエンジニアの出番となる。
アプリ自体の不具合で起動できないようであれば、レイヤ7「アプリケーション層」の問題なので、システムエンジニアの担当となる。
ネットワークエンジニアの仕事は、主にネットワークのインフラ部分を担当している。
ネットワークエンジニアとサーバーエンジニアをまとめて「インフラエンジニア」と呼ぶこともある。
「インフラエンジニア」は、アプリ開発をしているシステムエンジニアに比べて、目立ちにくいので一般的には知らない人が多いが、インフラエンジニアがいないとインターネットの通信は成り立たない。
目立たないが大事な存在で、どちらかというと「縁の下の力持ち」的なポジションといれるだろう。
※ネットワークエンジニアをSE(システムエンジニア)と呼ぶこともある。
今回は、アプリの開発などをしているエンジニアを「システムエンジニア」と呼んでいます。
ネットワークエンジニアの3つのメリット
わたしがアルバイト経験しかない職歴なし無職から派遣でネットワークエンジニアを目指そうと決めた理由はいくつかある。
ネットワークエンジニアになることを決めたメリットを紹介するよ。
ネットワークエンジニアは競合が少ない
SE(システムエンジニア)というと、アプリやソフトウェアを作る人を思い浮かべる人が多いって話したよね。
アプリ開発などは、普段からわたしたちの目につきやすいので、説明しやすく華がある。
しかし目につきやすい分、競合も多いのだ。
「中学生でアプリ開発をしてお金を儲けてます」みたいな人が雑誌や新聞などで注目を浴びたりするのを見たことがあると思う。
このようにアプリ開発は「小さいころ頃から独学でプログラミングを勉強してました」という人が結構多い。
そこで職歴なし無職で、コーディングの経験など一切ない、わたしはここで冷静に考えた。
何の資格もなく知識も経験もない20代後半の人間が、中学生の頃からコーディングをやっているような人間と同じ土俵に立って追いつけるだろうか?
結論はノーだ。
経験の差は明らかだ。
しかしネットワークエンジニアの場合は少し話が違う。
まず「小さいころからネットワークエンジニアになりたくてなりたくて、ネットワーク機器の設定を覚えました」みたいな人は、はっきりいってほとんどいない。
なぜなら先に話したとおり、アプリ開発のエンジニアと違い、ネットワークエンジニアは地味で認知度が低い。
またネットワークエンジニアは、法人向けに企業のネットワークを構築するので、アプリとは違い、たくさんの機器を実際に用意しないと構築することができない。
ネットワーク機器は1台数十万と決して安くはないので、個人で用意するのは厳しいものがある。
わたしがみた感じだと、ネットワークエンジニアになった人は、理系の大学でアプリ開発をやっていたが、卒業して大手キャリアなどのインフラ系の会社に就職したので、ネットワークエンジニアになったという人が多い。
ネットワークエンジニアは、アプリ開発に比べると目立ちにくい分、競合が少ないとうメリットがある。
多くの人は、働き始めてから実機に触れて実際の構築を行うことになるので、アプリ開発に比べれば経験の差があっても十分に追いつくことができる。
理系じゃなくてもOK!文系でもなれる
エンジニアというと、理系の人がなると思われがちだがそうでもない。
文系からネットワークエンジニアになった人も多い。
先に話した通り、理系の人で就職後にネットワークエンジニアになる人もいる。
もちろん理系の人の方がネットワークの基礎知識はあるだろうが、実際の構築自体をやったことがある人はほとんどないはずだ。
そのため、アプリ開発のプログラミングに比べると文系の人でも理系の人との差がつきにくい。
わたしも職歴なしのフリーターだったので、元々ネットワークの知識があったわけではない。
人並みにインターネットで検索する程度の知識しかなかったが、なんとかなった。
文系から勉強してもなんとかなるし、IT業界全体が業務拡大によって、人手不足に絵傾向にある。
ネットワークエンジニアも人手不足なので、文系出身であっても需要が高い。
一度覚えたスキルが長く使える
ネットワークエンジニアのスキルは一度覚えてしまえば、長い間使うことができる。
ネットワークの根幹の技術は、長年蓄積され成熟しているので大きな変更点はあまりない。
悪く言えばあまり進歩がないのだが、アプリ開発とは違い、新しい言語を覚えるなどの必要がない。
またアプリなどの場合は頻繁にアップデートが必要となるが、ネットワーク機器は一度設定したらそのまま変更することはほとんどない。
そしてネットワーク機器は壊れることがほとんどないので、一度設定したら長いこと使われることになる。
家のルータを思い浮かべてもらえればいい想像しやすい。
何か不具合がない限りはルータって買い替えないよね?
