こんにちは友幸(@humberttomoyuki)です。
モンベルの「バーサライトジャケット&パンツ」は、軽量なレインウェアで、登山やアウトドアに持っていくと活躍するアイテムだ。
今回バーサライトパンツを購入したので、モンベルのレインウェア「バーサライトジャケット」とパンツについて紹介するよ。
モンベル「バーサライトジャケット&パンツ」とは
モンベルのバーサライトジャケット&パンツは、モンベルの超軽量レインウェアだ。
もともとバーサライトジャケット&パンツは軽量なレインウェアとして知られているが、素材や仕様がアップデートして新しく登場した。
防水透湿性素材には「ゴアテックス インフィニアム™ ウインドストッパー® ファブリクス」が使われていて、旧モデルと比較してよりも軽量化に成功し、透湿性、耐水圧ともに上がっている。
また表面は、超軽量な「10デニール・バリスティック エアライト®ナイロン・リップストップ」を使用している。
これはモンベルのバッグなどにも使われている軽量で丈夫なリップストップナイロンだ。
旧モデル表面に15デニールの生地を使っていたので、ここでも軽量化が図られている。
バーサライトジャケットのスペック
- 商品名:バーサライトジャケット
- 定価:14,600円
- 表地:10デニール・バリスティック エアライト®ナイロン・リップストップ
- 防水透湿性素材:ゴアテックス インフィニアム™ ウインドストッパー® ファブリクス
- 重量:134g
- 耐水圧30,000mm以上
- 透湿性43,000g/m2・24hrs
バーサライトパンツのスペック
- 商品名:バーサライトパンツ
- 定価:9,500円
- 表地:10デニール・バリスティック エアライト®ナイロン・リップストップ
- 防水透湿性素材:ゴアテックス インフィニアム™ ウインドストッパー® ファブリクス
- 重量:83g
- 耐水圧30,000mm以上
- 透湿性43,000g/m2・24hrs
モンベルのバーサライトの特徴
1.モンベルの中で一番軽量なレインウェア
モンベルのバーサライトジャケットは、134gの超軽量ジャケットだ。
モンベルの他のレインウェアの中と比較しても一番軽いレインウェアになる。
- バーサライトジャケット:134g
- トレントフライヤージャケット:179g
- ストームクルーザージャケット:254g
- レイントラッカージャケット:255g
- レインダンサージャケット:335g
バーサライトの旧モデルと比較してもより軽量になっている。
バーサライトジャケット
- 現行モデル:134g
- 旧モデル:168g
バーサライトパンツ
- 現行モデル:83g
- 旧モデル:93g
付属のスタッフバッグに入れれば、ジャケットは「直径6cm 奥行き12cm」、パンツは「直径6cm 奥行き9cm」に収納することができる。
どちらもコンパクトに収納できるので、バッグの中にいれておけば雨が降った時にサッと羽織ることが出来る。
もちろん軽量であるということはそれだけ色々な機能が省いてあるということなので、ただ軽ければいいというわけでもない。
しかし登山やアウトドアでレインウェアの携行は必須なので、できるだけ軽いほうが移動中の負担が少なくなる。
2.透湿性、耐水圧が高い
バーサライトジャケットは、旧モデルと比較すると30gほど軽量化に成功しながらも透湿性や耐水性は以前よりも高くなっている。
現行モデル
- 耐水圧30,000mm以上
- 透湿性43,000g/m2・24hrs
旧モデル
- 耐水圧20,000mm以上
- 透湿性8000~20,000g/m2・24hrs
これは防水透湿性素材を「ドライテック®」から「ゴアテックス インフィニアム™ ウインドストッパー® ファブリクス」に変更したおかげだ。
耐水圧は10,000mm以上あれば問題ないといわれているので、どちらのモデルでも十分だろう。
注目したいのは現行モデルは旧モデルと比べて透湿性が2倍以上の数値になっている点だ。
雨の中でレインウェアは着ていると、雨と汗でどうしてもレインウェアの中が蒸れてくるので、透湿性が高いほうが雨の中でも比較的蒸れずに快適に過ごすことができる。
