こんにちは友幸(@humberttomoyuki)です。
先日ユニクロでワイドパンツを購入したので紹介するよ。
ユニクロのワイドパンツ「ワイドフィットワンタックチノ」
購入したのはユニクロの「ワイドフィットワンタックチノ」という商品だ。
まぁ一言でいうと太いチノパンだ。
ただ今までユニクロではメンズでワイドパンツが販売されることはほとんどなかった。
販売されたとしても、デザイナーとコラボした場合に限られており、通常のラインナップでワイドパンツが販売されるのは非常に珍しい。
わたしは昔、ユニクロのウエストサイズが100くらいのツータックチノパンを買ってきて、ウエストを自分で詰めてワイドパンツにして履いていたことがある。
そんな手間をかけなくてもユニクロでワイドパンツが買えるようになったのはとてもうれしいね。
シルエットについて
ユニクロのチノパンは主に4種類ある。
- ウルトラストレッチスキニーフィットチノ
- スリムフィットノータックチノ
- ヴィンテージレギュラーフィットチノ
- ワイドフィットワンタックチノ
チノパンごとのシルエットの違いは以下の通りだ。
フィット | 股上 | ひざ下 | |
---|---|---|---|
ウルトラストレッチスキニーフィットチノ | 細目 | 浅め | テーパード |
スリムフィットノータックチノ | やや細め | 浅め | テーパード |
ヴィンテージレギュラーフィットチノ | ふつう | ふつう | ストレート |
ワイドフィットワンタックチノ | ゆったり | 深め | ストレート |
ユニクロのオンラインストアでは、ワイドフィットワンタックチノはひざ下のシルエットが「ストレート」と記載されている。
しかし、ヴィンテージレギュラーチノに比べてわたりの幅が広いので、結果として全体のシルエットはテーパードシルエットになるよ。
ちなみに、ユニクロの別の文面では「ひざ下のテーパードが~」って書いてある。
どっちなの。
値段
値段は定価2990円。
ユニクロのチノパンツはほとんどが2990円なので同じくらいの値段だ。
ワイドパンツはトレンドを意識したアイテムなので、まっていればそのうち期間限定価格で1990円くらになりそう。
サイズ
わたしはジャストサイズの73を購入した。
ワイドパンツなので、大きめに履きたいのであればワンサイズ上を買うのもありだ。
そこまで大きな違いではないが、サイズを上げると裾幅を大きくなるのでテーパードシルエットが分かりにくくなる可能性があるよ。
色
カラー展開は、ブラック、ベージュ、ダークグリーンの3色となっている。
わたしはブラックを購入した。
色はブラックといっても真っ黒ではなく、起毛加工がしてあるので白っぽいというかグレーっぽい色になっている。
素材
素材は綿97%、ポリエステル3%の混率になっている。
生地にポリエステルが混ざっていて、ストレッチがはいっているので少し伸びる。
ユニクロのスリムフィットチノと同じような感じだ。
同じ素材かもしれない。
個人的には、ワイドパンツにストレッチが入っていてもあまり意味がないので、綿100%にしてほしかった。
ユニクロのヴィンテージチノは綿100%だが、同じ生地にしてしまうと重くなるから、別の生地にしたのかもしれないね。
各ディテール
ユニクロのワイドパンツのディテールを紹介するよ。
ワンタックチノと書いてある通り、ベルトループのところからタックが入っている。
ユニクロのヴィンテージレギュラーチノの場合、右ポケットのあたりにコインポケットがついているが、このパンツにはついていない。
まぁ使わないからいらなんだけどね。
裾のステッチ幅は、2.5㎝とチノパンの一般的なステッチ幅になっている。
チノパンはジーンズに比べて裾のステッチ幅が広いよね。
ファスナーはゴールドのYKK製ファスナーだ。
ヴィンテージのチノはゴールドのファスナーが使われることが多いのでそちらを踏襲しているようだ。
右の後ろポケットに予備のボタンが入っているよ。
