こんにちは友幸(@humberttomoyuki)です。
派遣エンジニアは未経験でも働きやすいので、他業種からITエンジニアとして働くステップアップとしておすすめだ。
わたしも完全未経験でフリーターから派遣エンジニアとして働くことができた。
しかし派遣の場合、正社員とは違い契約期間が決まっていて、基本的には3ヶ月毎の契約となる。
期間が決まっていることはフレキシブルに働くことができるという派遣のメリットでもあるが「雇用が不安定なので将来が不安」という意見もあるだろう。
この記事では、「派遣エンジニアは気になるけど、派遣エンジニアの将来性ってどうなの?」と考えている人のために「派遣エンジニアの将来性は明るいのか?」について詳しく紹介するよ。
派遣エンジニアの将来は明るい2つの理由
結論から言うと派遣エンジニアの将来は明るい。
理由は以下の2つだ。
- IT業界全体の将来性が明るいから
- 未経験でも手に職をつけることができる
IT業界全体の将来性が明るいから
派遣エンジニアの将来性の話をする時に重要なのが「IT業界全体の将来性が明るいのか」という点だ。
当たり前だが業界全体の将来性が暗ければ、関連した職種の将来性も暗くなる。
例えば出版業界などは長年不況だといわれている。
活字離れといわれて久しいが、誰もがネットで簡単に情報を調べられるようになったので、本を買わなくなったり、読まなくなっている。
漫画や雑誌などの売上も昔に比べると大幅に減っている。
本屋なども、アマゾンなどのネットショップや電子書籍の影響で厳しい状況に置かれている。
日本は少子高齢化が最も進んでいる国といわれているので、今後も市場規模の縮小は避けられないのが現実だ。
そんな中にあってIT業界の将来性は明るい。
理由は単純で、ITはもはやなくてはならない「インフラ」だからだ。
インフラは「電気、ガス、水道」のような生活になくてはならない基盤のことだ。
今では「ネット、スマホ」などもインフラといって差し付けないだろう。
更にクラウド、フィンテック、IoT、ビックデータなどのIT技術を使った新しいサービスが普及しはじめている。
今後もIT技術がわたしたちの生活に浸透していき、それに伴いIT業界の仕事が増加していく。
IT業界全体の将来性は明るいということは、ITエンジニアの将来も明るいということだ。
未経験でも手に職をつけることができる
派遣エンジニアの将来が明るい第2の理由は、エンジニアのスキルを身につけることができるからだ。
「派遣エンジニアだとスキルが身につかないんじゃないか」という意見もあるけど、実際はそんなことはない。
確かに派遣は、派遣先企業の正社員をリーダーにして、その下に派遣社員がつくことになるケースが多い。
そのためPM(プロジェクトマネージャー)などの責任が重い管理業務は、派遣先の正社員が受け持つことになるので、派遣エンジニアでは難しいだろう。
しかしエンジニアのスキル自体は、実際に現場で動くことができるので、十分身につけることが可能だ。
正社員が抱えがちな、会議の参加や資料作成など「これ意味あるの?」みたいな雑務をしなくてすむ分、自分の業務に集中して働くことができるという利点もある。
また「今の職場でもう学ぶことがないな」と感じたら、スキルアップのために別の案件に参画することも容易だ。
正社員は会社の都合優先されるので、自分で仕事を選ぶことは難しいが、派遣エンジニアは自分で働く仕事を選ぶことができる。
派遣エンジニアは、PMなどの管理職を目指すのには不向きだが、エンジニアの実践的なスキルは十分身につけることができるので安心してほしい。
派遣エンジニアの将来の3つのキャリア
派遣エンジニアの将来のキャリアを考えると、3つの道がある。
- 派遣エンジニアを続ける
- 正社員に転職する
- フリーランスになる
派遣エンジニアを続ける
1つ目は派遣エンジニアを続けるということだ。
「派遣エンジニアは不安定だという話なのに、派遣エンジニアを続けるってどういうこと?」と感じた人もいるかも知れないが、聞いてほしい。
派遣エンジニアを続ける理由は単純で、派遣エンジニアは、ワークライフバランスが超絶にいいからだ。
派遣エンジニアは、サービス残業もないし、転勤もない。
仕事内容も選べるし、仕事の責任も薄いので楽。
わたしも派遣エンジニア1年目の仕事が楽すぎて、一生この仕事でいいと考えたくらいだ。
派遣エンジニアは平均時給2,000円以上あるので、経験が浅くても年収400万程度なら簡単に稼ぐことができる。
田舎だと正社員でも年収400万に全然届かないこともザラなので、生活にも全然困ることもない。
派遣の中で給料が高いので、派遣で事務職をしている女性にもおすすめだ。
