こんにちは友幸(@humberttomoyuki)です。
わたしは牛乳を飲むとお腹が痛くなるので、最近かわりに豆乳を飲んでいる。
だけど豆乳パックって、牛乳パックと違って紙ごみの日に出せないんだよね。
知ってた?
今回は、そんな豆乳パックをリサイクルする方法を紹介するよ。
豆乳パックは牛乳パックとは少し違う
豆乳パックは牛乳パックと同じように紙でできている。
そのため、そのまま牛乳パックと一緒に紙ごみの日に出してしまいそうになるが、それはできない。
豆乳パックの外側は紙でできているが、内側はアルミでコーティングがされているからだ。
豆乳パックを開けてみると、このとおり中が銀色のアルミになっていて、質感も紙とは違うことがわかる。
牛乳パックは内側も紙でできているので、紙ごみの日に出せば、資源ごみとしてリサイクルされる。
反面、豆乳パックはアルミが含まれているので、紙ごみとして出すことができず燃えるごみになるので、燃やされる運命にある。
何が言いたいのかというと「豆乳は牛乳と比べると、パッケージがエコの観点からみた時に劣っている」ということだ。
それじゃあかわりに牛乳を飲めばいいんじゃないかという話になるが、わたしのように牛乳を飲むとお腹が痛くなる人もいるし、単純に豆乳の方が好きな人もいるだろう。
調べてみると、豆乳パックにもちゃんとリサイクルする方法があった。
この方法を使えば、豆乳パックもリサイクルすることができるよ。
豆乳パックをリサイクルする方法
豆乳パックをリサイクルする方法は2つある。
- スーパーのテトラパック回収ボックスにいれる
- テトラパックリサイクル便で送る
この2つだ。
それぞれにメリットとデメリットがあるよ。
近所のスーパーのテトラパック回収ボックスにいれる
スーパーに行くと入り口に、ペットボトルやプラスチック容器、紙容器を回収しているボックスが置かれていることがある。
これと同じように、数は少ないが特定のスーパーや生協では、豆乳パックなどの内側にアルミがコーティングされているアルミ付き紙容器の回収を行っている。
アルミ付き紙容器を回収してくれるスーパーは下のページから検索できるよ。
アルミ付き紙容器の回収拠点等検索|「家庭森林」を活用しよう!~テトラパックのリサイクル活動
メリットは、店頭に持っていけば曜日を気にすることなく、いつでもアルミ付き紙容器をゴミとして出すことができる点だ。
家にゴミをためないで済むのでかさばることがない。
デメリットはアルミ付き紙容器を回収しているスーパーが少ないので、近所にないことが多い点だ。
わたしの住んでいる大阪では、大阪市内の回収店舗は阿倍野区のイトーヨーカドーだけだ。
テトラパックを回収しているスーパーが近くにないとこの方法は難しい。
テトラパックリサイクル便で郵送する
近所にアルミ付き紙容器を回収してくれるスーパーがない場合は、「テトラパックリサイクル便」というサービスを利用しよう。
テトラパックリサイクル便は、日本豆乳協会、コアレックス信栄、日本テトラパックの3社が運営を行っているサービスだ。
豆乳パックなどのテトラパックのアルミ付き紙容器を回収してくれる。
郵送でアルミ付き紙容器を送ることができ、送られた容器はトイレットペーパーやティッシュペーパーにリサイクルされる。
申し込みから送付まで全て無料で行えるので、送料の負担なども一切ない。
近所にスーパーがない場合は、こちらのサービスを利用しよう。
デメリットは、容器がある程度たまってから送付するので、それまでは容器を家の中にためておかないといけない点だ。
テトラパックリサイクル便の利用方法
テトラパックリサイクル便の利用方法は簡単だ。
3ステップで完了するよ。
1.テトラパックリサイクル便の公式サイトにアクセスする。
2.右の「新規メンバー登録」をクリックする
3.住所やメールアドレスを登録する
これで完了だ。
注意したいのは、登録が完了した時点で、登録した住所へ1回目のリサイクル便が送られてくることだ。
とりあえず会員登録しておこうと思って登録完了すると、いきなりリサイクル便が送られてくる。
登録するときは、リサイクル便が必要なときにしたほうがいいよ。
2回目以降の申し込みは、右上にあるログインをクリックして、ログイン後に申し込むことができるよ。
実際にテトラパックリサイクル便を申し込んでみた
テトラパックリサイクル便に実際に申し込んでみた。
Webサイトで申し込みをして数日後に、ゆうパックからテトラパックリサイクル便のリターンパックが届くよ。
下に切取り部分があるので、そこから開封しよう。
開封すると、左にリターンパックの組み立て方が書いてある。
中に入っている紙にも同じように組み立て方が記載されているよ。
指示通り組み立てて、赤い部分を内側に折り込むと、四角い形になる。
あとは、このなかにアルミ付き紙容器をいれればいいよ。
豆乳パックは事前に洗って乾かしておく
容器はプラスチックのキャップなど不要なものは外しておく。
そしてハサミで切って中を開け、事前に中身をきれいに洗っておこう。
リサイクル便はある程度容器がたまってから送った方がいいが、容器は中身が空になったらすぐに中を開いて洗っておこう。
わたしはリサイクル便を申し込む前は、豆乳パックを開かずにパックの口から水をいれてゆすいでいただけだった。
そしてリサイクル便が届いてからまとめてハサミで切って容器を開いたのだが、すすぎが足りないパックは中を開けると茶色い液体が出てきて、すごい嫌だった。
すすぐだけだと、汚れがとれないので、しっかりと開いて洗っておこう。
容器をカットして入れて発送する
洗って乾かした容器は、リターンパックに入るように適当な大きさに切って入れよう。
小さく切った部分を互い違いに入れるようにすると、スペースの節約になり、かなりの量の豆乳パックを入れることができる。
リターンパックが容器で一杯になったら、ガムテープを張って郵送で送ろう。
着払い伝票はすでに貼ってあるので何もする必要はない。
郵便局やコンビニに持っていくか、集荷を依頼すれば完了だ。
容器はコアレックス信栄に送られてリサイクルされるよ。
豆乳パックはリサイクルをしよう!
豆乳パックなどのアルミ付き紙容器は、店頭回収か郵送でリサイクルすることができる。
近所のスーパーに回収ボックスがなければ、テトラパックリサイクル便を利用しよう。
申し込みから発送まで、そこまで手間もかからない。
ルーチン化してしまえば 特に難しいこともないはず。
定期的に豆乳を飲む人はリサイクル便を発送したら、次のリサイクル便をすぐに申し込もう。
豆乳パックを常にリターンパックの中に入れるようにしておけば、置き場所にも困らないはずだ。
燃えるごみに出すくらいならリサイクル便を利用してリサイクルするといいよ。