こんにちは友幸です。
以前にリサイクルショップで315円で購入したスラックス。
リサイクルショップでパンツを格安で購入したよ - ハンバート友幸の庭
ベルトループを取り出したりいろいろお世話になっている。
このパンツ現在はストレートシルエットで、裾までストーンと真っすぐなシルエットになっている。
わたりも広いのでややワイドパンツのようなシルエット。
レディスではワイドパンツなどが流行っているようだが、メンズはテーパードシルエットの方が今っぽい。
というわけで裾幅を狭くしてテーパードシルエットに裾直しをしてみたよ。
狭くする裾幅を決める
まず初めに現在のパンツの裾幅をメジャーで測ってみる。
わたしのパンツは裾幅が平置きで23cm。
今回は裾幅の出来上がり寸法を平置きで16cmにしたい。
なので7cm裾幅を細くする必要があるよ。
裾のステッチをほどく
長さが決まったら、裾のステッチをほどいていく。
通常、スラックスは千鳥がけで
×××××
とステッチがクロスになっている。
しかし、このスラックスは普通のパンツと同じ三つ折りステッチだったので、そのままほどいていったよ。
二つ折り目が見えるが一番上が出来上がり線になる。
ほどいたら、脇と内股の縫い代にアイロンをかける。
スラックスはフォーマルなパンツのため、表に厚みがでないように縫い代はきれいに割ってある。
縫いにくいので平らになるようにアイロンをかけよう。
アイロンをかける時は必ず何か当て布を当てる。
そうしないとウールがテカってしまうので注意。
裾幅の出来上がり線を引く
アイロンがかけ終わったら、裾の出来上がり線をチャコで引く。
チャコがない時はチョークでも2Bの鉛筆でもOK。
今回は平置きで7cm細くするので両サイドから3.5cmずつ削っていく。
線はつながりがいいように上に向かって太くなるように定規で引いていく。
細くする裾幅が1cmくらいなら片側だけ削ればいいが、今回は詰める幅が大きすぎるので、両方で削る。
そうしないと横から見たときに、脇線が裾に行くにしたがって、前や後ろにずれておかしなことになる。
裾幅の出来上がり線である下から二つ目の折り目から下は、出来上がり線を少し広がるようにする。
そうしないと最後に裾をグルッと一周縫うときに内側の長さが足りなくなる可能性があるよ。
出来上がり線に合わせて縫う
後は出来上がり線に合わせて縫っていく。
縫い終わったら出来上がり線から0.5cm外側を同じように縫う。
これは縫い代がほつれるのを防ぐため。
もしロックミシンやジグザグミシンなどのほつれを止めるミシンがあればそちらを使えばOK!
あと出来上がり線の上の方、元々のシルエットとつながる部分は元々してあるロックミシンがほつれないように、適当に返し縫いをしておこう。
縫い代がほつれる処理が終わったら、出来上がり線から1cm外側に線を引く。
裁断をする
先ほど引いた1cm外側の線を目安にハサミでチョキチョキ切る。
裁断が終わったら、最後に裾を縫いなおして完成。
裾はアイロンをかけてないので、裾の線が残っている。
それを再利用して縫い直す。
最後にアイロンをかける。
今までは脇と内股の縫い代は、前身ごろと後ろ見ごろに割ってあったが、今回はほつれ防止のために縫い代をまとめて縫ってしまっている。
そのため、縫い代は片側に倒すしかない。
今回は両方、後ろに片倒してアイロンをかけたよ。
裾幅を修正してテーパードシルエット完成
完成したところはこんな感じ。
裾幅細くした後
裾幅細くする前
最初と比べると細くなっているのがわかる。
正面の写真も裾が細くなっているのがわかる。
裾幅細くした後
裾幅細くする前
裾は細くなったが、アイロンを太もも部分にかけて皺をとったほうがよさそうだね。
まとめ
裾幅を補足した結果、テーパードというか、ゆるいサルエルみたいなシルエットになった。
まぁ名前の違いだけで似たようなもんか。
昔買って履かなくなったパンツも裾幅を変えるだけで大分印象が変わる。
みんなも履いてないパンツがあれば裾幅を狭くすることでまた履けるようになるかもしれないよ。
時間がない人はお直しに出す手もあるが、お直しに裾幅詰めをお願いすると、結構いい値段になる。
安いパンツを買いなおした方が、安くつく場合も多い。
例えば、オンラインショップのSHOPLIST.comでは、2000円くらいでパンツが買える。
ファストファッション系のお店でも安く買えるので、安いパンツを買うという手もあるよ。
安い服を攻略しろ!ファストファッションブランド8つを比較してランキングしてみた【メンズ編】 - ハンバート友幸の庭
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