現行モデルは旧モデルに比べて透湿性が上がっているので、より蒸れにくくなっている。
3.値段が手頃
モンベルは国内メーカーなので、海外のアウトドアブランドに比べると全体的に値段が手頃だ。
バーサライトジャケットも定価14,600円と、アウトドアブランドのレインジャケットにしては手を出しやすい価格になっている。
- モンベル「バーサライトジャケット」:14,600円
- ノースフェイス「ストライクトレイルフーディ」:20,900円
- モンテイン「ミニマスジャケット」:27,000円
- アークテリクス「ノーバンSLフーディ」:46,200円
わたしが先日購入したノースフェイスのストライクトレイルフーディも、2万円程度と比較的手頃な値段ではあるが、バーサライトはさらに安い。
ノースフェイス「ストライクトレイルフーディ」レビュー【わずか110gのレインウェア】
100g台の軽量レインウェアを1万円台で購入できるのは、他社ブランドにはない大きな強みだろう。
パンツも定価9,500円と1万円を切る価格なので、両方合わせても3万円以内でレインウェアを揃えることができる。
4.縫製箇所を減らして防水性を高めてある
バーサライトジャケットは「K-Mono カット」という一枚の布を立体裁断で縫製する独自の縫い方で、縫い目を極力少なくしてある。
普通ジャケットは見頃と袖を別々に裁断して縫製するが、バーサライトジャケットは、見頃と袖がつながっていて、名前の通り着物のようなカッティングになっている。
着物のように脇の下に分量があるため動きやすく、縫い目が少ないことで水が侵入する箇所が減り、防水性が高まる効果がある。
またリュックを背負った時に、負荷がかかりやすい肩や腰の縫製箇所をなくすことで耐久性が向上するというよく考えられたカッティングになっている。
パンツも縫製箇所を減らすために、脇がつながっていて、膝裏の切り替えもダーツのようにして処理がしてあるよ。
モンベルのバーサライトジャケットの注意点
軽量化のためポケットがなくなっている
現行モデルのバーサライトジャケットは、軽量化のために旧モデルにあったサイドポケットがなくなっている。
ポケットに物を入れることが多い人は注意しよう。
モンベルオンラインショップでは旧モデルのバーサライトジャケットをアウトレットで買うことができる。
少し重量が重たくなるが、ポケットが欲しい人はこちらを選ぶといいだろう。
モンベル | アウトレット| バーサライトジャケット Men's
アウトレットなので値段も現行モデルよりも安く買うことができるので、性能にあまりこだわりがない人にもおすすめだ。
ジャケットのカラーリングが個人的に微妙
バーサライトジャケットには4つのカラーがあるが、どの色もジャケット本体と止水ファスナーの色が違い、ファスナーが本体よりも明るめのアクセントカラーになっている。
旧モデルにはワントーンのモデルがあったが、現行モデルにはシンプルなカラーリングのモデルがなくなってしまった(レディスにはシンプルなカラーリングもある)。
雨が降っている時も視認しやすいようにアウトドアウェアらしい派手めなカラーリングになっているようだが、個人的にはシンプルなワントーンのカラーリングが好みだ。
私がノースフェイスのストライクトレイルフーディを購入したのも110gとより軽量だったこともあるが、バーサライトジャケットに好みのカラーリングがなかったのも理由の1つだ。
モンベルのバーサライトジャケット&パンツまとめ
- モンベルで最軽量のレインウェア
- 耐水圧30,000mm、透湿性43,000g/m2・24hrs
- 他社に比べて値段がリーズナブル
- サイズはレインウェアなので大きめ
- ポケットが欲しい人は旧モデルを買おう
モンベル「バーサライトジャケット」は、超軽量なレインウェアだ。
値段もジャケットで1万円台、パンツは1万円を切る価格なので、他のアウトドアブランドよりもリーズナブルで手を出しやすい。
コスパがいいので、軽量なレインウェアが欲しい人におすすめだ。