「FUJI WiFi」は、レンタルポケットWiFiの一種で、モバイルWi-Fiルーターをレンタルできるサービスだ。
わたしはインターネット回線はWiMAXを使っていたが、契約期間が終了したタイミングで、新しく契約するポケットWiFiについて調べてみた。
そして色々なポケットWiFiを比較した結果、最終的に「FUJI Wifi」で契約することにしたよ。
この記事ではFUJI WiFiを実際に契約して使ってみて感じた、通信速度やメリットやデメリット、他社のレンタルWiFiとの比較を詳しく紹介するよ。
- FUJI Wifiとは?
- FUJI Wifiの6つのプラン
- FUJI Wifiの通信速度は?実際に測定した結果
- FUJI Wifiのメリット
- FUJI Wifiのデメリット
- レンタルポケットWiFi3社を比較
- FUJI Wifiを契約する手順
- FUJI Wifiを1年使ってみた口コミ
- FUJI Wifiについてのまとめ
FUJI Wifiとは?
「FUJI Wifi」は株式会社レグルスが運営するモバイルWi-Fiルーターをレンタルすることができるサービスだ。
Webから申し込むだけで、簡単にモバイルWifiルーターをレンタルして使うことができる。
今までも、海外旅行をする時に、海外で一時的に利用するためのモバイルWi-Fiルーターをレンタルするサービスは存在していたため、レンタルポケットWiFi自体は目新しいものではない。
わたしも海外旅行に行った時にレンタルポケットWiFiを借りて利用したことがある。
FUJI WiFiの新しいところは「海外ではなく国内でレンタルして利用する」という点だ。
国内で利用できるレンタルポケットWiFiはFUJI Wifiの他に「NOZOMI Wi-Fi」、「SAKURA Wi-Fi」などがあり、最近はさらに増えている。
FUJI Wifiは、発売された時に何人かYouTubeが紹介しているので知っている人もいるかもしれないね。
FUJI Wifiの6つのプラン
FUJI Wifiには、ソフトバンクの4G/LTE回線を使ったプランが5種類とWiMAXのプランの計6種類のプランがある。
モバイルW-Fiiルーターのレンタルサービスの中では一番プランが豊富で選択肢が多いのが特徴だ。
プラン名 | 月額料金(税抜) | 初期費用 |
---|---|---|
25Gプラン | 2500円 | 2000円 |
50Gプラン | 3100円 | 2000円 |
100Gプラン | 3800円 | 2000円 |
200Gプラン | 4800円 | 2000円 |
4G/LTE いつでも快適プラン | 6000円 | 2000円 |
WiMAX+with au4G/LTEプラン | 3200円 | 2000円 |
以前は10GプランとWiMAXの法人向けの前払いプランがあったが、現在はなくなってしまったようだ。
プラン自体は多いがオプションなどはないので、料金体系がわかりやすくなっているよ。
おまとめプランでさらに安く利用できる
さらにFUJI Wifiでは「おまとめプラン」というプランが新しくスタートした。
これは契約時に、数カ月分の料金を一括で先払いすることで実質月額料金が割引になるサービスだ。
プラン名 | 月額料金(税抜) | 割引額 |
---|---|---|
25Gプラン | 2180~2400円 | 100~320円 |
50Gプラン | 2680~3000円 | 100~420円 |
100Gプラン | 3280~3700円 | 100~520円 |
200Gプラン | 4280~4700円 | 100~520円 |
4G/LTE いつでも快適プラン | 4980~5700円 | 300~1020円 |
おまとめプランは、ソフトバンクの4G/LTE回線を使うプランで申し込みすることができる。
3ヶ月、6ヶ月、9ヶ月、13ヶ月の4つの期間を選ぶことができ、期間が長いほど割引が大きくなる。
継続的に料金が割引されるので、長期契約を考えているなら、おまとめプランを利用したほうがお得だ。
FUJI Wifiの通信速度は?実際に測定した結果
「FUJI Wifiの通信速度は実際にどれくらいでるのか」気になる方も多いのではないだろうか。
料金が安くても通信速度が遅くてストレスが溜まるようでは全く意味がないからね。
わたしもFUJI WiFiの通信速度が気になったのでスマホのアプリを使って、実際の通信速度を測定してみた。
