こんにちは友幸(@humberttomoyuki)です。
わたしはネット回線を「WiMAX」に1本化して4年以上使ってきた。
長年WiMAXを使ってきた経験から、ミニマリストにおすすめのWiMAXの特徴や、おすすめのWiMAXプロバイダを紹介するよ。
ミニマリストに最適なWiMAXの6つの特徴
WiMAXは、KDDIグループの「UQコミュニケーションズ」が提供している高速ネット回線サービスだ。
専用のルーターに無線を飛ばすことで、携帯電話回線と同じように外でもインターネットを利用することができる。
WiMAXには「高速通信」「通信費の削減」の他に「携帯性」「有線不要」など、ミニマリストと親和性の高い特徴が多くある。
WiMAXの6つの特徴を紹介するよ。
家の中と外でも使える
WiMAXは、スマホより小型の「モバイルルーター」と呼ばれる機器を使ってインターネットを受信して利用する。
モバイルルーターは、小さくてポケットに入るくらいの大きさなので、持ち運んで外出先でも使うことができる。
家の中でも外でもWiMAX一つで手軽にネットを利用することができるのでとても便利だ。
通信速度が最大1,237Mbpsと高速
WiMAXはワイヤレス通信のネット回線の中ではかなり高速で、下り440Mbpsの通信が可能だ。
昔の光回線が最大100Mbpsだったことを考えると、ワイヤレス通信でこれだけの速度がでるのは驚異的だ。
WiMAXの電波は、2.5GHzの周波数帯を利用しているので、2.0GHzのLTEよりも電波が強いという特徴がある。
また最新機種の「W06」は、利用できるエリアは限られているが、auの4G/LTE回線と併用することで最大1,237Mbpsで利用することができる。
「auのLTEを利用する」「USB接続をする」などの制限があるので、利用する人はあまり多くはないだろうが、通信速度自体はかなり早い。
マンションなどの集合住宅の固定回線は、多くの人が同時に利用すると通信速度が下がってしまう。
マンションの備え付けの回線が遅いと思っている人は、WiMAXを家の固定回線代わりに使うといいだろう。
工事不要ですぐに利用できる
光回線などの固定回線は利用するために光ケーブルを引き込む工事が必要になる。
工事業者の調整などがあるため、申込みをしてもすぐに利用できるわけではなく、1ヶ月程度の日数が必要になる。
もちろん工事費も必要だ。
WiMAXは、契約をしてから数日で専用のモバイルルーターが届くので電源を入れるだけすぐに利用できる。
引っ越しをしてもすぐに使うことができるので、身軽に移動するミニマリストに最適だ。
無制限で利用できる
WiMAXは月間データ使用量を無制限で利用できる数少ないポケットWiFiだ。
現状、事実上無制限で利用できるポケットWiFiは「Ymobile」と「WiMAX」の2つしか存在しない。
格安SIMの無制限のプランもあるが、1日1Gを超えると128Kbpsに速度制限されるなど条件が厳しすぎて使い物にならない。
Ymobileは、無制限で利用できるサービスエリアが都市部に限られていて、WiMAXに比べてかなり狭い。
月額料金もWiMAXより高いので「無制限のポケットWiFi」を選ぶ時は、WiMAX一択とだといえる。
配線不要で部屋がすっきり
WiMAXのモバイルルーターは、すべて無線で通信を行うため、配線がごちゃごちゃしないで部屋がすっきりする。
固定回線で有線ケーブルを使う場合、利用する端末が増えるたびにケーブルの数が増えるので、配線がゴチャゴチャしてしまう。
バッファローなどの無線LANルーターを使う場合も、モデムから無線LANルーターまでは有線ケーブルで接続する必要がある。
WiMAXなら「基地局~ルーター~端末」までインターネットを利用するまで全てがワイヤレス通信なので物理的に邪魔になるものがない。
通信費を1本化して大幅な節約になる
WiMAXを使って家の中と外のネット回線を1本化すれば、通信費の大幅な節約になる。
固定回線を解約し、スマホのデータプランを一番安いプランに変更してWiMAXにまとめてしまえば、月々の通信費はかなり安くなるはずだ。
