こんにちは友幸(@humberttomoyuki)です。
2017年に新モデルの発売されたKindle(キンドル)のFire7タブレットを購入した。
Amazonプライム会員なら4980円で買うことのできる格安のタブレットだ。
Kindle Fire7の旧モデルとの違いや、買うときの注意点や特徴を紹介するよ!
Kindle(キンドル) Fire7タブレットとは?
Kindle(キンドル) Fire7タブレットは、Amazonが発売しているタブレットだ。
Kindleはもともと電子書籍を読むための電子書籍リーダーとして作られた。
その後シリーズの一つとして生まれたタブレットが、Kindle FIre7だ。
Kindleのラインナップは大きく分けると、「Kindle」シリーズと「Kindle Fireシリーズ」の二つにがある。
Kindleのラインナップ一覧
Kindleの端末を「Kindle」シリーズと「Kindle Fireシリーズ」に分けてみた。
【Kindleシリーズ一覧】
- Kindle
- Kindle Paperwhite
- Kindle Voyage
- Kindle Oasis
【Kindle Fireシリーズ】
- Fire7タブレット
- Fire HD8タブレット
- Fire HD10タブレット
タブレットの特徴を簡単なにまとめてみた。
【Kindleシリーズ一覧】
Kindle:最も安価なモデル。ライトなし。
Kindle Paperwhite:フロントライトがついたモデル。32Gのマンガモデルあり
Kindle Voyage:Kindle Paperwhiteを軽量化して、ページめくりボタンをつけたモデル
Kindle Oasis:防水仕様の最上位モデル
【Kindle Fireシリーズ】
Fire7タブレット:Fireシリーズで最も安価。7インチタブレット
Fire HD8タブレット:Fire7タブレットの上位互換。8インチタブレット
Fire HD10タブレット:Fireシリーズの最上位機種。10インチタブレット
KindleシリーズとKindle Fireシリーズの違いについて
Kindleシリーズは電子書籍リーダーとして作られている。
読書をすることに特化した端末なので画面は白黒だ。
動画や音楽を聴くことはできないが、無駄なアプリが入っていないので、高速で起動し利用することができる。
ライトも長時間画面を見ても目が疲れないように直接目を照らさずに、画面を照らすフロントライト方式になっている。
また片手で持てるように、どのモデルも軽量で200g程度になっている。
Kindle FIreシリーズは電子書籍リーダーではなくタブレットとして作られている。
画面はカラーで、動画や音楽も楽しむことができる。
様々なアプリも利用可能だ。
スペックなどの違いはあるが、要はiPadなどの他のタブレットと同じだ。
画面が大きなスマホと考えてもらってもいい。
色々なことができるぶんKindleシリーズに比べると、動きが重たくなる。
読書をするだけの端末が欲しいなら「Kindleシリーズ」、動画を観たり音楽を聴きたい人、安いタブレットが欲しい人は「Kindle Fireシリーズ」という違いになるよ。
Kindle Fireタブレットの比較
Kindle Fireシリーズの3種類のタブレットのスペックをまとめてみた。
Fire 7 | Fire HD 8 | Fire HD 10 | |
---|---|---|---|
価格 |
¥ 8980 プライム会員は4980円 |
¥ 11980 プライム会員は7980円 |
¥ 18980 プライム会員は14980円 |
ディスプレイサイズ | 7インチ | 8インチ HD | 10.1インチ HD |
解像度 | 1024 x 600 (171 ppi) | 1280 x 800 (189ppi) | 1920 x 1200 (224ppi) |
カラー | ブラック | ブラック | ブラック |
プロセッサ | クアッドコア1.3GHz | クアッドコア1.3GHz | 1.8GHz x 2、1.4GHz x 2 クアッドコア |
コンテンツ | 約3000万のエンターテインメントコンテンツ。テレビ、ドラマ、音楽、本、アプリ、ゲームなど | 約3000万のエンターテインメントコンテンツ。テレビ、ドラマ、音楽、本、アプリ、ゲームなど | 約3000万のエンターテインメントコンテンツ。テレビ、ドラマ、音楽、本、アプリ、ゲームなど |