通信速度の測定に利用したのは「SPEED TEST」というアプリだ。
スピード測定できるアプリはいくつかあるので、自分のネット回線の速度を知りたい人は使ってみるといい。
端末はiPhone5を利用して測定した。
Wi-Fiの通信速度は、モバイルWifiルーターのスペックと、端末のスペックに依存するので、端末が古いと通信速度が遅くなる。
iPhone5は、2012年に発売された大分古い端末なので、Wi-Fiの最新規格である「802.11ac」には対応していない。
ただし「802.11ac」は5GHzの周波数帯の規格だ。
Wi-Fiを利用する場合、一般的には2.4GHzの周波数帯を利用することが多い。
今回の通信速度の測定も2.4GHzを利用しているのであまり影響はないだろう。
FUJI WiFiの昼の通信速度
昼の通信速度は、休日の13時半ごろにファミレスで測定した。
下り | 上り | |
---|---|---|
1回目 | 34.1Mbps | 7.71Mbps |
2回目 | 38.1Mbps | 12.3Mbps |
3回目 | 32.9Mbps | 11.4Mbps |
FUJI WiFiの夜の通信速度
夜の通信速度は、休日の20時半ごろにファミレスで測定した。
結果は以下の通りだ。
下り | 上り | |
---|---|---|
1回目 | 26.9Mbps | 10.1Mbps |
2回目 | 27.5Mbps | 10.3Mbps |
3回目 | 30.3Mbps | 10.1Mbps |
店内は混み合っていたので、他のWi-Fiの影響も大きく受けるはずだが、下りは30Mbps、上りも10Mbps程度で安定していた。
通信速度は下りの速度がだいたい10M程度あれば、快適に動画を見ることができる。
30Mあれば、かなり余裕があるので、サクサクとインターネットをすることができる。
FUJI Wifiはルーターはレンタルなので古い機種が多いが、通信速度を見る限りはあまり気にしなくても良いだろう。
FUJI Wifiのメリット
- 契約期間の縛りがないのでいつでも解約できる
- ソフトバンク回線で利用できる範囲が広い
- WiMAXも契約できる
- 他社に比べてプランが豊富
- 3日間10Gを超えても速度制限がない
- SIMカードのみの契約もできる
契約期間の縛りがないのでいつでも解約可能
FUJI Wifiの大きな特徴が「契約期間の縛りがなく解約金が必要ない」ことだ。
WiMAXやワイモバイルのなどの他のモバイルWifiサービスは、2年間や3年間と行った具合に契約期間が決められている。
ユーザを囲い込むための、いわゆる「縛り」というやつだ。
もし契約期間中に解約しようとすると「違約金」、「解約金」として1~2万円支払わないといけなくなる。
さらに厄介なのは、契約は何もしないと自動的に更新されてしまう点だ。
契約更新月は2~3年間に1度しかないので、忘れていることも多い。
もし、うっかりと契約更新月に解約するのを忘れてしまうと、2年、3年利用していたとしても、違約金を払わないといけなくなる。
FUJI Wifiは、契約期間、解約金の縛りがないので、気軽に契約することができる。
ソフトバンク回線で利用できるエリアが広い
「FUJI Wifi」は、ソフトバンクの4G LTE回線を利用しているので、利用できる範囲がとても広い。
ソフトバンクユーザーが利用できる範囲ならどこでも利用することができるので、都市部以外の地域でもつながりやすい。
例えば、わたしが使っていたポケットWiFiの「WiMAX」は、山間部や田舎に行くとつながらないことが多い。
わたしの実家では、WiMAXは一応つながるが、アンテナが2本しか立たず通信が不安定だった。
これには理由があり、WiMAXはもともと携帯電話通信のように全国規模で広範囲のエリアをカバーするために作られたものではないからだ。
WiMAXは、WANとLANの中間である中距離の範囲をサポートするMAN(都市域通信網)として作られたと言う経緯がある。
WiMAXは安い料金で無制限に利用できるというメリットがあるが、住んでいる地域が都市部以外なら、携帯電話の通信網を利用したほうがいいだろう。
FUJI Wifiはソフトバンクの通信回線を利用しているので、全国どこでも安定して利用することができる。
ソフトバンクの4G LTE回線が利用できるエリアを知りたい人は公式サイトを確認するといいよ。