わたしはWiMAXを使って、ノートPC、タブレット、スマホを利用しているが、スマホは解約しているため通信費はWiMAXだけですんでいた。
WiMAXを賢く利用すれば、通信費を大幅に節約することができるよ。
WiMAXの注意点
WiMAXには様々なメリットがあるが、WiMAXには気をつけたいポイントが3点ある。
利用するまえに注意点を抑えておこう。
3日間10G以上の利用で速度制限がかかる
WiMAXは月額のデータ使用量は無制限だが、回線の混雑を避けるため「3日間で10G以上利用する」と翌日に速度制限がかかる。
WiMAXの3日間の速度制限
- 制限がかかるデータ使用量:3日間で合計10G以上
- 制限期間:翌日の18時~翌2時まで
- 制限後の速度:約1Mbps
WiMAXの速度制限はかなりやさしめだ。
格安SIMの無制限プランの場合、1日1Gを超えると128Kbpsに速度制限されて全く使いものにならなくなるからね。
速度制限の条件も3日間で10G以上とゆるいし、速度制限される時間帯も回線が混雑する夜だけだ。
速度制限後も1M程度の速度はでるので、Youtubeの標準動画なら問題なくみることができる。
Youtubeをみた時にデータ使用量が10Gに到達する目安は以下の通りだ。
Youtubeの10Gの目安
- 低画質:83時間
- 標準動画(SD):47時間
- 高画質(HD):13時間
- 超高画質(4K):7時間
3日間、毎日4時間以上、高画質(HD)動画をみなければ速度制限にかかることはない。
普通に使っていれば速度制限はあまり心配しなくていいだろう。
速度制限にかかっても普通にネットを使う分には支障はない。
無料のWiFiスポットを利用すると、1Mbpsとかよくある数字だしね。
ハイスピードプラスエリアで7Gを超えると速度制限がかかる
WiMAXのモバイルルーターの最新機種は、ルータの画面から「ハイスピードプラスエリア」というモードに切り替えることができる。
このモードは、WiMAXの電波が入らない場合、auの4G/LTE回線に自動的に切り替えてくれるモードだ。
- ハイスピード(通常モード):WiMAXの回線を使う
- ハイスピードプラスエリア:WiMAXとauの回線を使う
携帯電話回線のほうが利用できる範囲が広いので「ハイスピードエリア」を利用すれば、WiMAXがつながりにくい山間部に行ったときなどに、インターネットを使うことができる。
ハイスピードプラスエリアは、2年プランの場合、利用した月だけ月額1005円かかるが、3年プランの場合は無料で利用可能だ。
注意したいのは、ハイスピードプラスエリアモードで使用量が7Gを超えると月末まで128Kbpsに速度制限がかかる点だ。
この速度制限は、WiMAX回線だけを使うハイスピードモードでも適応される。
ルーターの画面でモードを切り替えるので、モードを戻し忘れてしまうとすぐに7Gを超えてしまうだろう。
ただほとんどの人はハイスピードプラスエリアを利用することはないはずだ。
後述するが、WiMAXは3年プランよりも、2年プランのほうがメリットが大きいためだ。
2年プランの場合、追加で月額1005円かかるので、利用することはほとんどない。
実際わたしも4年以上WiMAXを使って、ハイスピードプラスエリアは一度も使ったことがない。
電波の特性上、障害物に弱い
WiMAXは2.5GHzの周波数帯を利用しているので、2GHzの周波数帯をメインに利用しているLTEに比べて、電波は強いが障害物に弱いという特徴がある。
電波は周波数帯が高くなるほど強くなるが、減衰率が高くなるという特性があるためだ。
例えば、WiFiには2.4GHzと5GHz2つの周波数帯が使われているが、5GHzのほうが通信速度は高速になる。
しかし2.4GHzに比べて、奥まった部屋には電波が届きにくいというデメリットがある。
そのためWiFiは2.4GHzの周波数帯を使うことが多い。
WiMAXが利用できるエリアは広いが、インフラであリ全国をカバーする必要のある携帯電話回線に比べると、どうしても山間部や田舎、地下などはつながりにくくなる。
基地局や中継機を置いて対策はしているので、今後利便性は良くなっていくだろう。
WiMAXのプロバイダはどこがおすすめ?
