こんにちは友幸(@humberttomoyuki)です。
先日、友人と尾道に旅行に行ってきた。
その時に、尾道の商店街の中にあるゲストハウス「あなごのねどこ」に一泊してきたよ。
あなごのねどことは?
「あなごのねどこ」は尾道空き家再生プロジェクトによって再生され、2012年にオープン、運営されているゲストハウス。
名前の由来は、地元の特産品であるあなごからきている。
「あなごのねどこ」というネーミング通り、とても細長い作りの建物だよ。
ゲストハウスとして再生される様子は、東京から尾道に移り住んだ、つるけんたろう氏のコミックエッセイでも紹介されている。
著者は初代館長でもあったようである。
料金は、男女混合ドミトリーが2800円となっている。
4名以上の宿泊の場合、一人3300円で部屋を貸切りで利用することもできる。
車で行く場合、専用駐車場を500円で利用可能。
あなごのねどこに到着
あなごのねどこは商店街を駅から歩いていくと、右手に見えてくる。
手前にあくびカフェというカフェが併設されていて、ゲストハウスに宿泊する人以外も利用できる。
あくびカフェのメニューが黒板に書かれている。
ランチはご飯がお代わり自由みたいだよ。
カフェの横にある細い路地が入り口になっている。
見てわかる通り、かなり奥に細長いつくりの建物になっている。
進んでいくと、ゲストハウスの受付である共用スペースが右手にある。
奥には裏庭も見える。
受付で支払いをする際、400円追加で支払うことで翌日のモーニングをカフェで食べることができるとのこと。
どうせなので、頼むことにする。
モーニングは、和洋どちらか選ぶことができる。
他にフレンチトーストを用意できるということだったので、わたしはフレンチトーストをお願いしたよ。
会計が終わると、スタッフの人から100円引きクーポンと朝食のチケット、あなごのねどこのガイドなどをいただいたよ。
あなごのねどこの中の様子
料金を支払うと部屋に案内される。
当然中も細長いつくりになっている。
廊下は人一人が通れるくらいの細さ。
壁にはゲストハウスを訪れた人のメッセージが書かれていた。
部屋の様子
ドミトリーの中は手作りで作られた2段ベッドが何セットか置かれている。
それぞれにシーツが置いてあるので、シーツを布団と枕にかけて使用する。
使用したシーツは翌朝1階のシーツ入れに入れておく。
1階にもトイレがあるが、2回にもトイレと洗面台が置いてあるよ。
シャワー室
シャワー室は1階に2つある。
利用時間は
- 16~24時
- 6時~11時
となっている。
近くに銭湯もあるみたいだよ。
確かに歩いているときに見かけた気がする。
シャワー室のドアや壁にはタイルが埋められている。
クラフト感満載。
すのこには足を拭いて上がろうというメッセージ。
すのこは木だからカビちゃうもんね。
共用スペース
共用スペースのキッチン。
ここで調理することもできる。
短期間の滞在なら、食事は外食で済ませればいいが、長期間滞在する人は調理したりするんだろうね。
わたしも20代のころにヨーロッパをフラフラしてた時は、基本料理作ってたな。
インスタントコーヒーやお茶などは自由に飲むことができる。
キッチンの隣は和室の共用スペースになっている。
観光ガイドや尾道に関連した本も置いてあるよ。
結構ここでパソコンをいじっている人をみかけた。
他の宿泊客と話をしたかったんだけど、疲れすぎててできなかったな。
和室を抜けて縁側に行くと右手にトイレがある。
廊下の端にはブタの蚊取り線香入れが置いてある。
トイレのそばの洗面所には、彩りを添えるために植物が置いてあったよ。
おしゃれ。
裏庭
あなごのねどこの受付を通り過ぎて、入り口の細い路地をまっすぐに進むと裏庭がある。
尾道は猫の街と言われてるそうで、猫の置物が置いてあった。
裏庭から振り返ると、古民家然としたあなごのねどこの外観を見ることができる。
商店街側からだとあまり外観はわからないからね。
裏庭を奥に進むと、洗濯機と喫煙所がある。
洗濯機は有料で利用可能。
左手には、空き家から出た皿などが置いてある。
蚤の市として一応販売しているようだけど、売る気はあんまりなさそう。
洗濯機がある場所を右に曲がると本と音楽のお店「紙片」がある。
わたしが行ったときは朝早くだったので閉まっていたが、行ってみたかったな。
11時からやってるよ。
あなごのねどこの朝食
翌朝、あなごのねどこにチェックインした時に400円を支払ってお願いした朝食を併設されているあくびカフェでいただいた。
フレンチトーストは作るのに10分ほどかかるということなので、その間に店内を見ることにする。
あくびカフェ店内の様子
あくびカフェの店内もあなごのねどこ同様にリフォームしておしゃれな感じになっている。
大きな黒板にはメニューが書いてある。
本棚として利用されている古いロッカーには苗字が記されていた。
本は映画監督大林宣彦の本など、尾道に関係した本が多かった。
カフェの中には本やTシャツなども販売されている。
つるけんたろう氏の「0円で空き家をもらって東京脱出!」も置いてあったよ。
あなごのねどこの朝食を食べる
しばらくして、フレンチトーストが届いたので食べることにする。
シロップをかけたところ。
店員さんが気をきかせてくれたのか、先にコーヒーを届けてくれたので、コーヒーは既に口をつけている。
このフレンチトースト、かなりおいしかった。
外はカリッとしてて、中は柔らかい歯ごたえが楽しい。
甘党の自分としてはかなりポイント高い。
やっぱ食パンとかよりもこういうパンで作った方が、おいしいね。
もともと固くなったフランスパンを食べるための料理だしね。
おいしくいただきました。
ありがとうございます。
まとめ
日本のゲストハウスに泊まるのははじめてだったが、なかなか面白い体験だったよ。
かなりクセのある建物だけど、何日か滞在すると楽しくなってきそう。
こういうところは共用スペースで他の旅行者との交流を楽しむものだと思うんだけど、今回はできなかったのが残念。
「紙片」や「あくびカフェ」はあなごのねどこに宿泊しなくても利用できるので、尾道に行ってみたら、一度行ってみてね。
尾道の雰囲気を味わいたいなら、一度コミックエッセイを読んでみるのもいいよ。