サービスエリアマップ | サービスエリア | 通信・エリア | モバイル | ソフトバンク
Wimaxの契約が可能
FUJI Wifiは、WiMAXの契約をすることができる。
レンタルポケットWiFiの中ではWiMAXを利用できるところはあまり多くはない。
しかもFUJI WifiのWiMAXは業界最安値級に安い。
月額費用を抑えて、無制限で利用したい人は、WiMAXプランを利用するといい。
わたしのようにWiMAXの契約更新で切り替えを考えている人にもおすすめだ。
先に話したとおり、WiMAXは都市部で利用するのがおすすめだ。
自分の住んでいる地域がWiMAXに対応しているか事前に公式ページで調べておくといい。
サービスエリアマップ(WiMAX 2+)|【公式】UQ mobile・UQ WiMAX|UQコミュニケーションズ
他社に比べてプランが豊富
FUJI Wifiは、他社のレンタルポケットWiFiと比べると、プランの数が多く、選択肢が豊富になっている。
サービス名 | プラン |
---|---|
FUJI Wi-Fi | 25G、50G、100G、200G、無制限、WiMAX |
NOZOMI Wi-Fi | 1週間、2週間、100G、200G、無制限 |
SAKURA WI-Fi | 無制限 |
表を見てもらえばわかるが、他の会社はプランを絞っていて100G以上のプランしか存在しない。
100G以下の25G、50GのプランがあるのはFUJI Wi-Fiだけだ。
そこまで頻繁に高画質の動画を観ない人や、家では固定回線を引いていて、外で軽くインターネットを使いたい人だと、大きい容量は使わないので、月100Gも必要ないはずだ。
FUJI Wifiならプランが細かく別れているので、自分にあったプランを選択することができる。
わたしもインターネット回線は1本に絞っているが、先月のWiMAXの使用容量が50G未満だったので、50Gプランを契約した。
ソフトバンク回線以外にWiMAXのプランがあるので選択肢は更に広がる。
- 容量100G以下で契約したい
- レンタルポケットWiFiでWiMAXを利用したい
という人に、FUJI Wifiはおすすめだ。
3日間10Gを超えた場合の速度制限がない
WiMAXやワイモバイルは、月の容量制限がないプランでも、使用量が3日間で10Gを超えると速度制限がかかる仕組みになっている。
これらの速度制限は128Kbpsに制限されてインターネットを開くのも厳しいといったものではなく、1Mbps程度の速度は出る。
YouTubeなどの通常画質の動画なら問題なく見ることができるが、4Kなどの動画を見るなら厳しくなってくるだろう。
FUJI Wifiはソフトバンクの通信回線を利用しているので、3日間で10Gを超えても速度制限なくいつもどおりに利用することができる。
※WiMAXプランで契約した場合は、3日間で10Gの制限あり。
SIMカードのみの契約もできる
FUJI Wifiでは新しくSIMカードだけをレンタルするサービスが開始した。
SIMフリーのモバイルルーターをすでに持っている人は、SIMカードをレンタルすれば、ソフトバンクの回線を利用できる。
SIMカードレンタルのプランと料金は以下の通りだ。
プラン名 | 月額料金(税抜) | 初期費用 |
---|---|---|
20Gプラン | 2400円 | 2000円 |
50Gプラン | 3100円 | 2000円 |
100Gプラン | 3800円 | 2000円 |
200Gプラン | 4800円 | 2000円 |
SIMカードのレンタルサービスでは10G、25G、無制限プランがなくなって、20Gプランが追加されている。
月額料金は、モバイルWi-Fiルーターをレンタルする場合と変わらない。
ただし、おまとめプランで先払いすると、モバイルWi-Fiルーターをレンタルした時よりも、割引率が高くよりお得になっている。
格安SIMは容量の多い契約が少ないため、SIMフリーモバイルルーターをすでに持っている人は、大容量で利用できるSIMカード契約として選択肢にいれておくといいだろう。
FUJI Wifiのデメリット
続いてFUJI Wifiのデメリットを紹介するよ。
- 容量無制限プランは高い
- ルータを返却する必要がある
- 利用できるルーターが少し古い
- 過去に個人情報が流出したことがある
- 個人が利用する場合、会員登録が必須
- 今後値上げの可能性がある
容量無制限のプランは、月額料金が高め
