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フリーターがフルタイムで働くのは意味ない?正社員との年収比較とおすすめの働き方

フリーターがフルタイムで働くのは意味ない?正社員との年収比較とおすすめの働き方

こんにちは友幸(@humberttomoyuki)です。

 

わたしは20代のほとんどをフルタイムのフリーターとして過ごしてきた。

週6や週7で働いてさらに掛け持ちでバイトをしていたこともある。

フリーターは自由な時間働けるのが最大のメリットだが、フルタイムで働くとそのメリットはほぼなくなってしまう。

それならどうしてフルタイムでフリーターをやっていたのだろうか?

 

この記事ではフリーターフルタイムで働いてしまう理由や、フリーターと正社員の年収について紹介するよ。

フリーターがフルタイムで働いてしまう理由

フリーターがフルタイムで働いてしまう理由

フリーターの大きなメリット1つは、正社員に比べて自由な時間に働くことができるということだ。

夢や目標を追いかけるためにフリーターをなった人も多いだろう。

 

実際わたしがフリーターで働いていたときには周りに、バンドマンや劇団の役者、声優、小説を書いている人、難関試験の勉強をしている人、ピアノの先生、登山が趣味で長期休暇が必要な人など実に様々な理由でフリーターをしている人がいた。

自分の目標のために最低限の生活費だけは稼いで、他の時間は夢や目標のために使うという「夢追いタイプのフリーター」だ。

 

こういう人の場合アルバイトはあくまでサブで、目標とする本業がある。

しかし本業がうまくいっていないと「忙しいからシフトに入ってほしい」と頼まれた時に、「お金があったほうが生活が楽になるしいいか」とバイトのシフトを増やしてしまいかねない。

気がつけばフルタイムのフリーターになっていたということもよくあるパターンだ。

正社員の方が待遇が良いのはわかっているが面倒

同じフルタイムで働くのであれば、正社員で働いたほうがいいのはわかっている。

しかし正社員はフリーターのようにすぐに働けるわけではない。

何度かある面接のために時間を使い、やっと採用され正社員になれたとしても、働き先はブラック企業だったということもありえる。

 

大して給料が高くなくても、生活ができる収入があって、仕事もそこそこで、職場の人間関係が悪くなければ、ブラック企業で働くよりもフリーターで働いた方がいいからね。

基本的に人の脳は変化にストレスを感じ、嫌うようにできている。

  • ブラック企業の求人しかない
  • 面接が何度もあり面倒くさい
  • 未経験だからどうせい受からない

などの理由からしっかりとした就職活動をする気になれず、そのままフルタイムのフリーターとして働き続けてしまうことも多いだろう。

わたしがそうだった。

フリーターがフルタイムで時給1000円で働いた時の収入

フリーターがフルタイムで働いた場合どれくらいの収入がもらえるのか。

時給1000円で残業なしで働いた場合の給料を計算してみる。

  • 時給1,000円
  • 1日8時間
  • 週5日
  • 月20日

時給1,000円で8時間働くと、1日の給料は8,000円。

月に20日働いた場合、160,000円となる。

ここから社会保険料を引いていくと、月138,000円程度の収入となる。

この計算だと年収は192万ほどとなり、手取り年収は165万になる。

フルタイムで働いても年収200万以下になる。

 

サービス業の場合シフト制で週5で働くことが多いので、土日祝日関係ない事が多い。

その場合勤務日数が増える分給料は増えるが、土日祝日休みの人に比べて休みが少なくなる。

この計算は残業代も含まれていないので、ちゃんと残業代を支払ってくれる会社であればもう少し収入は増えるだろう。

 

今回は時給1,000円で計算しているが、それより少ない時給も普通にある。

実際わたしは最低賃金で働いていたこともある。

東京都では最低賃金が950円以上になっているので時給1000円以上のアルバイトも多いが、全国でみると時給1000円以下のアルバイトもまだまだ多い。

フリーターと正社員の年収比較

次に国税庁の「民間給与実態統計調査」からフリーターと正社員との給与を比較してみよう。

  フリーター 正社員
男女合計 175.1万円 493.7万円
男性 229.4万円 547.5万円
女性 150.8万円 376.6万円

平成29年分民間給与実態統計調査結果について|国税庁

 

フリーターの平均給与は約175万円と200万以下になっている。

正社員の平均年収は約500万なので半分以下になっているね。

 

次に年齢別の年収を比較してみる。

年齢別のデータは厚生労働省の「賃金構造統計調査」を利用して、グラフにしてみた。

フリーターと正社員の年収比較

賃金構造基本統計調査|厚生労働省

グラフを見てもらうと分かるが、正社員は年齢が上がるにしたがって右肩上がりに年収が上がっているが、フリーターの年収は年齢が上がっても変わらず200万程度で横ばいになっている。

 

厚生労働省の調査結果は国税庁の調査結果に比べると正社員の年収が低めなので、そこまで大きな差はできていないが、それでもグラフの違いは明らかだ。

同じフルタイムで働くなら正社員で働いたほうがいいいことがわかるだろう。

フリーターがフルタイムで収入を上げるのは限界がある

フリーターと正社員の年収比較

正社員とフリーターのグラフをみてもらえばわかるが、フリーターは年齢が上がっても基本的には給料が上がらない。

わたしがフリーターで働いていた時も一応査定があったが、頑張っても半年で時給が10円あがるという非常に低水準のレベルだった。

 

時給が10円上がっても、月の収入は1,600円しか増えない。

給料が上がらないよりは上がったほうがいいが、10円のために半年努力するのは非常に効率が悪いだろう。

 

