こんにちは友幸(@humberttomoyuki)です。
「貯金が100万円欲しい」
そう思ったことはないだろうか。
「1年で貯金100万円を貯めました」という話もちらほら耳にするが、どうすればそんなにお金が貯まるのだろうか。
わたしは20代中ごろまでは、海外と日本を行き来して旅費でお金が無くなっていたので、貯金がまったくなかった。
「貯金100万円なんて絶対無理」
そう思っていた。
それでもお金を貯める方法を学んでお金に対する考え方を改めたおかげで、30歳で1000万円の貯金を貯めることができた。
今なら1年で100万円を貯めることは難しいことではないし誰でも実現可能だといえる。
今回はわたしの実経験からお金を貯めた方法を紹介するよ。
1年で100万円貯めるには月に8万3334円必要
1年に100万円貯めようと決めても、スパンが長く、金額が大きいので目標がぼやけてしまい実感がわきにくくなってしまう。
実感がわかない目標を達成する前に挫折する可能性が高い。
ダイエットに例えると「とりあえず5キロ痩せたい」と考えてやみくもにダイエットをしてみたけど、急激に痩せたためリバウンドしてしまい、嫌になって挫折するといった感じだ。
100万円のままだと金額が大きくて実感がわきにくいので、イメージが湧きやすいように一度小さな目標に分割して考えてみるといい。
ダイエットで「月に1キロ痩せる」 という目標を決めるようなものだ。
ほとんど人の給料は一か月に一回なので、1年で100万円貯めるには月々いくら貯めればいいのか考えてみる。
100万円÷12ヵ月=8万3334円
100万円を12ヵ月で割ってみると、月に8万3334円貯めると100万円が貯まることがわかる。
ボーナスがある人は、月々の貯金額はこれよりも少ない金額でも1年間で100万円貯めることができる。
毎月貯める金額が明確にわかれば、給料の中からこの金額を貯めることを考えていけば目標を達成できる。
でもなかなか難しいよね。
どうすれば貯金を貯めるモチベーションを高めることができるのだろうか。
どんな人生を送りたいのか考えてみる
貯金をしたい人はお金を貯めるための理由や、自身の夢や目標を一度しっかりと考えてみよう。
日々生活する上でお金は必ず必要になるので、お金と人生は切り離して考えることができない。
「どこでどういう風にお金を使うか」ということは、大げさではなく日々の生活や暮らしかた、そして未来の自分と直結する問題となる。
貯金ができない人は、自分の将来やこれからの人生について具体的な考えやイメージががない場合が多い。
お金を貯める前に「どんな人生を送りたいのか」「夢や目標は何なのか」を考えてみるといい。
「どうして貯金をしようと思ったのか」考えてみると答えが出るだろう。
「カフェを開きたい」
「世界一周旅行に行きたい」
「マンションを買いたい」
「老後資金を貯めておきたい」
自分で積極的に立てた目標ではなく「周りが貯金しているからなんとなく自分もやろうと思った」というような受け身な理由だと、あまりやる気がでずに貯金をすることができない。
貯金をしようと思った明確な理由が思い浮かばない場合は、今はまだ貯金しなくてもいいのかもしれない。
何でもいいので、自分で決めた目標を考えてみよう。
そして目標を実現するために、どれくらいのお金が必要になるか考えてみる。
わたしの場合、定年まで会社で働くのが無理だと思っていたので、会社で働かない方法を考えた。
生活費を抑えればそんなに多くの貯金がなくても、株などで3%くらいの配当利回りがあれば生活できるのではないかと思ってお金を貯めることにした。
- なぜお金を貯める必要があるのか
- それが自分にとって有益なことである
ということを理解すれば、お金を貯めるのは難しい事ではない。
わたしの友人の例だと、今まであまり貯金をすることはなかったが、同棲していた彼氏と結婚することになったら貯金ができるようになった。
結婚式のための費用は結構かかる。
結婚式を開く予定の日程を決めて、それまでに必要な費用がわかると貯金をするようになった。
結婚式の日付から逆算して、毎月しっかりと貯金していったので、無事、結婚費用を貯めることができた。
お金がないからといって、夢や目標をあきらめてしまうのは非常に残念なことだ。
お金で解決できる夢や目標であれば、あきらめずに叶えた方がいい。
自分が叶えたい夢や目標を見つけることができれば、絶対に貯金することができる。
貯金をするのに年収はあまり関係ない
「もらえる給料が少ないから1年で100万円貯金するのは無理」
そう考える人もいるだろう。
でも本当にそうだろうか?
