こんにちは友幸(@humberttomoyuki)です。
しばらく履いていたGUのグレーのスニーカーが、大分汚くなってきたので、洗うことにした。
さぞやきれいになるかと思いきや全体的にスニーカーが黄ばんでしまった。
この記事ではスニーカーを洗ったら黄ばんでしまった時の対処方法を紹介するよ。
- 洗った後のスニーカーの黄ばみ
- 黄ばんだスニーカーを元に戻す方法
- 黄ばんだスニーカーが元に戻るか実際に試してみた
- 中性洗剤と酢でスニーカーの黄ばみは取れた?
- 酸素系漂白剤でスニーカーを洗ってみた
- 酸素系漂白剤でスニーカーの黄ばみを洗った結果
- スニ-カーの黄ばみを取る方法まとめ
洗った後のスニーカーの黄ばみ
下の写真がスニーカーを洗った後に、黄ばんでしまった状態だ。
見てのとおり、スニーカーのトゥ部分と、履き口の部分が黄ばんでいる。
アップでみてみると、トゥの先が黄ばんでいるのがわかる。
他にはスニーカーの側面のソールの上も黄ばんでいる。
また薄くではあるが、全体的に薄く黄ばんでしまっている。
せっかくスニーカーを洗ってきれいにしようと思ったのにこれでは逆効果だ。
どうしてスニーカーが黄ばんでしまったのだろうか。
洗ったスニーカーが黄ばむ原因は洗剤にあった。
わたしが今回スニーカーを洗うために使ったのは、セブンイレブンの粉末洗剤だ。
粉末洗剤なら何でもよかったが、パッケージがシンプルなので買ってみたものになる。
市販されている多くの洗剤は皮脂を溶かして落とすために液性が「アルカリ性」になっている。
セブンイレブンの粉末洗剤もパッケージをみると「弱アルカリ性」と書かれている。
実はこのアルカリ性がくせものだ。
アルカリ性の物質は、紫外線を浴びると黄色く変色するという特性がある。
スニーカーを洗うときは、ほとんどの人がバケツにスニーカーと洗剤をいれて手洗いで洗うはずだ。
すすぎもバケツの中でやることになる。
この時すすぎが足りないと、生地にアルカリ性の洗剤が残ってしまう。
洗剤が残ったまま、スニーカーを乾かすために日光に当てると黄ばんでしまうというわけだ。
わたしがスニーカーを洗ったときも、すすぎが足りていなかったせいで、洗剤が残ってしまった部分が黄ばんでしまったようだ。
ソール付近が黄ばんでいるところを見ると、ソールの中に入った洗剤が乾かすときに染み出てきてその部分が黄ばんでしまったのだろう。
黄ばんだスニーカーを元に戻す方法
一度黄ばんでしまったスニーカーは元に戻らないかというとそうでもない。
正しい方法で洗ってあげれば黄ばみを取り除くことが可能だ。
まず最初に黄ばみの元の残ったアルカリ性洗剤を落とすために、「中性洗剤」で洗う。
中性洗剤はキッチン用のもので十分だ。
そしてその後に黄ばみの原因であるアルカリ性の物質を中和するために、酸性の物質を使う。
今回用意したのは食用酢だ。
酢は酸性なので、アルカリ性を中和することができる。
酸性ならなんでもいいのでクエン酸でもOKだ。
これで中性洗剤で落ちなかったアルカリ性を取り除くことができる。
下記の手順でスニーカーの黄ばみが取れるか実際に試してみた。
- 中性洗剤で洗う
- 酢でアルカリ性を中和する
黄ばんだスニーカーが元に戻るか実際に試してみた
スニーカーの黄ばみが実際に取れるか試してみることにする。
用意するものは以下のとおり。
- バケツ
- 中性洗剤 適量
- 酢 200ml
- 歯ブラシ
洗う前と比較するため、片方のスニーカーだけ洗うことにする。
中性洗剤でスニーカーを洗う
まずは中性洗剤でスニーカーを洗う。
バケツに水を入れて、スニーカーを入れて水をしみこませる。
そして、中性洗剤をいれる。
黄ばんでしまったソールのあたりを重点的に、使わない歯ブラシでこすっていく。
中性洗剤で洗い終わったら、よくすすいで中性洗剤を落とす。
酢を入れてアルカリ性を中和する
次に酢をいれて、アルカリ性を中和する。
バケツの中に一杯の水とスニーカーをいれた状態にする。
そしてバケツの中に酢200ml程度いれてよく混ぜる。
今回は片方のスニーカーだけ入れているが、両方入れる場合も200mlでいいよ。
酢が混ざると、バケツの中がやや黄色くなる。
酢の匂いが強烈なので、どこか離れた場所に置いておこう。
わたしはユニットバスの風呂場に置いておき、換気扇を回しておいた。
この状態で、1~2時間放置して、その後よくすすぐ。
その後、スニーカーを日陰で乾かせば完成だ!
