こんにちは友幸(@humberttomoyuki)です。
本日誤ってタイトルだけの記事を投稿してしまったがあまり気にしないでほしい。
煽りタイトルだけ思いついたが、中身を思いつかないまま放置していたやつだ。
完全な誤爆である。
閑話休題(閑話休題を使いたがる10~20代の若者は間違いなく、西尾維新の戯言シリーズ影響を受けている。彼らの自意識を優しい眼で見守ってほしい)。
今回は20代で隠居 週休5日の快適生活の著者大原扁理さんがJ-WAVEラジオに出演したので聴いてみた。
近くの本屋に置いてないんだよね。
その内容を紹介するよ。
現在30歳になったとのことで同い年。
隠居歴は5年以上になるという。
それではいってみよう。
そもそも隠居とは?
隠居とはそもそもなんなのか、辞書を引いてみると、以下の通り。
- 官職・家業などから離れて、静かに暮らすこと。また、その人。
- 俗世を離れて、山野に隠れ住むこと。また、その人。
要するに世俗の仕事からは足を洗って、静かに暮らしている人のことだ。
フリーターとの違いは?
ちなみにフリーターも辞書で引いてみると、内閣府と厚生労働省で定義が少し異なるようだ。
[内閣府]15~34歳までの学生と主婦を除く若者のうち、正社員以外で働く人と、働く意志はあるが無職の人。
[厚生労働省]15~34歳までの学生や結婚している女性を除く若者のうち、パート・アルバイトの仕事をしているか、パート・アルバイトを希望している無職の人。
辞書の定義だと週2で働く人は、フリーターに該当する。
大原扁理さんはフリーターとの違いを「漫然とアルバイトをすることではなく、意識的に社会と距離を取ること。」と定義している。
就業形態が問題なのではなく、意識の持ちようが、隠居とフリーターとの差ということだ。就業形態からみれば、フリーター。
隠居生活の中身
隠居しながらの仕事内容
週2日で介護の仕事をしている。
その他にも友達の手伝いや、人出が足りない時に、出勤して、臨時の出費に備えている。ライターの仕事も年に数回行っているらしい。
隠居生活の生活費
生活費は月に大体7万円くらい。
わたしは5万4000円で暮らしているので、わたしよりも多いじゃないか。
内訳は
- 家賃は2万8000円
- 食費1万円
- 電気代1800円
ラジオではこの辺りしか具体的な金額は分からなかった。
他にも趣味として、日帰りの温泉に行くという。
その出費がだいたい5000円くらい。
隠居生活っぽい趣味である。
大原扁理さんはゲイのため彼女は不要。
そのあたりの交際費もかからない。
男性のパートナーが見つかれば話は別だが。
隠居の理由
以前は派遣で週5~6働いていたが、自分のやりたいこともできないので、辞めた。
しかし隠居生活してみると、特にやりたいことも思いつかないらしい。
元々自分からこれをやりたいという意志がないらしい。
隠居生活も結果としてたまたま突入しただけで、もし何かやりたいことがあれば、隠居生活をやめるかもしれないとのこと。
向上心がなく、向上するよりも現状維持を心がける人が隠居にむいていると話していた。
隠居に向いている人
- 1人でいることが好きな人。
- 退屈しない遊びが自分でできること。
- 楽観的であること。
- 貧乏生活が苦にならない人。
孤独を愛する人であれば隠居できるみたい。
これはセミリタイアも一緒。
というか大原扁理さんの隠居ってセミリタイアだよね?
隠居を英語にするとretirementだし。
小説家、中島らもは「自分一人で時間を潰すことができる能力を『教養』と呼ぶのである」と言っている。
隠居には教養が必要だね。
本の出版の経緯
友達の仕事を手伝ってライターの仕事をしたことで、出版社と縁ができた。
その後、コラムニストの辛酸なめ子が自分のことを記事にしていて、自分の生活がネタになることに気がついた。
それで原稿を書いて、出版社に持っていったら本になったということである。
自分では普通であると思っていても他人からみれば、面白がられるということは確かによくある。
ブログはそういうところを発表できる場所でもあるよね。
20代で隠居 週休5日の感想
羨ましい。
大原扁理さんはわたしが以前に書いたセミリタイアを実践している人だ。
やろうと思えば、わたしもセミリタイアはすぐにできる。
ではなぜやらないかのと言うと、将来の不安があるからだ。
隠居できる人の条件に「楽観的であること」とあった。
わたしは楽観的な方だが、大原扁理さんほど楽観的ではない。
ある程度の貯金で防衛ラインを引いてからセミリタイアしたいと考えてしまう。
そこは個人の価値観の差なので、どちらがいいかは言えない。
とりあえず、老後に必要なお金が貯まったら、わたしも隠居生活に入りたい。