こんにちは友幸(@humberttomoyuki)です。
山登りにいくときは長時間歩くので、水分補給が非常に重要になる。
山の中には水場がないこともあるので、必ず水を持っていく必要がある。
そんな時に便利なのがプラティパスのソフトボトルだ。
この記事では、プラティパスの特徴や洗い方、乾燥の方法について紹介するよ。
プラティパスとは
「プラティパス」は、水を入れるための柔らかいボトルを販売しているメーカーだ。
プラティパスのソフトボトルは、従来の水筒とは違い、水筒自体に柔軟性があり水の量によってかたちを変えることができる。
一見鍋の素や詰替え用シャンプーのような見た目をしているが、丈夫な作りで耐久性も高い。
またプラティパスの製品は、人体に影響があるといわれているBPA(ビスフェノールA)がはいっていない「BPAフリー」のプラスチック素材でできているため、安全性が高い。
プラティパスの5つの特徴
ペットボトル並みに軽量
プラティパスのソフトボトルは、2リットルで約36gとペットボトル並に軽い。
- 500ミリリットル:20g
- 1リットル:24g
- 2リットル:36g
アウトドアでよく使われているナルゲンボトルなどのプラスチックボトルは、1リットルで180g程度の重さがあるので、それらと比較するとかなり軽い。
もちろん普通の水筒に比べても非常に軽量だ。
コンパクトに収納できる
プラティパスは、ソフトボトルなので柔軟性が高く曲げることができる。
水の量が少なくなってきたら、空気を抜いていくことで小さくできるし、中身が空になった後は、クルクルと丸めて小さくコンパクトに収納できる。
従来の水筒は中身がなくなっても、水筒自体を小さくすることができなかったので、利用後は邪魔になりやすかった。
プラティパスのソフトボトルは、ペットボトル並みに軽い上に、水を使い終わった後は小さくなるので、キャンプや登山などのウォーターキャリーとして利用するのに最適だ。
耐久性も高い
プラティパスは薄いプラスチックでできているので耐久性が心配になるが、3つのプラスチックをラミネートしている3層構造になっているので、耐久性も高い。
わたしも最初は破けないか心配だったが、少々雑に扱っても問題ない。
ただし薄いので、1ヶ所に負荷がかかると破れてしまいやすい。
鋭利なものや岩場などは扱いに気をつける必要がある。
また折り目をつけてしまうと負荷がかかりそこから破れてしまいやすいので、丸めて収納するべきだ。
簡単な注意点さえ守っていれば、破けることはないのでガンガン使っても大丈夫だ。
耐久性が高いので、きちんと扱えば何年も使うことができる。
冷凍できる
プラティパスはボトルごと冷凍庫にいれておけば、そのまま冷凍することが可能だ。
プラティパス自体には保温、保冷性はないが、中の水を冷凍して持っていけば、夏でも冷たい水を飲むことができる。
夏のみ使用して約3年目になります。
今年も夏に半分凍らせて出かける前に残り半分に水等入れて持っていきます。
飲んだ最後には折りたたみ場所も取らないので便利です。
耐熱性もあり
プラティパスは冷凍するだけでなく、耐熱性もありお湯をいれることもできる。
公式の耐熱温度は90度になっているので過信は禁物だが、沸騰したお湯をいれたりそのままボイルしている人もいるので100度くらいまでは大丈夫なようだ。
耐熱性が高いので、寒い時はお湯をいれて湯たんぽのかわりとして使うこともできる。
プラティパスのにおいについて
ソフトボトルは最初のうちはボトルの匂いが水について変な味がすることがある。
プラティパスは他のソフトボトルと比べて匂いがつきにくいといわれているが、それでも完全に匂いがしないわけではない。
わたしが初めてプラティパスにいれた水を飲んだ時は、やはり普通の水と違った変な味がしてまずかった。
一応事前に何度か洗っておいたのだが、匂いは消えていなかった。
他のソフトボトルに比べるとましかもしれないが、プラティパスのソフトボトルも最初のうちは匂いがあるので注意しよう。
沸騰させたり、スポーツドリンク飲料の粉末を混ぜれば匂いがなくなるので、水の匂いが気になるなら、最初のうちは水のまま、飲まないようにするといい。
また匂いが付きやすいので、スポーツドリンクなど飲料水以外の以外のものを直接いれるのもあまりおすすめできない。
プラティパスの洗い方
プラティパスを使用した後は、プラティパスをきれいに洗っておこう。
わたしはプラティパスを使用した後は必ず洗っている。
- 中性洗剤を中にいれる
- 水やお湯をいれてよく振る
- 泡がなくなるまでよくすすぐ
洗い方は非常に簡単で、キッチンにある中性洗剤をいれてよく振り、あとは何度かすすぎをして完了だ。
中性洗剤をいれすぎると何回すすいでも泡がでてくる。
洗剤を少しいれただけでも十分泡立つので、洗剤の量は少なめにしておこう。