企業でも同じようにネットワーク機器はEOL(製品のサポート終了)まで使い続ることが多い。
ネットワーク機器が止まると、アプリなどの上のレイヤすべての通信ができなくなるのでネットワーク交換は非常にリスクが高いからだ。
だから不具合がない限り多くの企業はギリギリまで使おうとする。
ネットワーク機器は家電に例えると、冷蔵庫などの白物家電に近い存在だといえる。
そしてネットワークの設定は新しい機器が発売されても、ほとんどそのまま同じ設定を移行できる場合が多い。
ルータやスイッチなどのネットワーク技術は、成熟して新しい技術というのはあまりないのでアプリ開発とは違い、一度身に着けた技術は長く使えるというメリットがる。
ネットワークエンジニア派遣で未経験から働くなら「CCNA」取得を検討しよう
わたしのように、未経験からネットワークエンジニアを目指すなら「CCNA」という資格の取得をするのがおすすめだ。
CCNAは「シスコ」というネットワーク機器最大手の会社の初心者向けのベンダ資格だ。
「シスコ」はアメリカのネットワーク製品のメーカー。
名前の由来は「サンフランシスコ」から取られていて、ロゴマークも、サンフランシスコにある「ゴールデンゲートブリッジ」が元になっている。
シスコは、世界No1のシェアを誇っているネットワーク機器メーカーで、大手キャリアや大企業などのネットワーク機器はほとんどが、シスコ製品が使われている。
そのためシスコの資格である「CCNA」を持っていると、仕事を見つけやすい。
入社後の研修でCCNAの取得させている会社もあるくらい、ネットワークエンジニアの基本となる資格だ。
絶対に必須というわけではないが、ネットワークの基礎的な知識を身につけることができるので、取得しておくと便利な資格だ。
ベンダ資格と聞くと、難しく感じるかもしれないがそんなことはない。
CCNAは1ヵ月くらい勉強すれば、簡単に試験に受かる。
CCNAを勉強することができるサイトがいくつかあり、試験とほぼ同じ問題がでる。
問題を丸暗記すればまず落ちることはないだろう。
わたしは「Ping-t」というIT資格取得のためのサイトを利用した。
CCNA/CCNP/LPIC/HTML5/オラクルマスター/ITパスポート/ITILファンデーション総合学習サイト
「Ping-t」は途中までは無料で勉強することができるので良心的でおすすめだ。
CCNAの上の資格であるCCNPも勉強すればすぐにとれる。
CCNPは3つの試験に受かる必要があるが、1ヵ月ずつ勉強して1つずつ受ければ確実に受かる。
(わたしはRoutingだけ取って後は受けてない)
もし、ネットワークエンジニアではなく、サーバーエンジニアを目指すならLinuxの資格である「LPIC」を取得すればいいだろう。
ただ実際に働いてみるとわかるが、資格取得はあくまで「努力したアピール」にすぎない。
資格取得よりも実際に仕事の経験を積むほうがはるかに大事だ。
資格取得にはあまりこだわりすぎず、まずはエンジニア派遣で経験を積んだほうが遥かに効率がいい。
実際わたしが「CCNA」を取得したのは、最初のエンジニア派遣の仕事が決まって、働いている時だった。
ネットワークエンジニアの派遣の体験談
ここからはエンジニア派遣で働き始めた体験談を紹介するよ。
職歴なしの無職が派遣エンジニアの登録に行く
無職だったわたしは、ネットワークエンジニアを目指すことを決意し、派遣会社に登録に行った。
IT業界は全くの未経験。
職歴も一切ないという、かなり情けない徒手空拳の状態での派遣登録だった。
正直なところ仕事があるのかかなり不安だったが、意外にもすぐに仕事が見つかり採用された。
派遣会社はもともと企業とのつながりがあるので、わたしのような全くの未経験でも即採用されやすい傾向にある。
おすすめの派遣会社は後からも紹介するが「パーソルテクノロジースタッフ」が一番おすすめだよ。
【年収360万】未経験からネットワークエンジニア派遣を開始
はじめての仕事の派遣先は大手キャリアで、ネットワーク移行の進捗管理する仕事だった。