WiMAXは、プロバイダや家電量販店、ケーブルTVなど様々なところでサービスを提供していて、現在では30以上のWiMAXサービスが存在している。
数が多すぎて、どれを選べばいいか悩んでしまう人も多いはずだ。
しかしWiMAXは、大本はすべて「UQコミュニケーションズ」が管理、運営をしているサービスだ。
WiMAXをどこで契約しても運営するところは同じなので、サービスエリア、利用できる機種などに違いはない。
だからWiMAXを利用する時は、キャンペーンや月額費用を考えて、契約期間の合計費用が一番安いサービスを利用するのが一番賢い選択になる。
WiMAXはGMOとくとくBBが一番おすすめ
WiMAXを利用するなら、トータルのコストが一番安い「GMOとくとくBB」がおすすめだ。
GMOとくとくBBは、WiMAXでシェアNo1のプロバイダだ。
他社に比べて割引金額が高いので、総合的な費用が一番安くなる。
月額料金を安くして「お得にみせかけている」プロバイダもあるが、実質金額を計算すると高くなることが多い。
WiMAXでGMOとくとくBBを選ぶ理由
- シェアNo1のプロバイダで安心
- トータルの費用が業界最安値
WiMAXを利用する時はプロバイダは「GMOとくとくBB」、無制限で利用できる「ギガ放題3年プラン」、端末は最新の「W06」を選ぶのがおすすめだ。
WiMAXのおすすめプラン
- プロバイダ:GMOとくとくBB
- 契約プラン:ギガ放題3年プラン
- ルーター:W05
キャッシュバックが面倒な人は月額割プランもあり
「GMOとくとくBB」はキャッシュバック金額が多く、業界最安値だ。
しかし、キャッシュバックを受け取るのを忘れてしまうと割高になってしまう。
- キャッシュバックを受け取るのを忘れそう
- キャッシュバックを受け取るのが面倒くさい
そんな人は、GMOとくとくBBの「月額割引プラン」を利用するといい。
キャッシュバック金額が大きいので、あまり知られていないが、GMOとくとくBBも「月額割引プラン」が存在する。
「GMOとくとくBB」は月額割引プランもWiMAXの中で最安値だ。
キャッシュバックを受け取るのが不安な人は、月額割引プランを利用するといいよ。
WiMAXはミニマリストにおすすめなネット回線
WiMAXはこんな人におすすめだ。
- 無制限でネットを利用したい
- 回線を1本化して通信費を節約したい
- 家の中と外でネットが使いたい
- マンションに備え付けの回線が遅い
WiMAXを利用して固定回線を解約すれば、毎月の支出を大きく節約できる。
わたしはスマホの契約をしていないが、あまり万人におすすめはできない。
ネット回線はWiMAXに1本化してスマホを格安スマホのデータプランが一番安いプランで契約すると通信費を大きく節約できるだろう。
WiMAXのおすすめプラン
- プロバイダ:GMOとくとくBB
- 契約プラン:ギガ放題3年プラン
- ルーター:W06
GMOとくとくBBには2種類の割引があるが、キャッシュバックを受け取るのが面倒なら「月額割引プラン」を利用するといい。
月額3,480円で完全無制限の「どんなときもWiFi」もおすすめ
今ポケットWiFiを契約するなら新しく登場した「どんなときもWiFi 」もおすすめだ。
どんなときもWiFiは、2019年3月に新しく登場した注目のレンタルポケットWiFiだ。
どんなときもWiFiは2年契約のポケットWiFiで
- 月額3,480円で無制限で使える
- ドコモ、au、ソフトバンクのLTEが全て使える
- クラウドSIMで速度制限も一切なし
という特徴がある。
大手携帯3社のLTEが全て使えるのでポケットWiFiの中で最も利用できるエリアが広く、次世代技術の「クラウドSIM」を使っているので速度制限にもかからない。
WiMAXが繋がりにくいエリアの人や、LTEのポケットWiFiを完全無制限で使いたい人におすすめのポケットWiFiだ。
人気があり注文が殺到してしまったため在庫切れで端末の入荷待ちの状態が続いている。
利用したい人は早めに申し込みしておいたほうがいいよ。
参考サイト:WiMAX・ポケットWiFiの比較やおすすめを紹介! - ネトコネ