プラティパスの乾燥方法
プラティパスのソフトボトルは便利だが、ボトルの口が小さく中が乾かしにくいというデメリットがある。
普通に洗ってそのまま放置しておいても、中は全く乾かない。
1~2週間経っても中が乾いていないということもザラだ。
内部が乾かないと、雑菌が繁殖したりカビが生えたりする恐れがあるので、できるだけ早く乾かす必要がある。
水を入れたまま窓際に二日ほど放置していたらうっすらと緑色のものが・・生地が重なっている部分に藻が生えてました。
タオルや手ぬぐいをいれて乾かす
プラティパスは、口が狭くそのままだと乾かない。
早く乾かすために、手ぬぐいやガーゼなどの薄手の布を細く丸めて中に入れて乾かすといい。
布は中に入ればハンカチでもバンダナでもなんでもいいが、手ぬぐいが細長いので入れやすいはずだ。
パイル地のタオルだと厚みがあるので、中にいれるのが難しいだろう。
プラティパスに布をいれておくと、布が水を吸ってくれるので、すぐに乾かすことができる。
洗浄後は大きめのガーゼを細長く丸めてボトルに突っ込めば一晩で中が乾きます。
冷凍してしまうのもあり
乾燥させずに冷凍するのもありだ。
冷凍しておけば乾燥させなくても雑菌は繁殖しなくなるし、カビが生えることもない。
わたしもプラティパスのボトルを洗った後は丸めてゴムで固定して冷凍している。
プラスチックは匂いが移りやすいので、冷凍庫に魚や肉など匂いが移りそうなものがはいっている場合は、ジップロックにいれて密閉しておいたほうがいい。
プラティパスの種類
ソフトボトル
「ソフトボトル」は、プラティパスの定番商品だ。
シンプルだが、一番軽量なモデルなので、水を持ち運びできればいいのであればこのモデルを選ぶといいだろう。
わたしはこの2リットルタイプを使っている(以前、読者の方に送っていただきました。ありがとうございます)。
デュオロックソフトボトル
「デュオロックソフトボトル」は、ソフトボトルにカラビナがついているモデルだ。
キャップが片手で開けることできるフリックキャップになり、開け閉めが簡単になっている。
またキャップを取り外しすると口が広くなっているので、従来のソフトボトルに比べて乾きやすいという特徴がある。
またカラビナが持ち手としてついているのでソフトボトルに比べて持ちやすく、必要ならカラビナで何かに引っかけておくこともできるようになっている。
容量は0.75リットル、1リットル、2リットルの3種類だ。
ソフトボトルにはない0.75リットルがあるので、1リットルは多いけど500ミリリットルは少ない人にもおすすめだ。
唯一デメリットを上げるとすれば、キャップやカラビナがついている分、ソフトボトルよりも重量が増えている点だろうか。
プラティパスは使用後の乾きにくさが問題になりますが、これは飲み口を外せることで開口部がそこそこ広くなり通常のプラティパスと比べて通気性がよくなるため、乾きやすくなっています。また、カラビナ付きなのも非常に便利です。
プラティプリザーブ
「プラティプリザーブ」は、ワインをいれるためのボトルだ。
ワインは瓶が重たいので持ち運ぶのがネックになるが、プラティリザーブに移し替えれば他の飲料水と同じように持ち運びすることができる。
ワインをいれたあとで空気を抜いておくことで酸化を防ぐことができ、開封時の風味をそのまま保つことができる。
もちろんワイン以外のアルコールにも利用することができる。
一見ソフトボトルでも同じことができそうだが、プラスチックの容器はアルコールによって変質する恐れががあるので、アルコールを持っていきたい人は、ソフトボトルではなく、プラティプリザーブを選んだほうがいいだろう。
ホーサー
「ホーサー」はハイドレーションシステムを搭載したモデルだ。
本体にドリンキングチューブがついているので、バックパックの中にいれて歩きながら水分補給をすることができる。
別売りのキャップを購入すれば、ソフトボトルとして使うこともできる。
ビッグジップEVO
「ビッグジップEVO」は、「ホーサー」と同じようにハイドレーションシステムを搭載したモデルだ。
最大の特徴は、開口部のキャップを横にスライドすると、口を一気に開くことをできる点だ。
口が大きく開くので、一気に水を入れることができ、洗浄や乾燥も楽にできる。
その分重量は少し重たくなっているが、プラティパスの不便な点を解消して利便性を高めたモデルになる。
プラティパスまとめ
- 軽量でコンパクト
- ボイルや冷凍もOK
- 水だけをいれたほうが手入れが簡単
- 洗浄後は冷凍するのがおすすめ
プラティパスは軽量で使った後はコンパクトのまとめることができるので、登山やキャンプで活躍する非常に便利なアイテムだ。
特に登山では必ず水を持っていく必要があるので、プラティパスがあれば必ず活躍するだろう。