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牛乳は危険?体に悪い6つの理由と反論をまとめて紹介

牛乳は危険?体に悪い6つの理由と反論をまとめて紹介

こんにちは友幸(@humberttomoyuki)です。

 

牛乳を飲むと「成長する」「骨が太くなる」と長年いわれてきたけど、牛乳は実は有害だという説もある。

実際はどちらが正しいのだろうか?

牛乳が危険だといわれる6つの理由と、その反論について紹介するよ。

牛乳が危険だといわれる6つの理由

1.脱灰を促進する

「脱灰」は骨からカルシウムやナトリウム、鉄などのミネラルが失われることだ。

 

血液は基本的には弱アルカリ性に保たれているが、動物性タンパク質を大量に摂取すると、酸性に傾く。

血液が酸性になると、からだは弱アルカリ性に戻すために、骨からカルシウムを溶かして血液に送るようになる。

そのため、牛乳から動物性タンパク質を過剰に摂取すると、脱灰が起こり骨粗しょう症になる。

反論

厚生労働省の日本人の栄養摂取基準2015によると、総エネルギーの20%を超えたタンパク質の摂取の安全性の確認は保証できないとされている。

 

日本人男性の平均摂取カロリーは2120kcal。

その20%は424kcalだ。

タンパク質は1gあたり4kcalなので、424ckalはタンパク質にすると106gになる。

これだけの動物性タンパク質を牛乳から摂るには、3リットル以上飲む必要がある。

通常の食事でこれだけの量の牛乳を飲むことはまずない。

 

それに脱灰は、牛乳に限らず動物性タンパク質の大量の摂取によって起こる。

牛乳というよりは過剰な動物性タンパク質の摂取がからだに悪い。

 

ウワサ18 牛乳は「脱灰」を促進、骨を弱くする | 気になる情報 |Jミルク

2.カルシウムとマグネシウムのバランスが悪い

「牛乳はカルシウムが豊富な飲み物」というイメージがある。

確かに牛乳100mlあたりには、100㎎以上のカルシウムが含まれている。

しかしマグネシウムはカルシウムの10㎎しか含まれていない。

 

マグネシウムは骨の定着をサポートしたり、細胞内に入りこんだカルシウムを再び細胞に戻す役割がある。

そのためマグネシウムが不足すると、前述した脱灰が起こりやすくなる。

牛乳はカルシウムとマグネシウムのバランスが悪いのでたくさん飲むと、カルシウムのコントロールがうまく作用しなくなる。

反論

確かに、牛乳はマグネシウムの量がカルシウムの10分の1以下しかない。

しかしわたしたちは毎日、色々な食事から栄養を摂取している。

だから牛乳だけの栄養を問題にすることにあまり意味はない。

 

しかも、通常の食事をしている健康な人で、マグネシウムが不足することはまずありえない。

 

ウワサ18 牛乳は「脱灰」を促進、骨を弱くする | 気になる情報 |Jミルク

3.ホルモンの働きを乱す

牛乳には、人間のホルモンに影響を与えるホルモンや物質が大量に含まれている。

 

まず牛乳には、子牛の発育に必要な成長ホルモンや、子牛の成長促進に関わるホルモン様物質(IGF-1)が高濃度で含まれている。

海外の研究の結果、IGF-1の血中濃度と、乳がん、前立腺がん、結腸直腸がんが発症する割合には相関性があることがわかっている。

 

また、搾乳量を増やすために人工的な成長ホルモンを投与されるため、それが牛乳の中にも含まれている。

更に妊娠によって女性ホルモン濃度が高まった牛からも搾乳するため、女性ホルモンも多く含まれている。

 

牛乳を飲むと、人間の体内でもそのまま同じ成長ホルモンや女性ホルモンとして作用したり、IGF-1の分泌を異常に促進してしまう。

その結果、前立腺がんや乳がん、卵巣がんなど、性ホルモン系のガンの発症リスクが高まる。

反論

生乳から牛乳を作る過程で超高温瞬間殺菌が行われる。

殺菌後は生乳のIGF-1は、ほぼ検出されないほどに減少する。

 

さらにIGF-1 は、消化吸収される段階で分解され減少する。

仮に血中に入ったとしても、体内で作られる量に比べてごくわずかであり問題はない。

 

フランス食品環境労働衛生安全省(ANSES)は、「乳由来のIGF-1 のがん増殖リスクが仮に存在しても低いと考えられる」と結論付けている。

 

ウワサ14 牛乳は乳がんの原因になる | 気になる情報 |Jミルク

 

また、日本、欧州、オーストラリアでは、乳牛への成長ホルモンの使用は禁じられている。

日本の牛乳からIGF-1が検出されることは、ほとんどない。

 

ウワサ23 牛乳にはIGF-1が含まれているので離乳期を過ぎた人間は飲んではいけない | 気になる情報 |Jミルク

 

また牛乳には女性ホルモンエストロゲンが含まれているが、極微量である。

500mlの牛乳を飲んだ後の血中濃度を調べても、基準値以下のため心配するレベルの量ではない。

 

ウワサ22 市販の牛乳には「女性ホルモン作用」がある | 気になる情報 |Jミルク

4.農薬や抗生物質を取り込んでしまう

乳牛のエサとなる牧草や穀類は栽培時に農薬が使われている。

そのため農薬はエサを食べた牛の血液に取り込まれてしまう。

牛乳は牛の血液で作られているので、牛乳の中にも農薬が混入している恐れがある。

 