女性に派遣エンジニアがおすすめな4つの理由と気をつけるポイント
「年をとっても働けるのか」という疑問もあるだろうが、実際わたしが一緒に働いた派遣社員の中には40歳以上の人も何人かいた。
結婚もしていて、奥さんは専業主婦の人もいたので、十分生活していけるだろう。
- ライフワークバランスを重視しつつ、そこそこの給料を得たい
- まったりと生きていきたい
と考えるなら、派遣エンジニアを続けるという選択肢もありだ。
正社員へ転職する
2つめは派遣エンジニアである程度経験を積んでから正社員へ転職するという王道パターンだ。
ITエンジニアは、未経験だと他業種からの転職が難しいが、実務経験が数年あれば求人の幅が広がり、一気に採用される可能性があがる。
そのため業界に入るためのステップアップとして派遣エンジニアを使い、正社員のしごとを得るというパターンだ。
正社員へ転職する場合「紹介予定派遣」を利用するという手もある。
紹介予定派遣は、数カ月間派遣社員として働いた後に、正社員として雇用される派遣のことだ。
派遣社員の間にお試し期間として、実際に企業で働くことができるので、「入社したら考えていた内容と違っていた」というミスマッチを防ぐことができる。
フリーランスになり独立する
3つ目はフリーランスとして働くという方法だ。
個人的には、派遣エンジニアを経験した後はフリーランスになるのが一番おすすめだ。
理由は単純で、単価が高く大きく稼げるからだ。
例えば、大手フリーランスエージェントの「レバテックフリーランス」を利用しているフリーランスの平均年収は862万だ。
一ヶ月あたり約72万円稼げることになる。
メリットだけでなく、フリーランスは福利厚生がなくなってしまうというデメリットがあるが、その点を差し引いても十分な金額を稼ぐことができる。
単価が高いので、新卒でいきなりフリーランスになる人もいるくらいだ。
経験年数が浅くてもきちんとスキルを身につけておけば、月60万程度稼げる。
派遣エンジニアを数年経験した後は、フリーランスエージェントに登録してフリーランスになるのがおすすめだ。
レバテックフリーランスについては「レバテックフリーランスの評判は?特徴やデメリットを解説!」で詳しくまとめてあるので、良かったら参考にしてね。
派遣エンジニアはスキルを身につける期間
派遣エンジニアで働く時は「スキルを身につける」ことを意識して働こう。
スキルが身につけば簡単に次の仕事が見つかることができるからだ。
派遣エンジニアの中には、わたしが未経験1年目に働いたような簡単な仕事を続ける人も多い。
それはそれでありなのだが、あまりスキルは身につかない。
派遣エンジニアを入り口にステップアップして、正社員やフリーランスを目指すなら、「スキルを磨くこと」を意識して案件を選んだほうがいい。
フリーランスは、どのスキルの実務経験が何年あるのかという「スキルシート」を作成し、それでほぼ仕事の単価が決まる。
正社員を目指す場合でも、業務で使うスキルの実務経験は必須だ。
エンジニアの場合、経験年数が多くても仕事で使うスキルが身についてないければあまり意味がない。
逆にスキルが身についていれば、年齢や雇用形態に関係なく、稼ぐことができるようになる。
スキルがあればどんな雇用形態でも稼ぐことができるので、あまり雇用形態にこだわる必要もなくなる。
派遣エンジニアの将来は明るい
派遣というとイメージが悪い派遣エンジニアの将来が明るい。
理由は以下の2つだ。
- IT業界の将来が明るい
- 未経験からスキルを身につけることができる
派遣エンジニア自体も給料が高く、経験が浅くても年収400万程度は楽に稼ぐことができる。
実際わたしも未経験から2年目には年収500万程度は稼ぐことができた。
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またエンジニアはフリーランスエージェントがあるので、他業種に比べてフリーランスを目指しやすいのも特徴だ。
フリーランスになれば単価が一気に上るので年収800万程度は狙うことができる。
個人的には、派遣エンジニアで数年働いた後に、フリーランスとして働くのがおすすめだ。
- 派遣エンジニアで数年働く
- スキルアップする
- フリーランスとして働く
わたしがフリーターから派遣エンジニアになったのも「将来が不安なので手に職をつけたい」「でも収入が高いほうがいい」という理由が大きかった。
売り手市場で、未経験からでも働きやすいので、わたしと同じように「将来が不安なので手に職をつけたい人」や「エンジニアに興味がある」人は派遣エンジニアに登録してみるといい。
Webのオンライン登録で簡単に登録可能だ。
派遣エンジニアにおすすめの派遣会社は以下の記事を参考にしてね。