オーディオ | モノラルスピーカー マイク | Dolby Atmos、 デュアルステレオスピーカー マイク | Dolby Atmos、 デュアルステレオスピーカー マイク |
ストレージ | 8/16GB | 16/32GB | 32/64GB |
microSDカードスロット | あり 256GBまで対応 | あり 256GBまで対応 | あり 256GBまで対応 |
カメラ | フロントカメラ +2メガピクセルリアカメラ | フロントカメラ +2メガピクセルリアカメラ | フロントHDカメラ +2メガピクセルリアカメラ |
Wi-Fi | デュアルバンド a/b/g/n | デュアルバンド a/b/g/n | デュアルバンド a/b/g/n/ac |
バッテリー | 8時間 | 12時間 | 10時間 |
サイズ | 192 x 115 x 9.6mm | 214 x 128 x 9.7mm | 262 x 159 x 9.8mm |
重量 | 295g | 369g | 500g |
カスタマーサポート | メール、チャット、電話、スクリーンシェア | メール、チャット、電話、スクリーンシェア | メール、チャット、電話、スクリーンシェア |
どのモデルもAmazonプライム会員なら4000円引きで購入することができる。
比較するとわかる通り、Fire7タブレットは価格が最も安いが上位モデルに比べるとスペックが低めになっている。
画面の大きさも上位モデルになると大きくなっていく。
Fire7タブレットの旧モデルと新モデルの比較
FIre7タブレットの新モデルと旧モデル(第5世代)のスペックの違いを表にまとめてみた。
新モデル | 旧モデル | |
---|---|---|
価格 |
¥ 8980 プライム会員は4980円 |
¥ 8980 プライム会員は4980円 |
ディスプレイサイズ | 7インチ | 7インチ |
解像度 | 1024 x 600 (171 ppi) | 1024 x 600 (171 ppi) |
カラー | ブラック | ブラック |
プロセッサ | クアッドコア1.3GHz | クアッドコア最大1.3GHz |
コンテンツ | 約3000万のエンターテインメントコンテンツ。テレビ、ドラマ、音楽、本、アプリ、ゲームなど | 約3000万のエンターテインメントコンテンツ。テレビ、ドラマ、音楽、本、アプリ、ゲームなど |
オーディオ | モノラルスピーカー マイク | モノラルスピーカー マイク |
ストレージ | 8/16GB | 8/16GB |
microSDカードスロット | あり 256GBまで対応 | あり 200GBまで対応 |
カメラ | フロントカメラ +2メガピクセルリアカメラ | フロントカメラ +2メガピクセルリアカメラ |
Wi-Fi | デュアルバンド a/b/g/n | シングルバンド |
バッテリー | 8時間 | 7時間 |
サイズ | 192 x 115 x 9.6mm | 191 x 115 x 10.6mm |
重量 | 295g | 313g |
カスタマーサポート | メール、チャット、電話、スクリーンシェア | メール、チャット、電話、スクリーンシェア |
新モデルは、薄くなり、軽量になっていることがわかる。
軽量化のおかげかバッテリーの持ちも1時間長くなっている。
使用できる使用できるMicroSDカードの容量も200Gから256Gに増えたので、より覆うの動画などを観れるようになった。
Wifiもデュアルバンドに対応した。
個人的にはモバイルWifiルータを使っているので、この変化は大きい。
値段は8980円(プライム会員は4980円)と旧モデルと同じだが、性能に関しては色々な面が向上していることがわかる。
上部についている電源ボタンやMicroUSBコネクタの配置も新旧モデルで変わっている。
写真の上が旧モデル、下が新モデルだ。
新モデルは音量ボタンが端に配置され、イヤホンジャックが真ん中に移動している。
音量ボタンが端にあったほうが押しやすいので変更したんだろう。
こういう細かい配慮はうれしいね。
Fire7 タブレットの注意点