アルバイトの時給は業界や職種である程度決まっているので、フリーターで収入を増やすには単純に労働時間を増やすしかない。

時給1000円で週6日で働けば月に24日働くので月収196,000円となる。

労働時間が増えた分、給料は週5で働いた時の1.2倍に増える。

 

フリーターでもダブルワークをしたりしてガンガン働き、正社員以上に稼いでいる人もいる。

しかし仕事の時給が上がらない限り、高い給料を維持するためには長時間働き続けないといけなくなる。

時間は万人に平等で有限だ。

1日は24時間しかないし1年は365日しかない。

自分の時間を切り売りしてお金を稼ぐよりも、時給を上げてお金を稼ぐことを考えたほうが結果的に楽だし良い結果になるよ。

アルバイトより時給が高い仕事で働こう

アルバイトより時給が高い仕事で働こう

先にも述べたが正社員の仕事は「ブラックな会社しか見つからない」「面接を何度も受ける必要があり、内定までに時間がかかる」「未経験だとハードルが高い」と考えている人も多いだろう。

 

そういう人は時給が高いエンジニア派遣で働くことを考えてみてはどうだろうか。

わたしはまともな職についたことのない職歴なしのフリーターだったが、思い切ってエンジニア派遣に登録して働いた結果、2年目には年収500万以上を稼ぐことができるようになった。

ネットワークエンジニア派遣は未経験でも高収入!2年で年収500万を稼いだ方法 

 

IT業界全体はもともと給料が高めなので、エンジニア派遣は平均時給が2000円以上と他の派遣に比べても高いのが魅力だ。

 

アルバイトで時給1000円で働いているなら、単純に収入が2倍になる。

残業まったくなしで月160時間働いた場合、月32万円稼ぐことができる。

同じ時間働くなら給料が多いほうがよくないだろうか? 

 

派遣であればサービス残業もなく、残業代もきっちりと支払われるのもいい。

下手なブラック企業の正社員になるくらいならエンジニア派遣の方がおすすめだ。

 

エンジニア派遣はなんだか難しそうなイメージがあるが、わたしのような職歴なしでまったくの未経験でも働くことができた。

いきなり正社員でエンジニアになるのは難しくても派遣であれば業界に入りやすく未経験から簡単に働くことができる。

IT派遣エンジニアなら未経験でも高額時給で働ける理由

 

派遣なので正社員のように面倒な面接もしなくていい。

IT専門の派遣会社に登録すれば、コーディネーターの人から未経験でも働ける仕事を紹介してもらえるよ。

派遣会社はパーソルテクノロジースタッフが大手で案件数が多いのでおすすめだ。

登録もWebサイトで簡単にできるので登録しておいて損はない。

 

わたしはフルタイムのフリーターで何年も働いていたが、エンジニア派遣で働いた後は、「どうしてもっと早くエンジニア派遣で働かなかったのだろうか」と後悔した。

フルタイムのフリーターはおすすめできない

フリーターでフルタイムで働いても給料は横ばいになり、長時間労働をしないと高収入を稼ぐのは難しい。

わたしは同じフルタイムで働くなら、スキルアップもできて平均時給も2,000円以上と高い派遣エンジニアで働くことをおすすめしている。

エンジニア派遣でスキルアップしながら数年働き、正社員かフリーランスとして働くのがおすすめだ。

 

おすすめのIT専門の派遣会社については「派遣エンジニアにおすすめのIT派遣会社5選!」にもまとめてあるので良かったら参考にしてね。

派遣エンジニアはおすすめの働き方

わたしは、20代前半は日本と海外を往復していてろくに働いてなかったし、その後日本に戻っても、仕事が見つからず何年もフルタイムのフリーターとして働いていたので、職歴はゼロのままという情けない状態だった。

20代後半になり、このままではまずいだろうと真剣に考えた結果、派遣エンジニアで働くことに決めた。

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派遣であれば間口が広く採用されやすいので、職歴ゼロで全くの未経験である自分でも働ける可能性が高い。
それに派遣エンジニアは元々時給が高く、平均時給が2,000円を超えているという事実も、今まで安い時給で働いていた自分にとってはかなり魅力的だった。

数年働いてしっかりとスキルを身につければ、フリーランスとして独立の道も拓ける。

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本当に仕事を紹介してもらえるか不安だったが、派遣会社の登録に行ってみると、思いのほか簡単に仕事を紹介してもらえ、派遣エンジニアの仕事をスタートできた。

あまり働くのは好きではないが、それでも2年目には年収500万を稼げるようになり、20台前半はゼロだった貯金が、30歳には1,000万を超えることができた。

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最初は不安だったけど、今では派遣エンジニアで働いてよかったと思っている。

もしコールセンターを辞めた時に、何も行動せずにズルズルとフリーターを続けていたら、半分以下の収入しか稼ぐことができずフリーターのままだっただろう。

派遣エンジニアという働き方には感謝しているし、もっと早めに行動すればよかったと少し後悔もした。

この時の経験はわたしに「ほんの少し行動するだけで、生活は大きく変わるものだ」と教えてくれた。

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派遣エンジニアは誰でも働くことができる。

まともに働いた職歴のないフリーターの自分でも、きちんと働いてしっかりとお金を稼ぐことができたのが何よりの証拠だ。

もし派遣エンジニアに少しでも興味があるなら、Web上での簡単な派遣登録だけでもしておくといいよ。

>>一番おすすめの派遣会社パーソルテクノロジースタッフをみてみる