後ろポケットにはフラップポケットなどはついておらずシンプルな作りだ。
ユニクロとGU(ジーユー)のワイドパンツとの比較
同じファーストリテイリング系列のGUでも今季はワイドパンツが発売されている。
「ストレッチチノワイドパンツ」という商品だ。
GUのワイドパンツもユニクロと同じようにワイドシルエットのチノパンだが、色々なところで違いがある。
その違いを比べてみるよ。
値段
値段はユニクロが定価2990円、GUが定価1990円となっている。
GUのほうが1000円安いので、お買い得感がある。
ディテール
大きなディテールの違いは、ユニクロのワイドパンツはワンタック、GUのワイドパンツはノータックになっている点だ。
タックは通常は、動きやすくするために入れるものだ。
ユニクロとGUのワイドパンツは両方とも、素材自体にストレッチがはいっていて、伸縮するのであまり関係ない。
デザインの違いということになるが、ウエスト周りが立体的になるか、ならないかの違いなので、タックインしない限りは見た目にあまり大きな違いはないよ。
裾のシルエット
ユニクロのワイドパンツはテーパードシルエットになっているので、裾にいくにしたがって細くなっていく。
GUのワイドパンツはユニクロのワイドパンツに比べると、ストレートシルエットになっているので、裾まですとんと落ちたシルエットになっている。
同じようなサイズで比べてみると、裾幅がかなり違うことがわかる。
裾幅 | 股上 | |
---|---|---|
ユニクロ(73サイズ) | 18㎝ | 27㎝ |
GU(Sサイズ) | 24.5㎝ | 29㎝ |
裾幅が広いシルエットはレディスのワイドパンツに多い。
また、GUのワイドパンツはユニクロに比べて若干だが、股上が深くなっている。
股上が深く、裾に向かってパンツのシルエットが絞られない分、ロングスカートのようなシルエットになる。
女性っぽいシルエットになるので、ユニクロのワイドパンツよりも合わせるのが難しくなるよ。
好みの問題なので、GUのワイドパンツのシルエットが好きなら買うのもありだ。
良くも悪くもユニクロは万人向け、GUはどちらかというと若者向けのシルエットになっているよ。
ワイドパンツの裾上げについて
ユニクロのワイドパンツの裾丈について。
ユニクロワイドパンツは裾にたまりができないように初めから短めの丈になっている。
それでもある程度の丈の余裕を持たせて作ってあるので、裾上げはした方がいい。
ワイドパンツは布の面積が大きい分重たい印象を与える。
チノパンなので生地自体も軽くはない。
裾にたまりができないくらいに裾上げしたい。
くるぶしあたりの丈に裾上げしてもらうといいかもしれない。
個人的にはユニクロのサイトにのっているくらいの裾がおすすめだよ。
ユニクロの裾上げは1990円以上なら無料
ユニクロでは、裾上げサービスをやっている。
商品本体価格が1990円以上であれば、ミシンステッチ仕上げ、カットオフ仕上げが無料となっている。
スラックスの裾のようにシングル仕上げやダブル仕上げにする場合は、商品本体価格が1990円以上でも280円の裾上げ料金がかかるよ。
【ミシン縫い仕上げ(シングルステッチ仕上げ・カットオフ仕上げ)】
- 商品本体価格1,990円以上 無料
- 商品本体価格1,990円未満 280円+消費税
【まつり縫い仕上げ(シングル仕上げ・ダブル仕上げ)】
- 商品本体価格1,990円以上 280円+消費税
- 商品本体価格1,990円未満 560円+消費税
それでもお直しに持っていって裾上げする寄りは安いので、うまく利用するといいよ。
まとめ
ユニクロのワイドパンツは手ごろな価格で買えるのでおすすめだ。
裾幅が広いワイドパンツが欲しいのであればGUのワイドパンツも選択肢にいれよう。
ワイドシルエットのチノパンはカジュアルな印象が強くなり、アメカジやストリート色が強くなる。
素材がウールならきれいにまとまるので、ウール素材のワイドパンツもでて欲しい。
出ることを期待してるよ。