FIre7タブレットを購入する前に注意する点を書いていくよ。
Googleプレイストアが利用できない
Androidのタブレット端末の場合、アプリをダウンロードする時はGoogleアカウントにログインして「Googleプレイストア」を利用する。
Kindle FIreはGoogleプレイストアではなく、Amazonアカウントにログインして「Amazonアプリストア」と呼ばれる独自のアプリストアからアプリをダウンロードする。
AmazonアプリストアはGoogleプレイストアに比べると使用できるアプリの数が少なくなっている。
有名どころでいえば「LINEアプリ」はAmazonアプリストアにはない。
Googleアカウントにログインして使う「Gmail」や「Google Chrome」もない(「Youtube」はある)。
Kindle Fireタブレットの購入を考えているなら、使用したいアプリがAmazonアプリストアにあるかどうか事前に確認しておいた方がいいだろう。
Kindle FIreシリーズのOSはFire OSというものだ。
Fire OSはAndroidから派生したOSなので、使おうと思えばGoogleプレイストアを使うことができる。
どうしてもGoogleプレイストアが使いたい人は、Android端末からGoogleプレイストアを取り出してFire7タブレットにいれると使用できる。
詳しくはググってくれ。
Amazonアプリストアのアプリも昔に比べると徐々に増えているので、これから更に多くのアプリが対応していくことに期待したい。
ディスプレイの大きさについて
Fire7タブレットの場合、画面の大きさは7インチとなる。
「iPad mini」が7.9インチでFire HD8と同じくらいの大きさなので、Fire7タブレットはiPad miniより一回り小さなサイズとなる。
iPhoneXが5.8インチなので、iPhoneXとiPad miniの中間くらいの大きさだ。
わたしは元々ゲームアプリをするために買ったので、画面が大きすぎると使いにくくなる。
そのためサイズはちょうどよかったが、大きな画面で動画を観たい人もいるだろう。
タブレットにしては画面が小さめなので、大きな画面のタブレットが欲しい人は10インチの大きさのFire HD10タブレットを買うといいよ。
逆にFire7タブレットは画面が小さい分、重量300g以下と軽量なので、持ち運びしやすいというメリットもある。
わたしは常にバックに入れて持ち歩いているので、重量が軽いのはありがたい。
画面の解像度について
Fire7タブレットの画面の解像度は1024×600となっている。
最新のタブレットに比べると解像度は控えめでお世辞にも高いとは言えない数字だ。
そのため、文字の見やすさにとことんこだわる人には向いていないだろう。
ただわたしはFire7タブレットで電子書籍を何冊か読んだが特に見にくいと思うことも、解像度が低いと感じることもなかった。
普通に電子書籍を読むのであれば十分な解像度だろう。
本を自炊して画像として取り込んだものをよく見るので、できるだけ解像度が高いタブレットが欲しいといった人でなければ、特に問題ないだろう。
CPU、メモリのスペックが低い
Fire7タブレットのメモリは1G、CPUは1.3GHzのクアッドコアとお世辞にもハイスペックとはいねない。
そのため複数の重いアプリを同時に起動すると動きがもっさりとしてくる。
動きが重いアプリを使う場合は他のアプリを終了しておいた方がいい。
Fire7タブレットの本来の用途である動画を観たり、音楽を聴いたり、電子書籍や漫画をを読んだりするくらいなら問題なく使用できるよ。
ストレージが8G
Fire7タブレットはストレージは8Gと少なめだ。
Wif環境で動画を観るだけなら問題ないが、一度端末に動画や漫画をダウンロードして観ると、すぐにストレージが一杯になってしまう。
端末のストレージだけで利用する場合、動画をみたらこまめに削除して、また新しい動画をダウンロードする必要がある。
Fire7タブレットは256GまでのMicroSDカードに対応しているのでこの問題を解決できる。
動画をダウンロードしてみることが多い人は別途MicroSDカードを購入しよう。
Fire7タブレットの16Gのモデルを買うよりも、安いMicroSDカードを別に買って使ったほうが安上がりだし容量が多くなるよ。
