ハンバート友幸の庭

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ヘインズ・ビーフィーTシャツをレビュー!【ヘビーウェイトTシャツの永久定番品】

ヘインズのビーフィーT

こんにちは友幸(@humberttomoyuki)です。

夏に向けて、「ヘインズ(HANES)」のビーフィー(BEFFY)Tシャツを購入した。

 

ビーフィーTシャツは、厚手の生地で作られているヘビーウェイトTシャツの定番品だ。

 

今回はヘインズの定番Tシャツの一つ「ビーフィーTシャツ」の特徴や他のTシャツとの違いについて詳しくレビューするよ。

ヘインズのビーフィーTとは

ヘインズのビーフィーT

  • 名称:ビーフィーTシャツ(BEFFY-T)
  • メーカー:ヘインズ(HANES)
  • 定価:1,650円(1パック)
  • 素材:コットン100%
  • カラバリ:ホワイト、ブラック、ヘザーグレー、ネイビー、グリーン、ゴールド、レッド、ヴァイン
  • サイズ展開:XS、S、M、L、XL

ヘインズのビーフィーTは今から40以上前、1975年に作られたTシャツだ。

 

元々は当時流行っていたヒッピーたちのために、プリントTシャツのボディ用として開発されたTシャツだった。

 

その後ご存知のようにヒッピー文化は廃れていくわけだが、ビーフィーTはその後も生き残り、ヘインズの定番Tシャツとして定着することになる。

 

名前のビーフィー(BEEFY)はビーフ(BEEF)の形容詞で「牛肉のような」「たくましい」というような意味で、厚手のTシャツであることを表している。

 

また名前の通り、Tシャツのパッケージには牛が描かれているのもポイントだ。

ビーフィーTシャツの4つの特徴

 

ヘインズのビーフィーT

実際に購入したビーフィーTシャツをもとに特徴を詳しく紹介するよ。

 

購入した色やサイズは以下の通りだ。

  • カラー:ホワイト
  • サイズ:L

ビーフィーTシャツはカラバリが豊富だが、今回は夏に向けて白色を購入した。

夏はやっぱり白Tだよね。

 

ビーフィTシャツの定価は1パックで税込み1,650円だが、Amazonで2枚組2000円程度で買うことができるのでお得だ。

サイズは大きめなサイズが欲しかったので、Lサイズを購入した。

1.生地は6.1オンスで厚みがある

ヘインズのビーフィーT

ビーフィーTシャツは綿100%、6.1オンスの厚めの生地で作られている。

 

「ヘビーウェイト」と呼ばれるTシャツは大体5~7オンスになるので、ビーフィーTの厚みはヘビーウェイトの中でも中間くらいの厚みになる。

 

厚みがあるので、1枚で着ても乳首が浮いたり、透けたりすることがない。

 

生地の質感は、普通のTシャツに近い。

最近ではユニクロで同じくらいの厚みのヘビーウェイトTシャツが売られているが、ビーフィーTに比べて表面が粗くザラザラした質感になっている。

 

ウォッシュ加工が施されているのかもしれないが、恐らく糸の太さがユニクロの方が太いのだろうと思う。

ビーフィーTの方がツルツルしていて普通のTシャツに近い感覚だ。

オンスについて

Tシャツやジーンズでよく聞く「オンス(OZ)」という言葉だが、これは生地の厚さを表すのではなく、重さの単位になる。

 

生地の1オンスは「1平方ヤード当たり28.3495g」の重さを表している。

 

「1ヤードは0.9144m」を表しているので、平方ヤードは「約0.83㎡」となる。

ビーフィTシャツの生地は6.1オンスなので平方メートルに換算すると「208g/㎡」の生地が使われていることになる。

 

オンスが大きいTシャツが「ヘビーウエイト」と呼ばれるのも、オンスが重さを表す単位だからだ。

 

「オンス」も「ヤード」も日本では馴染みのない単位なので少しわかりにくいが、同じ糸を使っていて生地が重くなるということは、その分生地がぶ厚くなっているということだ。

 

つまり洋服の場合は「オンスが高い=生地がぶ厚くなる」と考えていい。

2.丸胴編みで脇に縫い目がない

ヘインズのビーフィーT

ビーフィーTシャツは、丸胴編みで脇に縫い目がない仕様になっている。

脇に縫い目がないので、1枚で着ても肌に縫い目があたることがなく着心地がいい。

 

メーカー側も縫製の手間、コストを抑えることができるので効率よく生産することが可能だ。

 