また感染症を防ぐために抗生物質を投与されるケースも少なくない。

抗生物質も農薬と同じように、血液に取り込まれるので牛乳中に溶け込んでしまう。

そのため牛乳を飲んだ人間の腸内細菌のバランスを崩したり、耐性菌を出現させるなどの悪影響を及ぼす。

反論

農薬には国で定めた使用基準と残留基準があり、国の基準にあったものしか乳牛には与えられない。

輸入された飼料を使う場合も、厳しい試験をパスしたものしか使用されない。

 

抗生物質については、法律で厳しく規制されているため、エサに抗生物質を混ぜることはない。

牛が肺炎、乳房炎にかかった時は、抗生物質を投与することは認められているが、乳に抗生物質が残留している期間は出荷しないように定められている。

 

検査は農家からの出荷時と、工場受け入れ時に行われる。

特に抗生物質の検査は厳しく、万が一抗生物質が検出された場合、集めた生乳は全て廃棄処分される。

 

ウワサ19 現代の牛乳は薬漬けで満身創痍の牛から搾られており、質が悪い | 気になる情報 |Jミルク

5.日本人は乳糖が分解できない

日本人は牛乳に含まれる乳糖の分解を苦手としている人が多い。

乳児の頃は母乳から栄養を得る事が必要なので、乳糖を分解することができる。

しかし成長して大人になっていくと次第に乳糖が分解できなくなっていく。

  

乳糖を分解できない「乳糖不耐」の人は、牛乳を飲んだ時に、お腹にガスがたまる、お腹がゴロゴロする、下痢になるなどの不快な症状が出る。

反論

乳糖不耐は、乳糖を分解する酵素ラクターゼの働きが大人になると落ちることで起こるといわれている。

小腸でラクターゼに分解されなかった乳糖が大腸に届くと、悪玉菌に利用されて酸やガスが発生し、腹痛や下痢の原因となる。

 

しかし最近の研究で小腸で乳糖が分解されなくても、大腸の乳酸菌やビフィズス菌が多い人は、乳糖が良く分解されて、不快な症状が現れにくくなることがわかっています。

つまり腸内環境が良い人ほど、不快な症状がでにくくなる。

 

乳糖60g(牛乳1200ml)を摂取した実験では50%以上の人が下痢になったが、乳糖30g(牛乳700ml相当)を摂取する実験では、下痢は起こらなかったという結果もある。

6.牛乳には大量のリンが含まれている

牛乳にはリンが多く、母乳の6倍の量が含まれている。

 

リンは他の食品から摂取した鉄と結びついて、リン酸鉄となり鉄の吸収を阻害する。

そのため、2歳児までの子供は鉄欠乏症貧血を起こしやすくなる。

大人も牛乳を大量に飲むことで、鉄分不足になる恐れがある。

 

またリンを摂りすぎるとカルシウムの吸収を妨げるため、牛乳に含まれるカルシウムの吸収を邪魔することになる。

反論

牛乳にはリンが多く含まれているが、リンはカルシウムの利用において必要不可欠な栄養素だ。

リンが少ないとカルシウムの吸収は良くなるが、骨に沈着するせずに尿から排出されてしまう。

そのため適量のリンが必要で、カルシウムとリンの摂取比率は1:1が理想とされている。

カルシウムとリンの比率が1:0.5~2の範囲であれば、カルシウムの吸収、利用に問題ないといわれている。

牛乳は1:0.85の比率で含まれているため、カルシウムの吸収、利用に問題なく利用できる。

 

牛乳に含まれるリンがカルシウムの吸収・利用を妨げることはありませんか?

 

そして牛乳100mlあたりのリンの含有量は95㎎程度だ。

日本人の食事摂取基準(2015年版)のリンの1日の耐用上限量は3000mgとなっているため、3リットル以上の牛乳を飲まないと上限量を超えることはない。

補足

リンは体に必要な栄養素だが不足することはほとんどなく、過剰摂取を心配した方がいい。

過剰摂取するとカルシウムや鉄の吸収を妨げる恐れがある。

リンは乳製品や小魚、大豆製品、卵の黄身などに多く含まれているほか、レトルト食品や加工食品、清涼飲料水などに添加剤として大量に使用されている。

そのためインスタント食品中心の生活を送っていると、リンの過剰摂取につながるので注意が必要だ。

牛乳を飲むかは自分で判断を

牛乳は危険だという6つの理由と反論をそれぞれ紹介した。

 

「牛乳を飲むのは危険だ、酪農業界の陰謀だ!」という陰謀論者、危険派と「牛乳は安全です」という推進派の闘争はこれからも続いていくだろう。

 

牛乳に限らず、野菜とかも「国の農薬の基準を信用できない」と思った人は無農薬の野菜を食べる選択するだろうし、結局は「どこまで何を信じるか」の信仰の問題だろう。

 

最終的に牛乳を飲むかどうかは自分で判断して欲しい。

 

どんな食べ物も過剰に摂取するのはよくない。

わたしは、牛乳を1日1杯飲むくらいなら別にいいんじゃないかと思っている。

 

わたしは小中学校の給食では、牛乳を飲まない同級生から牛乳をもらってガンガン飲んでいた。

最近は牛乳を飲むと下痢になるので、自分ではあまり買わなくなった。

ただ実家に帰ったときは、下痢にならないように温めたり、カフェオレにして普通に飲んでいる。

 

牛乳を飲んで調子が悪くなるようならやめたほうがいいし、好きなら飲めばいいと思う。