わたしは東京でアルバイトで働いていたとき、東京都の最低賃金で働いていたこともあるが、その時でも1年で100万円貯金していた。
反対に年収が1000万円あっても、家賃の高い部屋に住み浪費ばかりして、全く貯金できない人もいる。
収入の多い人の方がむしろ貯金をしていない場合が多い。
年収が少ない人のほうが、お金に対する危機感を持っているので、貯金に対する意識が強い。
年収が多い人は、日々のお金の使いかたも雑になりやすいし、無茶なお金の使いかたをして気が付いたら、お金が無くなっているということが多い。
男性よりも女性の方が年収が少ないが、貯金額は多いという結果もある。
収入と貯金できるかどうかはあまり関係ない。
収入は少ないよりも多い方がもちろんいいに決まっているし、「もっと収入が増えれば貯金できる」という人もいるだろう。
だけど「貯金ができない」と言っている人は、今の生活を変えるのが嫌だから言い訳をしているだけで、収入が増えても増えた分だけ使ってしまい結局貯金できないんじゃないだろうか。
貯金をしたいのに貯金をできない場合、今の生活を変える必要がある。
周りと自分を比較して、自分の収入に見合っていない生活を送っているのであれば、自分の収入に見合った生活に改める必要がある。
貯金をするということは今までの生活や暮らし方を変えるということだ。
今までと同じやり方で違う結果を期待するのは狂気の沙汰だ。
収入が増える見込みがないからといって、貯金をあきらめてしまう場合、貯金をする目標が本当は自分のとって本当はあまり興味のない目標なのかもしれない。
それなら目標を改めよう。
本当に重要なのは、年収が多い少ないではなく「自分に本当にお金を貯める気持ちがあるかどうか」だ。
しっかりとした夢や目標、自分の送りたい生き方がはっきりしていればその目標に向かって頑張ることができるよ。
お金のかからない楽しみを見つける
お金をかけない楽しみを生活の中に見つけることができれば、無駄なお金を使わなくて済み、お金を貯めることができる。
お金はあったほうがいいけど、暮らしを楽しむのに必ずしもたくさんのお金が必要なわけではない。
別にケチケチした生活を送ったほうがいいといっているわけではない。
そうじゃなくてお金ばかりを使って楽しむ生活を見直して、別のところから生活の楽しみを見つけるのも案外ありだよってことだ。
毎週休みの日にショッピングモールをはしごして、日ごろのストレスから衝動買いをして散財するくらいなら、ジムに行って運動をしてリフレッシュしたり、美術館にいって絵画を観たほうがあまりお金もかからないし、充実した時間を過ごせるだろう。
個人的にオススメなのは本を読むことや植物を育てたり、料理やDIYをして何かを作ることだ。
本を読み終わると達成感があるし、知識も身につく。
今まで外食ばかりしていた人が料理を作るのが趣味になり、自炊をすればお金の節約にもなるだろう。
DIYで自分で何かを作り上げると達成感もあるし一度身につけてしまえば、今後も役に立つスキルになる。
お金のかからない趣味13選!節約したいならこれがおすすめ! - ハンバート友幸の庭
お金のかかる楽しみばかりの生活を送っていると、すぐにお金が足りなくなり「あれも欲しい、これも欲しい、もっと収入があればいもっと楽しめるのに」と不満を言い、今の自分の暮らしをつまらないものだと考えてしまうようになる。
収入が増えても使えるお金に制限はあるのは変わらないし、欲しいものはなくならないだろう。
それよりも普段の生活の中からお金のかからない楽しみを見つけることができるようにすれば、お金以外の部分から楽しみを引き出せるようになって、人生が豊かになるし、お金を貯めることもできる。
ラテマネーを見直してみよう
ラテマネーというのは「1回の支払額は少ないからつい支払ってしまうけど、後から考えたら特に必要なかったモノやコトに払った出費」のことだ。
名前の通り、日ごろあまり気にせずにカフェで買っているドリンクなどがラテマネーに当てはまる。
例えば無意識のうちにカフェで400円のコーヒーを一日2回飲んているとしよう。