FUJI Wifiで容量無制限で利用できる「4G/LTE いつでも快適プラン」は月額料金6000円と他社に比べるとかなり高めの値段設定になっている。
サービス名 | 月額料金 | 初期費用 |
---|---|---|
FUJI Wi-Fi | 6000円 | 2000円 |
NOZOMI Wi-Fi | 4480円 | 3980円 |
SAKURA Wi-Fi | 3680円 |
事務手数料3,000円 さくらガード500円 |
おまとめプランで最大まで割引したとしても、月額5000円程度の料金がかかる。
FUJI Wifiは初期費用は安いが、長期間で考えると月額料金の安い他社のほうがお得だろう。
容量無制限のプランなら、NOZOMI Wi-Fiか、SAKURA Wi-Fiを利用したほうがいい。
WiMAXが利用できるエリアなら、FUJI WifiでWiMAXの契約をするのもありだろう。
ルータを返却する必要がある
WiMAXやワイモバイルの場合、契約終了後にモバイルWi-Fiルーターは契約者のものになるので返却する必要はない。
しかしFUJI Wi-Fiはレンタルサービスなので利用したモバイルWi-Fiルータは、利用後に返却しないといけない。
返却する際の送料も契約者が負担となる。
ただし送料はたかが知れている。
WiMAXの解約金に比べれば、断然に安いのであまりそこまで神経質になる必要はないだろう。
短い期間だけ利用した場合、契約手数料と返却する際の送料を考えると1ヶ月あたりの支払いが割高になる。
解約金不要のレンタルといえども、できるだけ長く利用したほうがお得になる。
利用できる端末は少し古い機種が多い
モバイルWi-Fiルーターのレンタルサービスは基本的に申込時に在庫のあるルーターがランダムで届く。
自分でルーターを選ぶことができないので、運が悪いと少し古いルーターを利用しなければならない。
FUJI Wifiで利用できるルータは以下の通りだ。
ソフトバンク4G/LTE
- FS030W
- ARIA2
- 304ZT
- 501HW
WiMAX
- W04
- W05
FUJI Wifiのルーターは他社のモバイルWifiルーターに比べると少し古い旧機種もある。
ただし通信に問題があるようなレベルのものではないのであまり気にしなくてもいい。
もともとルーターは何年も使用することを前提に作られているので、少し古い機種でもあまり変わりがない。
WiMAXに、今までなかったW05が追加されたりと、ラインナップも少しずつ新しくなってきているので、今後もルーターの種類は新しくなっていくだろう。
過去に個人情報が流出したことがある
FUJI Wifiは過去に、サイトリニューアルの際、システムエラーが起こり、個人情報が流出したことがある。
お詫びとお知らせ 個人情報(氏名・メールアドレス)の流出について | FUJI Wifi
流出した個人情報は「名前」と「メールアドレス」の2点だ。
FUJI Wifiにおいて、1月24日のサイトリニューアルに合わせシステムのアップデート入れ替え後、 1月25日AM10時頃、カード決済完了・カード決済エラーのお知らせメールの配信中にシステムエラーが起こり カード決済エラーが発生したお客様の氏名・メールアドレスが流出する事故が発生しました。
クレジットカード決済の際に個人情報が流出したが、幸いクレジットカードの番号やパスワード、取引実績などの情報は流出しなかったようだ。
なお、クレジットカード番号や、パスワード、取引実績などの信用情報の流出はありませんでした。 以下、現時点までの調査結果と今後の対策につきましてご報告いたします。
会員登録する必要がある
FUJI Wifiはもともと、法人と個人事業主だけにサービスを提供していた。
現在は個人でも契約することができるようになっているが、個人が利用する場合、レグルスの会員に登録する必要がある。
会員登録する時に、免許証などの本人確認書類が必要になるので少し面倒だ。
先に話したとおり、過去に個人情報が流出した経緯もあるので「聞いたことのないよくわからない会社に会員登録したくない」という人にはデメリットになるだろう。
個人的には、どこでモバイルWifiルーターを契約しても、送付先の住所や支払いのためのクレジットカードの情報は必要だし、多くの場合、会員登録することになるので、あまり気にしなくてもいいと思っている。
今後値上げの可能性がある
FUJI Wifiは利用者の増加に伴って徐々に料金を値上げしている。