勤務先の会社との顔合わせでは、CCNAはまだ取得していなかったが「CCNAを勉強してます!」とやる気をアピールしておいた。
しかし働いてみると、自分でネットワークの設定をするわけではないので、正直なところCCNAはあまり関係ない仕事だった。
後で聞いたら他の派遣の人はCCNAを取得していない人も多く、資格取得はあまり関係なかったようだ。
顔合わせの必死のアピールは一体・・・
初めてのITエンジニア派遣の仕事は年収360万円程度だった。
シフトが組んであるので残業はまったくない。
わたしの他に派遣の人が10人くらいいた部署だった。
この仕事ははっきりいってめちゃくちゃ楽だった。
一生この仕事で働きたいと思ったくらいだ。
進捗管理するだけなので、忙しい時間帯以外はやることがまったくない。
もちろん残業もまったくない。
ネットワークの移行が終わると同時に仕事自体が終了してしまったのが非常に残念だった。
暇で時間があったので1年目に働いている間にCCNAをきちんと取得して、CCNPのRoutingの試験にも受かっておいた。
この時の仕事は「派遣エンジニアの実態は?仕事がきついって本当? 」でも詳しく紹介しているので、気になる人はみてみてね。
【年収500万円】ネットワークエンジニア派遣2年目
最初の案件はプロジェクトが終了し、無事に終了した。
ITエンジニアはプロジェクトごとに動くので、短い期間の案件も多い。
業務終了で会社都合の退社となったので、また失業保険をもらうことができた。
ちなみに派遣の場合、契約満了で仕事をやめれば「自己都合」でも給付制限なしに失業保険を受け取れる。
また失業保険をもらえるので、次の仕事を探すのに焦ってはいなかった。
仕事をやめてしばらくした後に、前の仕事で一緒だった派遣の人から連絡があり「自分の派遣会社でよさそうな仕事があるんだけど、やらないか」と言われた。
その人はすでに就業していたが、派遣会社の営業担当が別の仕事で働いてくれる人を探しているらしい。
そこでわたしに声をかけてきたようだ。
2つ目の仕事は年収500万円。
給料がよかったので二つ返事でOKを出し、派遣会社に登録した後に、顔合わせに行くことにした。
顔合わせでは、またやる気をアピールして「CCNAを取得後、CCNPを勉強中」ということを話すとすぐに受かった。
すぐに仕事が決まって働けるのは、派遣のいいところだ。
仕事は「プリセールスエンジニア」という職種だ。
営業はネットワーク機器の知識がまったくないので一緒に販売先へ行き、販売先のSEの質問に答えたり、メールなどで技術質問を受けてネットワーク機器の販売を促進する仕事だった。
「構築」などの上流工程を行うエンジニアと直接話しをするので、初めは覚えることが多く大変だったが、数カ月すると慣れた。
最初の仕事とは違い、会社にある実機を使って自分で設定することができたので、大変勉強になった。
残業もほぼなく、営業が意味のわからない時間にアポを入れない限りは、定時に帰ることができたのも良かった。
その後
わたしは単身者で元々生活費があまりかからない人間なので2年目で給料が上がっても、生活レベルは変えず、増えた給料は貯金に回していた。
毎月30万以上は貯金がしていたこともあって、30歳には貯金が1000万を超えた。
20代前半には貯金がゼロだったことを考えると大した進歩だ。
その後は貯金が2000万になるまで仕事を続けようか考えたが、途中で運よくネットの収入で生活できるようになったので、契約更新せずに仕事をやめて今は念願のセミリタイア生活をしているよ。
ネットで稼げなくなったらまたエンジニア派遣で働くつもりだ。
派遣エンジニアにおすすめのIT派遣会社
派遣会社は、どこで働くかがとても重要だ。
選んだ会社によって給料が大きく変わるからだ。
例えば2つ目の仕事でわたしは年収500万円だったが、同じ仕事をしていた別の派遣会社の人は、わたしよりも給料が大分安かった。
ネットワークエンジニアに限らず、エンジニア派遣は平均時給2000円を超えている稼げる職種だが、派遣会社の選び方を間違えると難しくなる。
