こんにちは友幸(@humberttomoyuki)です。
わたしは先日、一つ前の派遣の仕事を契約満了で終了した。
雇用保険に加入しており、1年以上働いている場合、失業保険の受給資格を得ることができる。
わたしは1年2か月働き、契約満了で派遣を終了しているので、ハローワークに離職届を持っていけば、7日の待期期間のあと、失業保険を受給することができる。
しかしこの失業保険3カ月分は、受給する前に新しい仕事を見つけるともらえなくなってしまう。
(正確には繰り越しされる)
早く再就職してしまうと、せっかくもらえるはずの失業保険がもらえなくなってしまうのは、なんとももったいない。
かといってせっかく決まった仕事を投げ出すのはいかがなものか。
そんな人のためにある制度が再就職手当である。
再就職手当とは
再就職手当とはハローワークに離職票を持っていき、7日間の待機後に再就職した場合、再就職手当としてお金が給付される制度。
給付金額は
- 3分の2以上残して早期に再就職した場合、基本手当の支給残日数の60%
- 3分の1以上残して早期に再就職した場合、基本手当の支給残日数の50%
となる。
つまり早めに就職すれば、失業手当としてもらえる予定だった6割の給付を受けることができる。
早めに就職したほうがお得なのは、「今まで働いたのだから、しばらく働かずに失業保険でゆっくりしようか」と考える人への抑止にもなる。
再就職手当をもらう条件
再就職手当を受けるにはまず、失業保険の受給資格があることが条件となる。
これは先ほども話した通り、ハローワークに離職票を持って行ってから7日間の待機期間が終わった後になる。
その後就職すると再就職手当がもらえる。
自主退職などで、失業保険受給までに3カ月の給付制限がある場合、給付制限1カ月目まではハローワークで見つけた仕事か、職業紹介事業者の紹介によって就職した場合に給付されるので注意。
それ以降であればハローワーク以外の求人で再就職しても、再就職手当をもらうことができる。
他にも再就職手当にはいくらか条件がある。
- 1年以上働く予定があること
- 退職した会社に再就職したのではないこと
- 過去3年間に再就職手当、常用就職支度手当をもらっていないこと。
- 再就職手当給付までに仕事をやめていないこと
再就職手当は派遣ももらえるの?
再就職手当は派遣でももらえるか気になる人も多いと思う。
派遣は基本的に3カ月ごとに契約更新していくので「1年以上働く予定があること」という条件を満たさないのではないか?と考えてしまう。
しかし本人に長期就労の意志があり、派遣先も長期雇用の予定であるのなら問題なくその点はクリアできる。
6カ月だけの仕事とあらかじめ決まっているのではなく、「更新」することが前提であれば問題ない。
再就職先が決まるとハローワークに就職が決まったことを報告にいく。
そのとき用紙に就職先の情報を記入するのだが、長期で働きますかと聞かれたら「はい」と答えよう。
再就職手当の対象者であれば、そのまま再就職手当の書類がもらえるので、新しい主食先の会社に送付すればいい。
ただし、同じ派遣元で、別の働き先になると雇用主が同じなのでNG。
派遣元を変えないと再就職手当はもらえない。
ハローワークの人の話によると、「派遣会社は再就職手当の書類申請の方法は手慣れている」とのこと。
普通に申請すれば再就職手当は派遣でも余裕で給付されるよ。
再就職手当の手続きの流れ
わたしの場合、
- 6月末にて契約満了で退職
- 7/17に離職票を持ってハローワークへいく
- 7/17~7/23まで7日間の待期期間後、7/24から雇用保険受給開始
- 8/1から再就職
という流れだった。
7/24~7/31までの8日間は雇用保険が支給される。
残りの82日間分の給付額の6割が再就職手当として後日、給付される。
離職票が届くのはだいたい最後の給与を会社が振り込んでからなので、離職票を持っていくまでに2週間以上間が空いた。
融通の利く会社であれば、退職後すぐに離職届を出してもらったほうがいい。
再就職手当はいつもらええるの?