無制限で利用できるプランは以前は4800円程度だったが、現在は6000円になっている。
以前が安すぎたというのもあるだろうが、今後もユーザーの増加に伴って料金が値上げする可能性がある。
ただし、料金が値上げになっても継続して利用している場合は、月額料金は変わらない。
レンタルポケットWiFi3社を比較
FUJI Wifiを他社のモバイルWifiルーターレンタルサービス、「NOZOMI Wi-Fi」と「SAKURA Wifi」と比較してみた。
先に結果をまとめると、以下の通りだ。
レンタルサービス3社を比較した結果
- 50G以下ならFUJI Wifi
- 100G、200GならNOZOMI Wi-Fi
- 無制限ならSAKURAWiFi
- WiMAXならFUJI Wifi
初期費用はNOZOMI Wi-FIが高い
3社の初期費用を比較してみると以下のようになる。
FUJI Wifi | NOZOMI Wi-Fi | SAKURA WI-Fi | ||
---|---|---|---|---|
初期費用 | 2000円 | 3980円 |
事務手数料3000円 さくらガード500円 |
初期費用はFUJI Wifiが2000円と一番安い。
SAKURA Wi-Fiは以前は初期費用が一番高かったが、現在は3000円と安くなっている。
SAKURA Wi-Fiは、端末が壊れた時などの補償オプション「さくらガード」の初月加入が必須になっている。
2ヶ月目以降に「さくらガード」が不要な場合、自身で解約する必要があるので手間もかかる。
一番高いのがNOZOMI Wi-Fiで初期費用が3980円となっている。
ただし100Gプランの場合は、初期費用が2,980円となるのでSAKURA Wi-Fiより安くなるよ。
ちなみにFUJI Wifiの保証「安心サポート」は月額300円かかるが、300円割引きされるため、実質無料で加入することができる。
初期費用は他にも、ACアダプタなどのオプション品を購入した場合、追加の料金がかかる。
次に各プランの月額料金を比較してみよう。
レンタルポケットWiFi3社の月額料金を比較してみる
3社の契約プランを比較してみた結果は以下の通りになった。
プラン名 | FUJI Wifi | NOZOMI Wi-Fi | SAKURA WI-Fi |
---|---|---|---|
25Gプラン | 2500円 | ||
50Gプラン | 3100円 | ||
100Gプラン | 3800円 | 3480円 | |
200Gプラン | 4800円 | 3980円 | |
無制限プラン | 6000円 | 4480円 | 3680円 |
WiMAX+with au4G/LTEプラン | 3200円 |
赤字で示した部分が月額料金が一番安いプランになる。
表を見てみると、3社でうまく棲み分けができていることがわかる。
3社の安いプラン
- FUJI Wifi:10G、25G、50G、WiMAXプランが安い
- NOZOMI Wi-Fi:100G、200Gプランが安い
- SAKURA Wi-FI:無制限プランが安い
FUJI Wifiはプランの数が多く50G以下のプランに強い。
また、WiMAXが利用できるなど他社にはないサービスを提供していることがわかる。
反対に残りの2社は、無制限や大容量のプランに絞ってプランを展開をしており、そちらに力を注いでいるようだ。
NOZOMI Wi-Fiに関しては1週間、2週間という超短期のプランもある。
レンタルサービス3社を比較した結果
- 50G以下、WiMAXならFUJI Wifi
- 100G、200GなNOZOMIWiFi
- 無制限ならSAKURAWiFi
今一番おすすめのレンタルポケットWiFiは「どんなときもWiFi」
上の3社以外にも新しいレンタルポケットWiFiが登場している。
今一番おすすめなのは2019年3月に新しく登場した「どんなときもWiFi 」だ。
どんなときもWiFiには、2年の契約期間があるが、
- 月額3,480円で無制限で使える
- ドコモ、au、ソフトバンクのLTEが全て使える
- クラウドSIMで速度制限も一切なし
という特徴がある。
携帯会社3社のLTEが使えるのでポケットWiFiの中でエリアが最も広く、NOZOMI WiFiの無制限プランのように「クラウドSIM」を使っているので速度制限にもかからない。
LTEのポケットWiFiを無制限で使いたい人には今一番おすすめできるポケットWiFiだ。