中性洗剤と酢でスニーカーの黄ばみは取れた?
スニーカーを中性洗剤と酢で洗ってみた結果、スニーカーの黄ばみは取れるのか。
乾かした後にスニーカーをチェックしてみた。
スニーカーの側面にあったソールの上の黄ばみはとれていた。
また洗う前は全体的に黄ばんでいたが、きれいになった。
左が洗った後、右が洗う前のスニーカーだ。
全体的に黄ばみが取れて、白くなっているのがわかる。
スニーカーの黄ばみが悪化した部分も
中性洗剤と酢で全体的に黄ばみを取ることができたが、一点問題があった。
トゥ部分の黄ばみが取れるどころがひどくなっているのだ。
写真の通り黄ばみというより茶色くなってしまい、汚れがより目立つようになっている。
原因はよくわからないが、酢につけている時に、トゥ部分がバケツの外に出ていたので、水との境界線部分にあった洗剤が付着して、黄ばんでしまった可能性がある。
なにこれ。
台無しじゃない。
スニーカーを洗う時はバケツは大きめなものを使ったほうがいい。
酸素系漂白剤でスニーカーを洗ってみた
トゥの部分の汚れをどうやってとろうか考えた結果、汚れを落とすには酸素系漂白剤だ!
ということで、日ごろからお世話になっている酸素系漂白剤につけてみた。
使った酸素系漂白剤はこちら。
40度くらいのお湯に酸素系漂白剤を適量いれて、しばらく放置する。
その後、よくすすいで陰干しした。
酸素系漂白剤でスニーカーの黄ばみを洗った結果
酸素系漂白剤でスニーカーを洗った結果。
全体的に汚れが落ちて、中性洗剤と酢で洗ったときよりも、さらに黄ばみがとれて少し白っぽくなっている気がする。
トゥ部分の汚れはきれいになった!
よーくみると、少し黄ばみが見えるが、目立たないのでよし。
酸素系漂白剤にも問題が
完璧に見えた酸素系漂白剤だが、スニーカーの側面をみてみると、黄ばみができている。
なんてこった。
酸素系漂白剤も最初に使った粉末洗剤と同じアルカリ性だ。
すすぎが甘かったということだろうか。
いや結構すすいだつもりだよ?
あと、酸素系漂白剤を使ったのでハトメの部分のメッキがはがれてしまった。
左が酸素系漂白剤を使ったスニーカー、右が洗う前のスニーカーだ。
左側はハトメが黒ずんでいるのがわかる。
長時間、酸素漂白剤につけてしまうと、ハトメなどの金属のパーツは劣化してしまう。
わたしは酸素系漂白剤でスニーカーを付けた後に外出したので、5時間以上放置していた。
スニーカーを酸素系漂白剤に長時間つけておくと、このようになってしまう。
スニーカーを酸素系漂白剤で洗うときは、ハトメのないスリッポンのような素材か、ハトメが金属ではなくプラスチックでできたものに限ったほうがいいだろう。
スニ-カーの黄ばみを取る方法まとめ
- アルカリ性洗剤は紫外線に当たると黄ばむ
- スニーカーは中性洗剤を使って洗おう
- 酸素系漂白剤はきれいになるが、ハトメが変色する可能性あり
- すすぎはしっかりと行う
スニーカーを洗うときは、中性洗剤で洗おう。
そうすればわたしのように洗剤のせいで黄ばむことがない。
もしアルカリ性の洗剤で洗ってスニーカーが黄ばんでしまった場合は、中性洗剤と酢を使って洗ってあげよう。
その際は、すすぎをしっかりとすること。
スニーカーを洗う時はすすぎがかなり重要になる。
すすぐ時は、スニーカーが丸ごと入る大きいバケツを使ったほうがいい。
バケツがない場合は、浴槽を使って水を溜めるといいだろう。
うまく元に戻らない可能性もあるので、スニーカーが黄ばんでしまった時はダメ元で試してみよう。