『 エン派遣 』三大都市圏の募集時平均時給レポート(2018年8月度) | エン・ジャパン(en-japan)
わたしが実際に登録してお世話になった派遣会社を厳選して紹介している。
エンジニア派遣に興味がある人は、ぜひ参考にしてね。
パーソルテクノロジースタッフ
「パーソルテクノロジースタッフ」は、大手派遣会社のインテリジェンスとテンプスタッフテクノロジーが統合してできた会社だ。
わたしは統合する前から、この2つの派遣会社に登録していた。
「パーソルテクノロジースタッフ」は、ITエンジニア派遣の求人数が一番多く、高単価な案件が多いのでおすすめだ。
2019年4月からは交通費も支給されるようになったので、正に最強。
エンジニア派遣で働きたいと考えているなら、まず一番最初に登録するといい。
わたしが登録した頃と違い、Web上で簡単に登録できるようになっているのも良い点だ。
ただし登録後、マイページから希望条件や職務経歴書などを入力しないと案件が表示されないので登録したらマイページからきちんと登録をすませておこう。
それ以外のエンジニア向けのおすすめ派遣会社は「派遣エンジニアにおすすめのIT派遣会社!」にまとめてあるので参考にしてね。
未経験からネットワークエンジニア派遣で稼ぐ方法まとめ
未経験でもエンジニア派遣で高収入を稼ぐステップは以下の通りだ。
- きちんとした派遣会社から仕事を見つける
- 派遣で経験を積む
- 働きながら知識を身につける
「派遣」と聞くとあまりいいイメージを持っていない人もいるが、業界で働く入り口としてはおすすめだ。
未経験からIT業界で働きたい人は、まずは派遣で業界にはいり、働きながらスキルアップしていくのが一番近道だ。
エンジニア派遣なら未経験でも手順を踏めば、高い収入を得ることができる。
技術職なので、そのまま正社員になる人も結構多い。
わたしの周りでも派遣から働いて、そのまま派遣先の正社員になる人もちらほらいた。
ネットワークエンジニアはあまり聞いたことのない職種かもしれないが、インターネットなどのネットワーク通信は必須のインフラだ。
プログラミングに比べると、学んだ技術も長く使うことができるのでコスパがいいよ。
人生は少しの行動で変わる
わたしは、20代前半は日本と海外を往復していてろくに働いてなかったし、その後日本に戻っても、仕事が見つからず何年もフルタイムのフリーターとして働いていたので、職歴はゼロのままという情けない状態だった。
20代後半になり、このままではまずいだろうと真剣に考えた結果、派遣エンジニアで働くことに決めた。
派遣であれば間口が広く採用されやすいので、職歴ゼロで全くの未経験である自分でも働ける可能性が高い。
それに派遣エンジニアは元々時給が高く、平均時給が2,000円を超えているという事実も、今まで安い時給で働いていた自分にとってはかなり魅力的だった。
数年働いてしっかりとスキルを身につければ、フリーランスとして独立の道も拓ける。
本当に仕事を紹介してもらえるか不安だったが、派遣会社の登録に行ってみると、思いのほか簡単に仕事を紹介してもらえ、派遣エンジニアの仕事をスタートできた。
あまり働くのは好きではないが、それでも2年目には年収500万を稼げるようになり、20台前半はゼロだった貯金が、30歳には1,000万を超えることができた。
最初は不安だったけど、今では派遣エンジニアで働いてよかったと思っている。
もしコールセンターを辞めた時に、何も行動せずにズルズルとフリーターを続けていたら、半分以下の収入しか稼ぐことができずフリーターのままだっただろう。
派遣エンジニアという働き方には感謝しているし、もっと早めに行動すればよかったと少し後悔もした。
この時の経験はわたしに「ほんの少し行動するだけで、生活は大きく変わるものだ」と教えてくれた。
派遣エンジニアは誰でも働くことができる。
まともに働いた職歴のないフリーターの自分でも、きちんと働いてしっかりとお金を稼ぐことができたのが何よりの証拠だ。
もし派遣エンジニアに少しでも興味があるなら、Web上での簡単な派遣登録だけでもしておくといいよ。