人気があり注文が殺到してしまったため在庫切れで端末の入荷待ちの状態が続いている。
利用したい人は早めに申し込みしておいたほうがいいよ。
FUJI Wifiを契約する手順
FUJI Wifiを契約する手順を細かく紹介するよ。
基本的には、FUJI Wifiの公式サイトにアクセスして流れに沿って申込みをすればいい。
簡単に申し込みできるよ。
契約する手順は以下の通りになっている。
- レグルスに会員登録する
- レンタルの申し込みをする
- モバイルWi-Fiルーターが届く
順番に説明するよ。
レグルスの会員登録をする
FUJI Wifiの公式サイトにアクセスする。
トップページの左下にある「一般のお申込みはこちら」をクリックする。
するとレグルス会員のログイン画面が表示される。
個人が、FUJI Wifiを利用するには、先にレグルスの会員登録が必要になる。
まだ会員登録をしていないので、下の「会員登録はこちら」のボタンをクリックする。
会員登録の画面が表示されるので、名前、住所、メールアドレスを入力する。
次に本人確認書類をアップロードする。
以下の本人確認書類をどれか一つ用意しておこう。
会員登録に必要な本人確認書類
- 運転免許証
- マイナンバーカード
- パスポート
これらの本人確認書類をスマホやデジカメで撮影して、画像をアップする。
申し込み前に撮っておいた方が楽だよ。
本人確認書類に記載された住所が現在の住所と違う場合は、住民票や公共料金の支払いなど、現在の住所が確認できる補助書類が別途必要になる。
パスポートを本人確認として利用する場合も、補助書類は必要になるよ。
必要な情報を入力して本人確認書類がアップできたら、完了だ。
画面一番下の「確認画面へ」をクリックしよう。
その上にあるチェックをつけたままだと、ダイレクトメールが届くので外しておいたほうがいい。
次に確認画面が表示される。
入力した情報に間違いがなければ、一番下の「送信」をクリックする。
これで、レグルスの会員登録が終了だ。
これで、会員メニューにログインするためユーザーIDとパスワードが手に入る。
「ログイン画面に移動」をクリックすると、ログイン画面に移動するので、ユーザーIDとパスワードを入力して、ログインしよう。
画面を閉じてしまって、ユーザーIDとパスワードがわからなくなってしまった人は、登録したメールアドレスを確認しよう。
控えのメールが届いているので、そこで確認できる。
FUJI Wifiの契約をする
次はFUJI Wifiのレンタルの申し込みをしよう。
メニュー画面左上の「新規申し込み」をクリックする。
すると、申し込み画面に移動する。
まずルーターの送付先住所を入力するう。
会員登録したときの住所と同じなら、「上記住所と同じ」を選択しよう。
次に自分の申し込みたいプランを選択する。
下の「選択プラン詳細」に、月額料金などが表示されるので、確認しよう。
わたしが申し込んだときは月末だったためか、WiMAXプランが在庫切れになっていた。
モバイルWi-Fiルーターのレンタルサービスは、人気が殺到しているのでこのように、在庫切れになっている場合もある。
WiMAXの申込みでもよかったが、在庫切れだったので、50Gのおまとめプラン3ヶ月に申し込んだよ。
次にルーターの申し込み数やプランのオプションなどを選択していく。
入力する項目
- 申込数:必要な申し込み数(普通は1)
- 安心サポート詳細:「安心サポート」か「安心サポートPremium」を選択する
- 充電用ACアダプタ:充電用ACアダプタを300円で購入するか
- 利用開始月:「当月」「翌月」から選択する。
わたしは以下のように選択した。
- 申込数:1
- 安心サポート詳細:安心サポート
- 充電用ACアダプタ:購入しない
- 利用開始月:翌月から
FUJI Wifiは、保証への加入が必須になっている。
「安心サポート」は月額300円、「安心サポートPremium」は月額620円かかるが、300円割引されるので「安心サポート」は実質無料で利用することができる。
またオプションで、充電用ACアダプタが300円で購入できるが、スマホやタブレットを持っていれば、手元にあるはずなので必要ないだろう。
利用開始月は、当月から利用するか、翌月に利用するか選択できる。
わたしは月末に申し込んだので、翌月からしか選択できなかった。