カメラがついているが、画質が粗い
Fire7タブレットには一応カメラがついているが、2メガピクセルと画質は高くない。
何度か写真を撮るのに使ったことがあるが、画質が良くないのでスマホのカメラを使った方が綺麗に撮れた。
写真は摂らずに、「Skype」などのアプリでカメラ通話をする時などに使うくらいだと割り切った方がいいよ。
GPSがついていない
Fire7タブレットにはGPS機能は搭載されていない。
ただしGPSに関してはiPadのWifiモデルも実は搭載されていない(Cellularモデルには搭載されている)。
GPSがなくても位置情報を取得できないわけでない。
GPSを搭載していない場合、精度は落ちるが利用しているモバイルWifiなどから位置情報を特定することができるからだ。
Fire7タブレットは多くのナビアプリが非対応となっているのでAmazonアプリストアにない。
そのため車のナビゲーター代わりに使うことはできないよ。
安いタブレットが欲しい人にはKindle Fire7タブレットはおすすめだ
色々な注意点を書いてみたが、FIre7タブレットは安いタブレットが欲しい人には最適だ。
音楽や動画、電子書籍やマンガを読みたい人には十分な性能をもっている。
同じタブレット端末の比較としてアップルのiPadと比べる人がいるが、価格が全然違うので比較対象にするのは間違っている。
8インチの「iPad mini」は45000円以上するし、10.5インチの「iPad Pro」は高いモデルだと10万円以上する。
Amazonプライム会員なら5000円以下で変えるFire7タブレットとは性能が違うのは当然だ。
動画を観たり、電子書籍やマンガを読むだけに使うにはiPadをハイスペックすぎるので、購入するのは賢い選択とはいえないだろう。
タブレット端末はメインではなくサブとして、スマホと兼用して使うことがほとんどだから、そこまで高いスペックは必要ない人の方が多いはずだ。
Fire7タブレットは価格が安いタブレットの中ではトップクラスのコスパを誇る。
そういう意味では唯一無二の存在だ。
タブレットで動画を観たりマンガや本を読みたいと思っている人は間違いなくおすすめだよ。
上位モデルのKindle HD8もおすすめ
Fire7タブレットの上位モデルであるFire HD8タブレットももおすすめだ。
Fire7タブレットよりも値段が3000円高くなるが、ストレージも16Gになり、メモリも1.5Gとスペックが高くなる。
画面のサイズも8インチと大きくなるのでFire7タブレットだと少し小さいと思う人にはおすめだよ。
Amazonプライム会員の特典で、4000円引きの7980円で買うことができる。
FIre7タブレットと価格差が少なく、1万円以下で買うことのできるので値段も手ごろなタブレットだ。
Kndle Fireタブレットを購入するなら、Amazonプライムに加入した方がお得
FIre7タブレットは通常価格は8980円で売られている。
これがAmazonプライム会員だと4000円引きの4980円という破格の値段で買うことができる。
Amazonプライム会員費は年間3900円なので4000円割引されればAmazonプライムが1年無料で利用できることになる。
まだAmazonプライム会員に入っていなくて、Kindle Fireタブレットを買おうと考えている人は、Amazonプライム会員になったほうが絶対にお得だ。
Amazonプライム会員になればプライムビデオで動画見放題になるし、kindleオーナーライブラリーで電子書籍も無料で読むことができる。
Fire7タブレットと相性が非常にいいので、一緒に利用することをお勧めするよ。
まとめ
Fire7はこんな人におすすめだ。
- タブレットを持っていないので使ってみたい
- とにかく安いタブレットが欲しい
- タブレットで動画を観たり電子書籍を読みたい
- サブ機として使いたい
わたしはもともとゲームアプリのサブ機として使うために購入したが、電子書籍を読んだり、動画を観たりする時に大変便利だ。
寝転がりながら、ごろごろして使えるのもいい。
コンパクトに機能がまとまっていて、タブレットを持っていない人の最初の1台にも最適だよ。
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