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ハンバート友幸の庭

貯金1000万円でセミリタイア中のミニマリストワナビー。月5万4000円で節約生活中。

パート・アルバイト・フリーターは社会保険に加入しよう!

パート・アルバイト・フリーターは社会保険に加入しよう

こんにちは友幸です。

 

わたしは非正規雇用で長く働いているが、アルバイトやフリーターの人を見ると、社会保険に入っていないという話をよく聞く。

社会保険は入れるのであれば、入った方がお得になる。 

 

今回はパート、アルバイト、フリーターの人が社会保険に入るメリットを紹介するよ。

社会保険とはなにか?

社会保険の話に入る前に、そもそも社会保険とは何を指しているのかを説明するよ。

社会保険は、国民の生活を保障するため、病気、けが、失業、介護などの様々な生活のリスクに備えて国が提供している公的な保険のこと。

 

社会保険は下記の通りおおよそ5つに分けることができるよ。

  1. 医療保険
  2. 年金保険
  3. 介護保険
  4. 雇用保険
  5. 労災保険

その中で非正規雇用である、パート、アルバイトの人に大きく関係するのは、以下の3つ。

  • 雇用保険
  • 健康保険(医療保険)
  • 厚生年金(年金保険)

 

社会保険は、会社員の場合、勝手に給料から天引きされるので、あまり意識することはない事が多い。

そのため、メリットをあまり感じない事も多いが、メリットもたくさんあるよ。

社会保険のメリット1 厚生年金を会社が半分負担してくれる

厚生年金に加入すると、国民年金に加入している人が全員もらうことができる「基礎年金」部分に加えて、収入に応じてもらえる年金額が上乗せされる。

 

しかも、厚生年金は会社が保険料の半分を負担してくれる。

 

例としてあげると、月収88000円の人が厚生年金に加入して支払う金額は毎月8000円。

厚生年金に加入していない場合、国民年金は月1万6000円程度なので、毎月の保険料の支払いは半額になる。

 

その上、厚生年金で支払った場合、基礎年金に上乗せされて厚生年金分も支給される。

月収88000円の場合保険料増える年金額
20年加入 月8000円 月9700円
40年加入 月8000円 月1万9300円
1年加入 月8000円

月500円

厚生年金保険料の自己負担額が、国民年金をよりも少ない場合、絶対に厚生年金に入っていた方がお得になる。

 

厚生年金は、ボーナスがない場合、月の給料を元に算出される。

アルバイトやパートの収入が月18万円以下の場合、厚生年金に入った方が支払額も少ない上に、年金の支給額も多くなる。

 

厚生年金は収入に応じて保険料が変わるが、保険料が会社と折半になる上に、年金の支給額も増えるので、入っていた方がお得になるよ。

もらえる障害年金が増える

厚生年金に加入中に、もし障害のある状態になってしまった場合、「障害基礎年金」に加えて、「障害厚生年金」がもらえるため、障害年金の額が増える。

 

障害厚生年金の最低保証額は月額4万9000円。

厚生年金に加入しているだけで、約5万円が毎月支給されるようになる。

毎月5万円はかなりでかい。

 

また、障害基礎年金は障害等級1,2級から支給されるが、障害厚生年金は障害等級3級から支給される。

軽い障害を抱えたとき、障害厚生年金でないと、障害年金がもらえないよ。

 

障害のある状態になるということにあまりピンとこず、自分には関係ないと思っている人も多いかと思うが、人生は何が起こるかわからない。

 

こういう制度もあることは覚えておいて損はないよ。

社会保険のメリット2 国保ではなく健康保険に加入できる

日本国民はみんな、けがをしたときや病気の時に、病院に行くとき、保険証を提示すれば、自己負担3割で診療や治療を受けることができる。

 

これは、日本国民がなにかしらの公的保険に加入し、保険料を支払っている「国民皆保険制度」という制度のおかげ。

 

アメリカは日本のような皆保険制度がないため、民間の保険に加入しなければならないが、お金のない人は民間の保険に加入できない。

保険に入らないと、病院に行っても、診察料が払えないから治療を受けられないという事態になっている。

日本のように公的な健康保険を導入しようとした時も、「共産主義だ!」「全体主義だ!」って批判されてたよね。

 

それに比べると、日本の健康保険は安い保険料を支払えばみんな治療を受けることができるので、大分優れている。

 

自営業やパート、フリーターの人は、「国民健康保険」いわゆる「国保」と呼ばれているものに加入している。

それが、会社に所属していると「健康保険」に加入することができる。

 

診察や治療の自己負担が3割になったり、1ヵ月の診察治療費が一定の額を超えると控除される「高額医療費控除」を受けられたりする点では、「国民健康保険」と「健康保険」は変わらない。

 

 

大きく違う点は、現物支給の点。

健康保険では、「傷病手当金」「出産手当金」をもらうことができる。

 