ただし丸胴編みにすると、脇をシェイプすることができないので、洋服のシルエットが直線のボックスシルエットになるという制約が生まれてしまう。

 

多くのTシャツの脇に縫い目があるのは、シルエットの調整をするためだ。

ただしビーフィーTシャツは、もともとゆったりとしたシルエットのTシャツなので、ボックスシルエットであっても問題はない。

 

丸胴編みの制限があるがゆえにビーフィーTシャツは、古き良きアメリカのボックスシルエットになっているともいえる。

3.タグが裾についていて着やすい

ヘインズのビーフィーT

ビーフィTシャツの背面にはタグがついておらず、かわりにプリントが施されている。

 

タグがプリントになっているTシャツは、一番下に着る下着用のTシャツに多い。

無印良品のTシャツもインナーTシャツと呼ばれるタイプは、プリントタグになっているし、ユニクロの「UT」もプリントタグになっている。

 

背中にタグがないタグレスなので、タグが肌に触れた時のチクチク感がなく1枚でも着やすくなっている。

 

それじゃあタグがまったくないのかというとそうではなく、裾にタグが取り付けられている。

ヘインズのビーフィーT

丸胴編みで脇に縫い目がないので、脇ではなく裾に取り付けられている。

4.ネックラインが太めでカジュアル

ヘインズのビーフィーT

ビーフィーTのネックラインはリブの幅が広く厚みがある。

そのため、かなりカジュアルな印象のTシャツとなっている。

 

ここ最近のトレンドはカジュアル、ストリートに寄っている印象があるので、今の時代にあっているTシャツともいえる。

 

ビーフィTシャシャツはカラバリが豊富だが、カジュアルな印象が強いTシャツなので、カラーはホワイト、ブラック、ネイビーなどのシンプルな色を選んだ方が合わせやすいだろう。

 

ネックが詰まっている分、シャツの下に着たときにネックが見えやすくなっているので、シャツを着た時にTシャツのネックが見えるのが嫌な人は、ボタンをすべて留めるなどの工夫が必要になる。

 

デザイン面以外でも、ネックラインが厚手な分、首元がよれにくいというメリットもある。

4.生地が厚いので乳首が透けない

ヘインズのビーフィーT

生地の厚さのオンスの時にも話したようにビーフィーTは6.1オンスと厚手の生地が使われているので、1枚で着ても乳首が浮いたり、透けにくくなっている。

 

黒や紺などの濃い色のTシャツだとあまり気にしなくてもいいが、白のTシャツは特に乳首が透けやすく、生地が薄いと上になにか羽織るか下に重ね着をしないと使えないことも多い。

 

ビーフィーTは「アウターTシャツ」と呼ばれるように、厚手で透けることもないので、白でも1枚でも気軽に着ることができる。

 

白Tで乳首が透けるのを恐れている人におすすめだ。

ヘインズ・ビーフィーTシャツの洗濯後の縮みを調べてみた

ヘインズのビーフィーT

ビーフィーTは綿100%でできていて防縮加工などもされていないので、洗濯をすると若干縮んでしまう。

 

洗濯で縮んでも着ていくうちにまた伸びるので、繰り返し着ていくうちに自分の体にフィットしていくというメリットがある。

同じくアメカジの代表アイテムであるジーンズと同じだね。

 

リジットのジーンズだと、ワンサイズくらい小さくなることもあるので、一度洗濯をしてから再度店に持っていって裾上げをするんだけど、ビーフィーTシャツは果たしてどうなんだろうか?

 

ビーフィーTシャツはどれくらい縮むのか一回着て洗濯した後に測ってみた。

  洗濯前 洗濯後
着丈 68cm 67.5cm ‐0.5cm
身幅 53cm 51.5cm ‐1.5cm
肩幅 49.2cm 48cm ‐1.2cm
袖丈 22cm 21.7cm ‐0.3cm

 

結果、身幅が‐1.5㎝と一番縮んだ。

胸囲全体で3cm小さくなっていることになる。

次が肩幅で-1.2㎝だ。

 

着丈と袖丈の長さはあまり変わらなかった。

洗濯をすると、横に縮むが、縦にはあまり縮まないことがわかる。

まぁ着丈が大きく縮むと一番困るからね。

 

1度洗濯したら後はあまり縮まないと思うが、洗濯で生地が密になっていけばもう少し縮んでいくかもしれない。

わたしはLサイズを買ったが、横に縮むのを考慮すれば、XLを買ってもよかったかもしれない。

ヘインズ・ビーフィーTシャツの種類

ビーフィTシャツは、半袖の無地Tシャツが一番有名だが、それ以外の種類ある。

定番のビーフィTシャツ以外のアイテムを簡単に紹介するよ。

ビーフィーポケットTシャツ

ビーフィーTシャツの胸にポケットがついたタイプのTシャツ。

ポケットがちょっとしたアクセントになるので、無地のTシャツだけだと地味すぎて物足りないと思っている人におすすめだ。

 