当月に申し込んだ場合、月額料金は日割りではなく、1~15日までに申し込みは月額全額、16~月末に申し込んだ場合は、月額の半額になる。
翌月に申し込んだ場合、1日に届くように手配される。
ただし月末の26日以降に申し込んだ場合、翌月1日に届かない可能性がある。
早めに申し込みしておいたほうがいい。
最後に支払いのためのクレジットカード情報を入力しよう。
入力が完了したら「利用規約に同意する」、「ご利用開始月・配送出荷・到着日詳細について承諾する」にチェックを入れて「確認画面へ」をクリックする。
最後に確認画面に申込内容が表示されるので、間違いがないか確認しよう。
ルーターは郵便の「クリックポスト」で届くので、特に住所の番地間違いなどがないか確かめよう。
申込み内容に間違いがなければ画面下の「送信」をクリックして申し込み完了だ。
モバイルWi-Fiルータを受け取る
申込みが終わったら、あとはモバイルWi-Fiルーターを受け取るだけだ。
モバイルWi-Fiルータは、郵便のクリックポストで届くので、ポストに投函される。
FUJI Wifiは、月末に申し込みした場合、1日に届かない可能性がある。
翌月に利用する場合は、早めに申込みをしておいたほうがいい。
わたしは30日に申し込んだので、翌月1日に届かないと思っていたが、夕方ごろにポストを確認すると、荷物が届いていた。
中を開けると、モバイルWi-Fiルーター、説明書、充電ケーブルが同梱されていた。
モバイルWi-Fiルーターは電源を入れて、該当のSSIDにパスワードを入れるとすぐに使用できる。
届いたときのモバイルWi-Fiルーターの充電は50%くらいだったので、届いたら充電するといいだろう。
FUJI WifiのモバイルWiFiルーターについては以下の記事を参考にしてね。
FUJI Wifiのモバイルルーター「FS030W」の詳細な設定方法とスペック
FUJI Wifiを1年使ってみた口コミ
FUJI Wifiを契約して1年以上が経過したので口コミを紹介するよ。
使ってみて一番感じたメリットは、利用できるエリアの広さだ。
FUJI Wifiはソフトバンク回線の4G/LTE使っているので、エリアが広くだいたいどこでも電波が入る。
以前WiMAXを使っていたときは、地下のお店や地下鉄などに行くと電波がはいらないことがあったが、FUJI Wifiはどこにいっても大体の場所で電波が入る。
どこでもインターネットがつながるので、地下のお店でも気軽に行けるようになった。
反面WiMAXに比べて無制限ではないので、使いすぎると速度制限になってしまう点は注意が必要だ。
わたしは50Gプランで契約したが、データ容量をあまり気にせずにAmazonプライムで動画を沢山観たときは、月末に速度制限にかかってしまった。
FUJI WiFiは速度制限後は128Kbpsになる。
LINEやメールはなんとか使えるが、画像や動画は読み込むまでにかなり時間がかかってしまいほとんど機能しなくなる。
わたしの場合、動画を観すぎるとと50Gをぎりぎり超えてしまう事があるので、プランを選ぶときは、少し余裕を持った容量のプランを選んだほうがいいと感じた。
FUJI WiFiでは月額2000円でプラン変更ができるので、 容量が少ないと感じたらプラン変更するといいだろう。
FUJI Wifiの無制限プランは月額6000円と料金が高めなので、データ容量を気にせずに無制限に使いたいなら、月額3480円で無制限の「どんなときもWiFi」を利用したほうがいいだろう。
FUJI Wifiについてのまとめ
FUJI Wifiはソフトバンクの通信回線に加えて、WiMAXの回線が利用できるレンタルポケットWiFiだ。
大きな特徴は以下の3点だ。
- 縛りなしでいつでも解約できる
- WiMAXは、無制限で業界最安値級で3200円
- 50G以下のプランが他社より安い
FUJI Wifiは、WiMAXプランか50G以下のプランで契約するのが月額料金が安くておすすめだ。
100G以上利用するなら、月額3480円で無制限で利用できるどんなときもWiFi がおすすめだ。
FUJI Wifiと他社を比較した結果
- 50G以下、縛りのないWiMAXならFUJI Wifi
- LTEで100G以上ならどんなときもWiFi
レンタルポケットWiFiは、縛りがないので短期間で契約することもできる。
通信速度を測ってみたが全く問題なかったので、固定回線の代わりとして使うことも可能だ。
ポケットWiFiを探している人にはおすすめのサービスなのでぜひ利用するといいよ。