こんにちは友幸(@humberttomoyuki)です。
冬に活躍するニット類。
見た感じは暖かいが、着ている方はそうでもなかったりするよね。
ローゲージだと隙間風がなかなか応える。
そんなニット類だが、気がつくとやたらと毛玉ができていたりする。
毛玉が付いていると見た目的によろしくないのは、周知の事実である。
ありていに言えば貧乏臭くなる。
お金がなくても、できれば貧乏くさいのは避けたい。
そんな時に活躍するのが毛玉取り機。
毛玉ができたニットをきれいにしてくれるアイテムだ。
というわけで毛玉取り機を使って毛玉を取ってみたよ
毛玉の原因
毛玉のできる原因は主に、摩擦である。
毛玉のできやすいウール素材は、素材が起毛しているため、摩擦を加えると、徐々にその起毛した部分が、丸くなる。
それが毛玉である。
少し違うかもしれないが、消しカスを転がして、練ゴムを作るようなものである。
そのため、こすれたり摩擦が起きやすいお尻などの部分は毛玉になりやすいよ。
当たり前だが、起毛した素材の毛足が長いほうが毛玉になりやすい。
IZUMIの毛玉取り機
それでは毛玉取り器を使ってウール製品を綺麗にしよう。
わたしが使用したのは「IZUMIの毛玉カットとるとる」という製品。
なぜかアマゾンでは黄色がベストセラーになっている。
安いからかな。
評価の数はTESCOMの毛玉クリーナーの方が多い。
しかも、こっちの方が色も主張せず、お洒落。
写真ではコンセントが見えていないが、電池の他に電源アダプタでも駆動する。
電池がなくても問題ないよ。
電池の場合、アルカリ電池2本で約120分使うことができるよ。
毛玉取り機は内部でカッターが回転していて、毛玉になった部分を刈り取ってくれる作りになっている。
ひげ剃りに近い感じだね。
ひげ剃りに比べると、カッターが大きいので、広範囲の毛玉を刈ることができる。
取った毛玉は下にある毛玉を入れるケースに取り込まれる。
このケースはワンタッチで外すことができるので、取り込んだ毛玉をすぐに捨てることができるよ。
しかし、あまり容量が大きくはないのですぐに中身がいっぱいになる。
大きさをある程度コンパクトにするためには仕方ないかもしれないけどね。
毛玉取り機の使い方
それでは毛玉が付いているものを毛玉取りにかけて行くことにする。
今回毛玉取り機を使用したのは無印良品のウールマフラー。
1000円で買えるなんの変哲もないウール100%の無地のマフラーだ。
しばらく使っていたので、結構毛玉が付いている。
このマフラーは毛足が長いのでゆるい毛玉ができやすい。
この毛玉を毛玉取り機で取ってみるよ。
毛玉取り機には素材に合わせて、カッターの長さが調節できるようになっている。
毛足の長いものについては、長めで設定することができる。
わたしは毛玉取り機を使うときはカバーを外して使用している。
カバーを外すことで、短く毛玉を刈り取ることができるよ。
その反面、下手をすると生地を痛めてしまう可能性があるので注意しよう。
毛玉とり機を使用するときは、水平なところに置いて、カッターで不要な毛玉を刈り取っていく。
曲線になっていたりすると、カッターで生地を切ってしまうので必ず平らな状態で使用しよう。
毛玉が取れるとこんなかんじですぐに毛玉の入れ物がいっぱいになる。
粉塵が舞うので、捨てるときは注意しよう。
毛玉取り機を使用した結果
毛玉取り機を使用したあとの無印のマフラーはこんなかんじ。
毛玉が取れてきれいになっているのがわかる。
毛玉取り器を使う前と比べると結果は、一目瞭然である。
綺麗にはなったが、当たり前だが、毛玉取り器をやっていくと、どんどん生地が薄くなっていく。
毛玉が取れたということは生地を削っているということだ。
わたしのようにカバーを外す方法は諸刃の剣であることを認識しておいてほしい。
まとめ
むかしユニクロのツイードパンツを履いていて、暇があれば、お尻の毛玉を手でプチプチちぎっていたら、どんどん薄くなっていき、最後はパンツの生地が透けて見えるくらい薄くなってしまった。
毛玉取り器も生地を薄くしているということを認識しよう。
「暮らしの手帖」の前編集長だった松浦弥太郎氏は「セーターの毛玉はそのままの方がかっこいい」みたいなことを何かのエッセイで書いていたが、流石にそれはないだろう。
明らかに社会的な地位があり、周りからいいものを着ているというイメージがついている人は可能かもしれないが、普通に暮らす市井の人は毛玉は取っておいた方がいいよ。
毛玉がついたからすぐ捨てるのではなく、ある程度毛玉をとって長く着たほうがコスパ的にもいい。
毛玉取り器のもとは結構すぐにとれるよ。
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