再就職手当がもらえるのは、就職してから1カ月半くらいといわれている。
わたしの場合は、10月1日交付の「再就職手当支給決定通知」が封筒で届き、10月5日に振り込まれた。
2か月ちょっとで振り込まれたことになる。
いつまでたっても再就職手当が振り込まれなくて不安になる人もいるかもしれないが待ってれば、いずれ振り込まれる。
何か不備があれば連絡が来るはずなので、気長に待とう。
再就職手当を支給後に仕事を辞めたらどうなるの?
再就職手当をもらった後に1年以内に仕事を辞めた場合は、特にペナルティなどはないので安心してほしい。
その場合、再就職手当で支給されなかった4割分の失業保険給付が残っているのでハローワークで手続きすれば、残った分の失業保険を給付することができる。
わたしの場合、33日分の失業保険給付が残っているので仕事を辞めても、一カ月は安心できるわけだ。
再就職手当がもらえない人は就業手当をもらおう
1年以内の短期の雇用契約で働き始めた場合は、再就職手当はもらえないが、就業手当をもらうことができる。
就業手当は短期の仕事で雇用保険に該当する労働(週20時間以上)を働くと
- 3分の1以上残して早期に再就職した場合、基本手当の支給残日数の30%
が支給されることになる。
短期の労働をする予定の人はこちらを申し込もう。
まとめ:再就職手当は絶対にもらおう
「再就職手当」という制度は、非常に便利だが案外知られていない。
国は制度を知らない人には何も教えてくれないので、存在をまったく知らずに就職して知らないうちに損している人が結構多い。
再就職手当は再就職の際利用できれば、結構な金額のお金が入るお得な制度なのでぜひ利用したい。
特に派遣やアルバイトなどの非正規で1年くらいのスパンで働いている人は条件にあてはまるなら、とりあえず申し込んでおくといい。
再就職手当があるとないとでは、手元に入るお金が全然違ってくるよ。
新しい仕事を見つけるために
最後に、これから新しく仕事を探す人におすすめのサイトを紹介するよ。
まだ仕事が決まっていない人、転職を考えている人は参考にしてね。
エンジニア派遣は未経験でも稼げる
個人的におすすめは「エンジニア派遣」だ。
平均時給が2000円を超えているので未経験でも高収入を得ることができる。
わたしも職歴なしのフリーターから未経験でエンジニア派遣で働き、2年目で年収500万を超えることができた。
文系、未経験でも十分に働くことができるので、次の仕事に悩んでいる人におすすめだよ。
IT系のエンジニア派遣の仕事を探すならパーソルテクノロジースタッフがおすすめだ。
ここは「インテリジェンス」と「テンプスタッフテクノロジー」という大手2社が統合した派遣会社だ。
わたしが派遣で働いていたとき「インテリジェンス」の給料が一番高かった。
案件数も業界最多で他の派遣会社に比べて給料も高いのでおすすめだ。
IT系の派遣を希望するなら絶対に登録しておいた方がいい。
現在は、派遣会社に行かなくてもオンライン登録で簡単に登録することができるよ。
おすすめのエンジニア派遣の会社は以下の記事を参考にしてね。
派遣エンジニアにおすすめのIT派遣会社4選! - ハンバート友幸の庭
正社員を目指すなら転職エージェント
派遣ではなく正社員の仕事を探すなら、転職エージェントを利用するのがおすすめだ。
IT系に転職するなら、転職エージェントはワークポートがおすすめ。
現在は幅広い職種を取り扱っているが、元々ITに特化していたのでIT系に強い。
わたしの知人もワークポートから、Web系の仕事に就職したよ。
IT以外の職種を探すなら、転職エージェント最大手のリクルートエージェントも登録しておけば間違いない。
求人数、就職実績数No1なので安心できる。
転職エージェントの求人はほとんどが非公開となっている。
登録すればWEB上には公開していないクローズドな求人を紹介してくれる。
全て無料で利用できるので、良い仕事を探している人は登録しておくといいよ。
関連記事
ネットワークエンジニアの派遣は高収入でおすすめ!未経験でも2年で年収500万を稼ぐ方法 - ハンバート友幸の庭