ポケットに物をいれることができるのも地味に便利で、スマホやちょっとした小物を一時的に収納するのに役立つ。

ビーフィーロングスリーブTシャツ

ビーフィTシャツの長袖バージョン。

寒い時期に着たり、日焼けを避ける時に役に立つ。

ビーフィーTシャツと他のヘインズTシャツの比較

ヘインズにはビーフィーT以外にも定番のTシャツがいくつかラインナップされている。

代表的なのは以下の3つだ。

  • 3P-Tシャツ
  • ジャパンフィット
  • ビーフィーTシャツ

ビーフィー以外のTシャツを軽く説明しておくよ。

3P‐Tシャツ(3パックTシャツ)

Tシャツといえばヘインズ。

ヘインズといえばパックTだ。

 

3P-Tシャツは、1947年に誕生したパックTシャツの元祖。

3枚入りで売られているヘインズの超定番商品だ。

 

パックTシャツには赤ラベルと青ラベルの2種類がある。

赤は綿100%、青はポリエステルが25%含まれている生地で作られている。

着心地を求めるなら赤ラベル、耐久性を求めるなら青ラベルといった感じだ。

 

値段は青ラベルよりも赤ラベルの方が安くなっている。

「パックTといえばこれ」という定番商品だ。

ジャパンフィット

ジャパンフィットは、比較的最近できたラインだ。

細めのスタイルがトレンドだった時にできたラインだったと記憶している。

 

名前の通り日本人に合うようにパターンが作られているラインだ。

アメリカ生まれのヘインズのTシャツは全体的にサイズが大きめだ。

それを日本仕様に細身に作ったラインになる。

 

そのため身幅、着丈、袖丈など全体的に細身の作りになっている。

また、ネックラインも細目だ。

最初からウォッシュ加工がかかっているので、洗濯後の縮みもない。

 

パックTと同じように赤ラベルと青ラベルがあり、綿100%か、ポリエステルが入っているかの違いがある。

ヘインズの3つのTシャツの違い

ヘインズの3つのラインのざっくりとした違いをまとめてみた。

  定価(税込) 身幅 着丈
ジャパンフィット 2700円(2枚組) 細い 短い
赤ラベル3パックT 2160円(3枚組) 普通 長い
ビーフィー 2808円(2枚組) ゆったり 普通

ジャパンフィットは身幅、着丈共に小さく全体的にコンパクトな作りになっている。

 

パックTシャツは、身幅はジャパンフィットとビーフィーの中間くらいだが、着丈が長めだ。

恐らくシャツの下にインナーとして着ることを前提に作られているので、シャツと一緒にタックインできるようにしてあるのだろう。

 

ビーフィーTは1枚で着ることを想定して作られているので身幅はゆったりだが、着丈はパックTよりは短くなっている。

 

細身のTシャツが欲しいならジャパンフィット、ゆったりとした丈夫なTシャツが欲しいならビーフィー、安いTシャツが欲しいならパックTを選ぶといいよ。

ヘインズ・ビーフィーTシャツのまとめ

ヘインズのビーフィーTシャツは、昔から販売されているヘビーウエイトTシャツの定番品だ。

丈夫でサイズが比較的ゆったりめなので、今時のシルエットを1枚で作ることができる。 

 

最近暖かくなってきたので、白Tシャツを着ている人をちらほら見るようになったが、これからの時期に活躍するだろう。

Amazonでベストセラー商品になっている。

値段も手頃だし、購入する人も多いんだろうね。

 

2枚セットで買った方が安くてお得だが、1枚でも売られている。

わたしは2枚セットを購入したが、試しに買ってみたい人は1枚で購入するのもありだろう。

 

値段も安いし、今のトレンドにも合致するので使いやすいTシャツだ。

ビーフィTシャツ以外のヘビーウエイトTシャツ

同じようなヘビーウェイトTシャツを探しているなら、ユナイテッドアスレもおすすめだ。

 

ユナイテッドアスレは他メーカーに比べて、ヘビーウェイトTシャツの種類が多く、中には7オンス以上の極厚地のものもある。

 

値段も1枚1000円以下で買えるので安い。

ヘビーデューティでタフなTシャツを探しているなら検討してみてもいいかもね。