こんにちは友幸(@humberttomoyuki)です。
仕事用の合成皮革の革靴のかかと部分が裂けてきたため、かかとをケアするべく以前100均一で靴べらを購入した。
ダイソーで100均の靴べらを買ってきた! ステンレス製で携帯できるキーホルダー型短へら! - ハンバート友幸の庭
これで、かかとのケアもばっちりだと思っていたのだが、世の中そんなに甘くない。
その後もとどまることを知らない勢いで合皮の革靴は裂けていく。
限界を越えて新たなステージに上がりつつあったので、しぶしぶ新しく革靴を購入することにした。
「やっぱり革靴は本革だよね」ってことで、新しく購入する革靴は合皮ではなく本革の靴で探してみたよ。
そのほうが長く使えそうである。
いろいろな革靴をみて探してみた。
最終的にコスパがよさそうな革靴を買ってみたので紹介するよ。
1万円以下で買える安い革靴
購入したのは、ユナイテッドアローズ グリーンレーベルのプレーントゥシューズだ。
わたしが買ったときは定価で税込み9936円だった。
1万円を切る良心的なお値段である。
説明不要かもしれないが「グリーンレーベル」は多数のセレクトショップを展開しているユナイテッドアローズの店舗形態の1つ。
セレクトした商品のほかに、ユナイテッドアローズ グリーンレーベルというオリジナル製品を店舗で販売している。
今回購入した革靴はユナイテッドアローズ グリーンレーベルの商品だが、店舗では売っていない。
WEB限定で展開している革靴となる。
店舗に置いていない分在庫管理の手間が省けるためか、通常の価格よりも安くなっている。
おかげで1万円を切るという大変お手ごろな価格となっているわけである。
安い! グリーンレーベルの革靴のディテール
購入したグリーンレーベルの革靴を紹介していくよ。
素材はガラスレザーとなっていて、表面に光沢がある。
靴のかたちは外羽根のプレーントゥシューズ。
トゥの部分に装飾もなく大変シンプルなデザインになっている。
つま先に切り替えのあるストレートチップの革靴や、内羽根(靴紐を通す足の甲のパーツの縫い代がつま先のパーツの下に重なるデザイン)の靴はフォーマルに寄りすぎてしまうのでカジュアルでは使いにくい。
外羽根のプレーントゥシューズであれば、カジュアル、ビジネス両方のシーンで使うことができるんで、幅広い範囲で活躍できる。
オーソドックスな分、使い勝手が良く、守備範囲が広いのが良いところだ。
次に、革靴のディテールを見ていこう。
靴ひもを通す部分は、表にハトメは使用しておらず、裏ハトメはニッケルを使用している。
価格は安いが、実はメイドインジャパン。
てっきりメイドインチャイナやバングラディッシュとかだと思ったが、違ったようだ。
ソールはゴムになっている。
レザーソールのほうが高級感があるが、雨の日は滑りやすいなどのデメリットもある。
1万円という安い価格帯の革靴の場合、ソールはほぼゴムソールだろう。
ソールに周囲を一周するように、ステッチが走っている。
このステッチが実際に革靴のインソールを貫通していれば、マッケイ式(イタリアの靴に多い)になる。
ただこういうステッチは見た目を整えるために、最初からソールについている場合も多い。
なんちゃってマッケイってやつだ。
その場合は、靴底とアッパーを接着剤でくっつけただけの「セメンテッド方式」という製法になる。
スニーカーと一緒だね。
マッケイの底縫いは機械があれば一瞬で終わるのでそこまで手間はかからないが、工賃がいくらかかかる。
その辺は価格との折り合いである。
価格的に底縫いをやっているか微妙なところだがどうだろう。
サイズは8h(26.5cm)を購入した。
以前の革靴は26cmだったのだが、以前の靴に比べてワイズが細いようなので26.5cmにした。
靴はサイズ間が大事なのでいくつかのサイズを必ず試着しよう。
AmazonやZOZOは靴などの商品は着払いで返品できるので、いくつかのサイズを注文していらないものだけ返品するのがおすすめ。
革靴の結び方を変更する
グリーンレーベルの革靴は届いたときは靴紐の結び方がシングルという結び方になっている。
横一直線に靴紐が走っている革靴にオーソドックスな結び方である。
ただ、この結び方だと靴紐を緩めたりするのに手間がかかる。
わたしは甲が高いので、シングルのままだと革靴を履くときもとても履きにくい。
というわけで、結び方をオーバーラップに変更する。
オーバーラップは靴紐を靴穴の上から交互に通していく結び方。
スニーカーは靴紐を靴穴の下から上に通すことが多いが、その反対バージョンである。
オーバーラップは、長距離を走るときなどに使用される結び方。
きつく締め付けすぎず、程よいフィット感で履ける。
この結び方だと、靴を履くときも断然履きやすくなる。
革靴を買ったばかりでまだ足になじんでいないときなどもこの結び方はおすすめである。
これで革靴の準備は万全である。
グリーンレーベルの革靴のコーディネート例
グリーンレーベルの革靴はスーツにあわせることもできるが、休日のカジュアルな服装でも使用することができる。
オフでのコーディネート例を紹介するよ。
オリーブのワークシャツに濃紺のジーンズの組み合わせ。
全体的にカジュアルな服装でも、スニーカーではなく革靴をあわせることでカジュアル過ぎない服装にすることができる。
ベージュのショートコートにツイードのパンツの組みあわせ。
先ほどのコーディネートよりも大人っぽい雰囲気。
スラックスでも素材をツイードなどの糸が太目な素材にすることで、カジュアルな雰囲気にすることができるよ。
ダークグレーのステンカラーコートにスキニーパンツを合わせたコーディネート。
全体をダークトーンでまとめて、黄色のストールをアクセントに使っている。
暗い色の服しか持っていなくても、差し色のストールを用意すれば完成するので、真似しやすい。
他におすすめの安い革靴
今回購入した革靴よりもさらに安い革靴を探している人におすすめの革靴を紹介しておくよ。
それはロスコのポストマンシューズだ。
こいつはわたしも以前所有していた革靴だ。
ロスコは軍もののレプリカを作っているアメリカのブランド。
ロスコのOXFORD(オックスフォード)は7000円以下の低価格ながら、本革を使用している革靴で、コスパが圧倒的に高い。
しかもトリッカーズなどの高級靴で使用されている製法の「グッドイヤーウェルテッド製法」で作られている。
シルエットは、グリーンレーベルの革靴よりもぽってりとしたシルエットで、まさにポストマンシューズといった感じ。
シルエットがややカジュアル寄りだが、十分スーツと一緒に使用できる。
実際わたしはスーツと合わせて履いていた。
サイズは幅広につくられている。
わたしの場合、26㎝でちょうどよかったよ。
より安い本革の靴を探している人はこちらもおすすめだ。
まとめ:コスパの高い安い革靴
グリーンレーベルの革靴は、本革ながら1万円以下の価格で購入できるので、大変お得。
WEB限定の商品なので、ショップに置いていない。
実店舗では試し履きができないので、Amazonの返品送料無料サービスなどをうまく利用するといいよ。
Amazonを利用するなら、Amazonプライムがおすすめ。
お急ぎ便で注文すると、だいたいの商品は翌日には商品が到着したので便利だよ。
1ヵ月無料で利用できるので、試してみるといい。
安い革靴を探している人は候補のひとつにぜひどうぞ!
ビジネス、カジュアル両方に使えるよ。
関連記事