こんにちは友幸(@humberttomoyuki)です。
わたしはアルバイトで食いつなぐフリーターから職歴無しで派遣社員として働いた。
派遣社員はあまり良い印象がないことも多い。
働く前は「派遣社員って実際どうなんだろう」と思っていたが、実際に働いてみると、アルバイトよりも断然楽で給料もよかった。
この記事では派遣社員は楽でおすすめな理由を紹介するよ。
派遣社員は楽で満足度も高い
派遣社員ははっきりいって楽だ。
派遣社員はワークライフバランスがよく満足度が高いという調査結果もある。
エン・ジャパンのワークライフバランスの満足度調査では、8年連続で派遣社員の満足度が1位だった。
ワークライフバランスの満足度がもっとも高い雇用形態は? 第1位は8年連続で「派遣社員」。最下位は「正社員」
2018年の同じ調査では契約社員が僅差で1位になったが、派遣社員は2位、正社員は最下位という結果になっている。
正社員の満足度は最低
派遣社員の満足度が高いのに比べて、満足度が低いのは正社員だ。
正社員のワークライフバランスの満足度が低い原因は「労働時間の長さ」だ。
正社員は労働時間が8時間以上の人が全体の7割、労働時間が9時間以上の人が3割と他の雇用形態に比べて労働時間が圧倒的に長い。
そのため正社員のうち6割以上が仕事の量を減らせば、ワークライフバランスが改善すると回答している。
正社員とは逆にアルバイトの半数近くはワークライフバランスを改善するためには「仕事の割合を増やしたい」と回答している。
アルバイトは、雇用側の都合でシフトが組まれるので、希望を出しても働けない場合が結構ある。
アルバイトはもともと時給も高くはないので給料が少ない。
そのため労働時間を増やして、給料が増えれば満足度が上がると考えているようだ。
派遣社員が楽な5つの理由
- 定時で帰れる
- サービス残業がない
- 給料は正社員並に高い
- 仕事が楽
- 責任が大きくない
定時で帰れる
派遣社員は、残業のない職場を選べば定時ですぐに帰ることができる。
無駄な残業をせずにすむので、プライベートを充実させることができる。
わたしの派遣の同僚はジョギングが趣味だったので、 いつも仕事が終わる5分前から帰る準備をはじめて時間になるとすぐに帰っていた。
わたしも派遣社員で働いていたときは、仕事が終わってから週3、4日ジムに通っていた。
派遣社員は仕事を始める前に、派遣会社のコーディネーターから職場の平均残業時間を知ることができる。
がっつり働きたい人は残業時間が多い職場で、残業手当をもらうことができるし、プライベートを大切にしたい人は残業のない職場を選ぶといいだろう。
サービス残業がない
残業する必要がある場合でも派遣社員は、正社員と違いサービス残業をする必要がない。
もちろん正社員であっても働いた部分はきっちりと残業代を支払われるのが普通だ。
サービス残業は違法だからだ。
しかし実際に働いている正社員の多くはサービス残業が当たり前になっていることが「本当に」多い。
先輩や上司など周りがサービス残業をしているので自分だけ残業代を請求するのは、現実的にとても難しいだろう。
結局、タイムカードを押したり退勤処理をしたあとも、終わらない仕事をするために残業をすることになる。
そして働いているうちに徐々にサービス残業をするのが当たり前になっていき、サービス残業がおかしいと思わなくなっていく。
「正社員=サービス残業は仕方ない」というよくわからない価値観ができあがっているが、それはサービス残業をしている正社員が多数派だという証拠だ。
派遣社員なら残業代が問題なくきっちりと支払われる。
もしも就業先で正社員のサービス残業が当たり前になっている場合でも、派遣社員の残業代はきちんと支払われるようになっている。
なぜかというと、派遣会社という第三者が就業先と派遣社員の間にはいるからだ。
会社という閉鎖的な空間では同じ環境に長年いた人間しかいないので、サービス残業というおかしなことが常態化する。
そこに第三者の派遣会社が間に入ることでサービス残業を許さず、きちんと働いた分は給料として支払われるようになっている。
わたしが派遣で働いていたときはどこも5分単位で残業代と申請することができた。
万が一、就業先にサービス残業を強要されるのであれば、派遣会社のコーディネーターに相談することもできる。
給料は正社員に劣らず高い
派遣社員の給料は時給であることが多いがアルバイトに比べると時給が高い。
リクルートジョブズの調査によると、東京、名古屋、大阪の3大都市圏の平均時給は1,639円となっている。
2018年10月度 派遣スタッフ募集時平均時給調査 三大都市圏の10月度平均時給は1,639円 | プレスルーム | リクルートジョブズ
また派遣社員の中でも派遣エンジニアの時給は一番高く、平均時給2,000円以上となっている。
時給2,000円あれば、月に22日働けば35万以上の給料になる。
正社員の平均年収は400万といわれているが、月35万あれば年収420万なのでそれ以上稼ぐことができる。
実際わたしは職歴なしの未経験から派遣エンジニアで働いていたが、2年目で年収500万以上稼ぐことができた。
ネットワークエンジニア派遣は未経験でも高収入!2年で年収500万を稼いだ方法
IT業界自体の給料がもともと高いのでこれくらいは普通のことだ。
エンジニアであればきちんとスキルアップしてフリーランスになれば数年後に1000万以上稼ぐことも可能だ。
もちろん派遣社員は交通費が出ないなど正社員に比べてデメリットもある。
超絶ホワイトの大手企業の正社員の方がもちろん待遇はいいだろう。
しかし働きやすさと給料の高さを考えると、アルバイトやブラック企業の正社員で働くよりも良い選択だといえる。
特にアルバイトよりも時給が圧倒的に高いので、もしフリーターで働いているなら派遣会社に登録して働いたほうがいい。