「傷病手当」は、ケガや病気で働くことができない状態になった時に、最大1年6カ月、給料のおよそ3分の2の給付を受け取ることができる。

 

「出産手当金」は名前の通り出産の際に手当金がもらえる保険制度。

こちらは女性限定となっており、出産前後で最大14週間、給料のおよそ3分の2の給付を受けることができる。

 

いちおう国民健康保険でもこれらの制度はあるが、国民健康保険ではどちらも「任意」の給付になっているので、有名無実化している。

 

この二つが健康保険と国民健康保険の大きな違いになるよ。

会社が健康保険を半分払ってくれる

厚生年金と同じように、健康保険に加入した場合、会社が保険料の半分を負担してくれる。

健康保険料は市町村によって異なるが、会社に折半してもらえる分、国民健康保険よりも安くなることが多い。

 

アルバイトやパートの収入であれば健康保険に加入しておいた方が、安くなる場合の方が多いよ。

社会保険のメリット3 失業保険がもらえる

失業保険は仕事を辞めた後に、次の仕事を見つけるまでに一定期間(90日~330日)

「失業手当」を受け取ることができる制度。

受け取ることのできる失業手当の金額は、働いていたときの月給のおよそ60%程度となる。

 

「ブラックな職場で精神的にやられそうだったので、パートやアルバイトを辞めたけど、貯金もないので、すぐに新しいアルバイトを見つけないといけない。

焦って探した結果、次の職場もブラックだった。」

 

雇用保険に加入していて失業保険を受けることができれば、そんな状況を防ぐことができる。

 

わたしの周りのアルバイトやフリーターの人には、雇用保険に入っていたにもかかわらず、ハローワークに離職票を持って行かずに失業手当の手続きをしていない人が多い。

これはかなりもったいない。

 

すぐに仕事を決める場合でも、失業手当の残日数があるうちに就職をするともらえる「再就職手当」がある。

再就職手当の条件や手続きはどうする? 派遣が実際に申し込んでみた! - ハンバート友幸の庭

 

自己都合で仕事を辞めて3カ月の給付制限がある場合でも、職業訓練校に通えばすぐに失業手当の給付を受けることができる。

職業訓練に通うことで新しい仕事を見つけるためのスキルを身に着けることもできる。

求職者支援制度とは? 公共職業訓練との違いについて - ハンバート友幸の庭

 

雇用保険料は微々たる金額だが、恩恵が大きい。

健康保険は病院に行かなければ、払うだけなので恩恵を感じないし、厚生年金も老後のことなんて先すぎてイメージしにくい。

 

その点、雇用保険は、すぐに活用することができる。

うまく利用しよう。

社会保険の加入対象が拡大

2016年10月から、社会保険の加入対象が拡大した。

 

社会保険は今まで「週30時間の労働」が加入対象だったが、2016年10月からは「週30時間の労働」に加えて、下記の条件を満たしている人も加入対象となる。

  1. 所定労働時間が週20時間以上
  2. 月額賃金8.8万円以上
  3. 勤務期間1年以上見込み
  4. 学生は除外
  5. 従業員規模501人以上(平成31年9月30日までの限定措置)

 

週20時間以上の人も対象となるので、週5で4時間働いているパートの人も該当することになる。

労働時間が週20時間で月額8.8万以上 ということは、月80時間働くと考えると、「時給1100円以上」の人は社会保険の加入対象になる。

 

現在は501人以上の大企業だけだけど、平成31年9月以降には中小企業にも適応される。ので、社会保険に加入する人は増えてくると思われる。

 

上記の条件に当てはまっているのに、社会保険に加入していないパート、アルバイトの人は、一度働いている会社に加入できるかどうか聞いてみたほうがいい。

 

また、中小企業で働いている人は平成31年以降に加入対象となるので覚えておいた方がいいよ。

もし条件を満たしているのに、社会保険に加入していない場合は、自分が損をする可能性が高いので、ちゃんと会社に確認しよう。

 

また、パートナーの扶養に入っていて、扶養範囲内で働きたいと考えている人は、このあたりをうまく調整する必要があるよ。

まとめ

  • 厚生年金、健康保険は会社が半分負担してくれる
  • 厚生年金に入ると障害年金が増える
  • 健康保険は傷病手当金と出産手当金がもらえる
  • 雇用保険に入ると失業保険がもらえる

 

失業保険は、学生のころからアルバイトを続けてそのままフリーターになった人などは、失業保険について知らない場合が多い。

学生は社会保険の対象外だからね。

 

パート、アルバイトを辞めようと思ったときに、雇用保険など社会保険について知っていれば、事前に計画も立てられる。

新しいパート、アルバイトを探す際も、社会保険に加入できるかどうかを基準の一つにすることもできる。

 

社会保険に加入している人は「なんか知らないけど、手取りが減ってる」とは考えずに、何についていくら支払っているのか理解しておく。

 

そういうことが案外大事だよ。