こんにちは友幸(@humberttomoyuki)です。
以前からiPhoneのホームボタンが突然、効かなくなったりして調子が悪かったんだけど、とうとう突然充電できなくなってしまった。
充電が無くなった真っ暗な画面の状態で、充電するためにケーブルを挿しても、iPhoneの画面に充電マークが表示されず、何も起こらない。
色々試して最終的には充電できるようになったので、iPhoneが充電できない時の直し方、修理方法を紹介するよ。
1.iPhoneを再起動してみる
iPhoneが充電できない場合、とりあえず再起動してみよう。
困ったらとりあえずリブート。
これは必須。
わたしの場合、すでに電源が落ちていたのだが、電源が残っている状態で充電できない時はとりあえず再起動してみよう。
- iPhone 7 または iPhone 7 Plus の場合:スリープ/スリープ解除ボタンと音量を下げるボタンを同時に 10 秒以上、Apple ロゴが表示されるまで押し続けます。
- iPhone 6s 以前、iPad、または iPod touch の場合:スリープ/スリープ解除ボタンとホームボタンを同時に 10 秒以上、Apple ロゴが表示されるまで押し続けます。
iPhone 6s 以前はスリープボタンとホームボタンを同時に長押しと書いてあるけど、iPhone5の場合、ホームボタンと右上についている電源ボタンを同時に長押しすると強制再起動することができるよ。
2.ケーブルを交換する
再起動しても症状が改善しない場合、次にケーブルの不良を確かめよう。
わたしの場合、マイクロUSBケーブルに100均で購入した変換アダプタを使用していた。
マイクロUSBケーブルにkindleを挿してみると充電できるので、マイクロUSBケーブルまでは問題ない。
変換アダプタに問題がある可能性があるので、100均でもう一つ変換アダプタを買ってみたよ。
そしてつないでみたけど、結局充電はできなかった。
3.iPhoneの純正ライトニングケーブルを使う
変換アダプタを交換しても使えなかった。
が、100均のコネクタが両方とも不良の可能性もある。
一度純正のケーブルで充電できるか試した方がいい。
そこで、携帯キャリアのショップに持って行って、iPhoneを充電してもらうことにした。店員さんに充電してもらったけど、充電マークは表示されず。
一応30分くらい充電してもらったけど、充電できなかったよ。
結果、ケーブルよりもコネクタに原因がある可能性がある。
4.iPhoneの充電コネクタを掃除する
ケーブルの問題ではないことが分かったので、iPhoneの充電コネクタに原因がありそう。
コネクタにホコリが溜まっていると、ケーブルを挿しても充電できなくなる。
そういえば、一度もコネクタを掃除したことがない。
コネクタを除いてみると確かにホコリが溜まっているみたいなので、iPhoneのコネクタの中を掃除することにする。
iPhoneを買ったときについているSIMカードを外すための金具や爪楊枝を使って、中のホコリを掻き出す。
掃除するときは、コネクタの下部分には充電するための金具がついているので、触れないようにしよう。
ホコリを取り出してみて充電ケーブルを挿してみた。
しかし充電できなかった。
少し期待してたのに残念。
5.iPhoneのドックコネクタを交換して修理する
もうここまでくると、iPhoneのライトニングコネクタとマイクコネクタが一緒になっているドックコネクタを交換するしかない。
ホームボタンの調子がおかしかったのでコネクタの不良の可能性が高いのはわかってたんだけどね。
まずは交換パーツが必要になるので、iPhone5のドックコネクタをAmazonで購入する。
iPhoneのドックコネクタはAmazonでいくつか販売されているが、プライムのお急ぎ便が利用できる、上記のコネクタを購入した。
早く直したいからね。
Amazonプライム万歳。
急いでいないなら安いやつも色々あるよ。
iPhoneを開く
それではドックコネクタを交換していくよ。
途中までは、以前紹介したバッテリー交換、バックカメラ交換と同じだよ。
まずiPhoneの電源を切って、SIMカードを抜く。
SIMカードを抜く工具が見当たらない場合は、押しピンで押せばSIMカードが出てくるよ。
SIMカードを取り出したら、下側面にあるネジ2つを星型ドライバーで外す。
ネジを外したら、画面を外すために、吸盤を画面の下の方に張り付けて上に引っ張る。
すると下の方に隙間ができるので、ヘラを差し込んで、ゆっくりと外していく。
中身を開くとこんな感じになる。
ホーム画面側は画面と接続されていないので、よっぽど手荒く扱わない限り、ちぎれたりすることはない。
iPhoneのフロントパネルを外す
画面を開いたら、上部右側にある、ネジを3つプラスドライバーで外す。
それぞれ微妙にサイズが違うようなので、どのネジがどこの場所のネジなのか覚えておいた方がいい。
わたしは適当に取り付けてるけどね。
ネジを外すと、液晶画面やカメラと接続されているケーブルが3か所あるので、ヘラで外す。
めんどくさかったら手で外してもいい。
そこは自己責任でお願いね。
このケーブルを外すと、フロントパネルと本体を分離できるよ。
iPhoneのバッテリーを外す
次に本体のバッテリーを外すため、中央右下のほうにあるネジを2つ外す。
外すとフロントパネルの時と同じようにケーブルが接続されているので、ヘラでケーブルを外す。
これでバッテリーを取り外せるようになった。
後は中央にある透明の引き手を引っ張るとバッテリーを外すことができる。
初めて交換するときは、バッテリーが接着剤のようなもので固定されているのでヘラで周囲を救いながら取り外そう。
バッテリーを取り外したところ。
ドックコネクタを外す
次にバッテリーのケーブルがついていた部分の上にあるネジ2か所を外す。
そしてその下にある、ロジックボードに接続されている四角いアンテナをヘラで外す。
次に、先ほどネジを外した固定版の下にあるドックコネクタのケーブルをヘラで外す。
ケーブルはロジックボードとくっついているので、ホーム画面の方に引っ張って剥がしていく。
次にドックコネクタについているネジを外す。
それぞれのネジで微妙に長さが違うので覚えておこう。
ネジを取り外すと、ドックコネクタを取り外すことができるよ。
右部分が両面テープでくっついているので、ヘラでうまく剥がしていこう。
今回はロジックボードをつけたまま、ドックコネクタを外したけど、ロジックボードを外した方が作業がしやすい。
ロジックボードの外し方は過去記事を参考にしてね。
ドックコネクタからスピーカーを取り外す
次にドックコネクタにくっついているスピーカー部分を取り外す。
ドックコネクタを裏返すと、スピーカーと接続されている部分がある。
テープでくっついているので、手で取り外そう。
スピーカー部分を取り外したところ。
これで取り外しはすべて完了。
後は、ドックコネクタを新しいものに交換して元に戻そう。
iPhoneのドックコネクタ交換後
ドックコネクタを交換して組み立てたら、無事充電できるようになったよ。
解決!
まとめ
ケーブルなどを交換しても充電できなくなったらドックコネクタを交換してみよう。
- イヤフォンマイクの調子がおかしい
- ホームボタンの調子がおかしい
- 充電できなくなった
上記の症状が起こった場合、ドックコネクタの故障の可能性があるよ。
アップルストアに持って行ってもいいが、補償外だとべらぼうに高い。
修理屋に持って行っても、5000円くらいかかる。
自分で修理すると、1000円以内に収まるよ。
コネクタ部分は湿気などで金具が錆びたり、ホコリが溜まったりすると充電できなくなるので、ライトニングコネクタを覗いて確かめてみてね。