すると知らないうちに毎日800円かかっていることになる。
これが積み重なっていくと、知らない間にお金が無くなってしまい、なんだかわからないけど貯金ができないという結果になる。
この小さな積み重ねはなかなか侮れない。
最初に書いた通り、1年で100万円を貯めるには、月々8万3334円貯金が必要になる。
もう少し細かく100万円貯めるのに、1日に必要な貯金額はいくらか計算してみよう。
100万円÷365日=2740円
一日2740円貯金すれば、1年で100万円貯めることができるのがわかる。
ここでさっきのラテマネー800円を使わなかったらどうなるだろう。
2740-800=1940円
ラテマネーを使わないだけでグッと目標に近づくことができる。
ラテマネーを削ることで、他の部分で節約するお金を減らすことができるので、節約自体も楽になる。
ラテマネーは無意識に使っている必要のないお金なので削ってしまった方がいい。
大事なのはしっかりと意識をしてお金を使うことだ。
一度「なぜ400円のコーヒーじゃないといけないのだろうか?」しっかりと考えてみよう。
コーヒーの味が他と違うから?
カフェの雰囲気がいいから?
本当にカフェの雰囲気を味わっている?
そもそも1日2回もコーヒーを飲む必要があるのだろうか?
例えば、ただコーヒーが飲みたいだけであればコンビニのコーヒーじゃダメなのだろうか?
コンビニの100円のコーヒーに切り替えれば、出費が一日200円で済む。
そうすれば、今までよりも一日600円の節約になる。
そうやって漠然と使っているお金を意識して必要ない部分はどんどん削っていこう。
不必要な出費を削ることができるようになるとお金が貯まるようになる。
するとお金が貯められる自分に自信がつくので、更にお金を貯めることができるようになる。
大事なのは、お金を使えないのではなくて、お金を使わないと自分で決めることだ。
そうすることでお金をうまくコントロールできるようになる。
お金の使いかたを自分でコントロールしている感覚を身につけて、漠然としていた支出を管理することは貯金をするうえで、非常に重要だ。
1年で100万円の貯金は誰でも可能
1年で100万円貯めるという目標は、やり方さえしっかりすれば達成することができる。
年収が少なくても、不可能な金額ではない。
しっかりとした夢や目標、自分の暮らしを考えることができれば、そのためにどれくらいの貯金が必要になるのか理解でき、自然とお金を貯めるように意識するようになる。
まずは毎月どれくらい貯金すればいいのかを意識して、その金額を貯金するために必要のない支出を減らしていこう。
1年間で100万円貯金することができれば、お金を貯める習慣が身についているので、あとは自然にお金を貯めることができるよ。
将来のお金の不安を解消するためには学ぶことがとても大事
お金のことは学校では教えてくれないし、習ったこともない。
だから年収が多い人でも貯金をできなかったり、お金の使いかたが雑だったりする。
当たり前だけど、わからないことを解決するには学ぶしかない。
将来のお金のことについて不安なら「お金の教養講座」にいってみるといいよ。
フィナンシャルプランナーや、節約、投資の経験者からお金に関する話を完全無料で聞くことができるよ。
経験者からお金の話を聴ける機会はなかなかないのでかなり貴重だ。
わたしが行ったときには40人くらいの人が参加していた。
参加している人は20代の人から年配の方まで、年齢や性別も様々。
夫婦連れの人などもいて、お金のことについて知りたい人が多いんだなと改めて感じた。
実際に行ってみたら、ためになる情報が満載だったので非常に有益だった。
お金に関する本も無料でもらうことができたよ。
もしお金のことで将来不安に思っているなら、一度参加してみるといいよ。
無料なので自分が損をすることはないし、お得な情報が手に入るから。
お金とは一生付き合っていかないといけないから早いうちから学んでおくことが大事だ。
行動することでお金の不安を解消することができるよ。