時給1,000円のアルバイトが時給2000円と同じ給料を稼ごうと思ったら、ダブルワークなどをして労働時間を倍にするしかない。
それよりも時給の高い仕事で働いたがほうが効率がいいし、はるかに楽だ。
仕事が楽
派遣社員は正社員に比べて仕事が楽だ。
わたしが未経験ではじめて派遣エンジニアで働いた時は時給1,800円の仕事だったが、めっちゃ楽だった。
仕事の内容自体もとても楽で、決まった時間以外はほとんどやることがない。
その時はネットをみる、他の派遣社員と雑談、資格の勉強をループしてやっていた。
他の人もスマホを見て時間を潰していた。
わたしは一生この仕事でいいと本気で思った。
また基本的に派遣社員は、正社員に比べて楽な仕事をふられることが多い。
特に残業のない定時で終わる仕事の場合、時間内に余裕を持って終わらせられる仕事を割り振られる。
正社員だと一人で仕事を抱え込むことも多いが、就業先の社員や他の派遣社員に聞けばいいので、そんな心配もない。
特に派遣社員が多い会社の場合、マニュアルがあったり周りの派遣社員に聞くこともできる。
こういうところは時間内に仕事が終わらない場合も、引き継ぎをするなどの体制ができている。
もちろんこれは職場にもよるし、「忙しい仕事のほうが時間が経つのが早くていい」という人もいるだろう。
そういう人は残業があったり、自分のスキルより少し高いレベルの仕事をやるといい。
派遣は自分で働く仕事を選ぶことができるので、自分にあった仕事を見つけることができる。
責任が大きくない
派遣社員は正社員に比べると仕事が楽で、仕事の責任も大きくない。
派遣はほとんどの場合、就業先の社員の下に何人かの派遣社員が働くかたちになり、責任はその社員が負うことになる。
社員から振られた仕事をこなしていくことになるが、派遣社員は会社の従業員ではない。
仕事が遅れれば社員に上司のプレッシャーがかかることはあるが、派遣にはそのプレッシャーはかからない。
派遣社員が多いところでは、派遣の中でリーダーみたいな人がいて、その人が指示を出したり、仕事を教えてくれることもある。
バイトリーダーみたいなものだ。
わたしが最初の派遣で働いた時は派遣社員が10人以上いたので、派遣社員のなかでもリーダー的存在がいた。
わたしは最初のうちはその人にOJTでついて仕事を教えてもらった。
ただ仕事を教えてもらってはいたが、上司ではないので上下関係などはない。
同じ会社の先輩後輩みたいな感じなのでとても気楽だ。
まとめ:派遣社員は楽
派遣社員はアルバイトりも給料が高いし、正社員のように長時間労働をしなくてもいい。
アルバイトのように無理をして長時間働かなくてもいいし、正社員に比べて自分で労働時間をコントロールできるのでワークライフバランスの満足度が高い。
特にわたしのようにフリーターで働いていた人、ブラック企業で働いている人は派遣で働くほうがおすすめだ。
派遣で高時給で働きたいと考えているなら、エンジニア派遣がおすすめだ。
業界の給料が高いので未経験でもいきなり高時給を稼ぐことが可能だ。
エンジニアといっても実はそんなにハードルは高くない。
派遣であれば簡単に働くことができるよ。
おすすめの派遣会社は以下の記事を参考にしてね。
派遣エンジニアはおすすめの働き方
わたしは、20代前半は日本と海外を往復していてろくに働いてなかったし、その後日本に戻っても、仕事が見つからず何年もフルタイムのフリーターとして働いていたので、職歴はゼロのままという情けない状態だった。
20代後半になり、このままではまずいだろうと真剣に考えた結果、派遣エンジニアで働くことに決めた。
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派遣であれば間口が広く採用されやすいので、職歴ゼロで全くの未経験である自分でも働ける可能性が高い。
それに派遣エンジニアは元々時給が高く、平均時給が2,000円を超えているという事実も、今まで安い時給で働いていた自分にとってはかなり魅力的だった。
数年働いてしっかりとスキルを身につければ、フリーランスとして独立の道も拓ける。
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本当に仕事を紹介してもらえるか不安だったが、派遣会社の登録に行ってみると、思いのほか簡単に仕事を紹介してもらえ、派遣エンジニアの仕事をスタートできた。
あまり働くのは好きではないが、それでも2年目には年収500万を稼げるようになり、20台前半はゼロだった貯金が、30歳には1,000万を超えることができた。
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最初は不安だったけど、今では派遣エンジニアで働いてよかったと思っている。
もしコールセンターを辞めた時に、何も行動せずにズルズルとフリーターを続けていたら、半分以下の収入しか稼ぐことができずフリーターのままだっただろう。
派遣エンジニアという働き方には感謝しているし、もっと早めに行動すればよかったと少し後悔もした。
この時の経験はわたしに「ほんの少し行動するだけで、生活は大きく変わるものだ」と教えてくれた。
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派遣エンジニアは誰でも働くことができる。
まともに働いた職歴のないフリーターの自分でも、きちんと働いてしっかりとお金を稼ぐことができたのが何よりの証拠だ。
もし派遣エンジニアに少しでも興味があるなら、Web上での簡単な派遣登録だけでもしておくといいよ。
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