こんにちは友幸(@humberttomoyuki)です。
自分が「これは好きだ! 」と思っているものがある場合、その好きという気持ちには2種類ある。
- 本当に好きな場合
- 流行っているから好きな場合
この2つである。
洋服などはその時の流行によって自分の好みが変わるのが分かると思う。
一生ものの服は一生ものになりえないことがほとんどだ。
洋服は流行っているから好きになるものである。
入れ替わりの激しいお笑い芸人とかもそうかもね。
でも洋服の中でも、ずっと自分の中の定番として使用しているアイテムがあるとすれば、それは本当に好きなものである可能性がある。
同じように、流行が過ぎた後も変わらず好きなお笑い芸人がいるとすれば、それは本当に彼ら彼女らを好きだということになる。
自分にとって、流行に流されているのではなく、本当に好きなものは何なのか?
一度、自分自身の好きを棚卸してみると面白いかもしれない。
そんな時は、偏愛マップを書いてみよう。
偏愛マップとは
偏愛マップはその名の通り、自分の大好きなものを書き込んだマップのこと。
偏愛マップを書くことで、自分の好きなものを可視化することができる。
どんなものが好きなのかを理解することは自分の世界観を知るきっかけにもなる。
例えば、好きな人物、小説、映画、音楽、食べ物など、その人の好きを見れば、なぜ今のようなライフスタイルを送っているのかがわかるはずだ。
好きなものはその人の人生観でもあるのだ。
偏愛マップの作り方
偏愛マップの書き方に決まりはない。
各々が自由に書けばいい。
グループ分けして書いてもいいし、箇条書きでもいい。
マインドマップのように絵を入れてグラフィカルにわかるようにしてもいい。
自分の好きなように書いてみよう。
その書き方にもその人の個性が現れるはずだ。
そして、偏愛マップを書く時のコツは具体的に書くこと。
例えば、音楽が好きな人は、ロックとかJ-POPなどではなく、歌手名と曲名を書くほうがいい。
まぁ偏愛しているのであれば、自然に詳細になるはず。
偏愛マップを書くことによって、自分の好きなものを可視化することができる。
自分の偏愛マップを見ることで好きなものの、思いもよらない関連性が見つかるかもしれない。
偏愛マップという本の中では岡本太郎、向田邦子、坂口安吾、寺山修司、ジョン・レノンといった著名人の偏愛マップが例として書かれている。
それぞれのマップに特徴があり、それぞれの人生観を見ることができる。
同じように好きな人物の偏愛マップを作ってみても面白い。
同じ人物について作った偏愛マップでも、書いた人によって関心のある部分が変わってくるので、違ったマップができあがるはずだ。
偏愛マップはコミュニケーションメソッド
偏愛マップを書くことで、自分自身を理解したら、次は他の人にも見せてみる。
偏愛マップがあれば、自分の好きなものをすぐに人に理解してもらうことができる。
例えば初対面の人に会った時、相手のことを理解していないため、当たり障りのない会話をしてしまう。
「天気がいいですねー」とか。
偏愛マップはそんな状態を回避することができる。
何故なら、マップにはその人の偏愛が書かれている。
偏愛マップは優れた自己紹介ツールなのである。
人は自分の好きなことは積極的に語ってくれるものである。
お互いに偏愛マップがあれば、話題に事欠かないし、短時間で相手のことを理解することが出来る。
ブロガーのオフ会で相手のブログを読んでいると初対面でも話が弾むようなものだろうか。
わたしはオフ会に行ったことないからわからないけど。
偏愛マップの他に強みを知る
偏愛マップはその名の通り、主観的に自分の好きなものを書いたマップだ。
自分の世界観が表れているので、いわば現在の自分の状態、世界観を表しているものである。
あわせて隠れた自分の特徴を理解することで、より深く自分を知ることができる。
客観的に自分の強みを理解する方法としストレングスファインダーがある。
ストレングスファインダーを使い、質問に答えていけば、5つの自分の強みを知ることができる。
ストレングスファインダーを受けるためには、新品の本を購入して、付属しているコードを入力する必要がある。
中古の本じゃだめなので注意が必要。
勝間和代氏が良くすすめていた本である。
カツマ―必読の書。
無料で自分の強みを客観的に知りたいのであれば、リクナビNEXTのグッドポイント診断を受けるという手もある。
主観的に現状を理解する偏愛マップに加えて客観的な自身の強みを知る。
すると、好きなものと長所との相関性が見つかったり、反対に相反している要素が見つかって面白いかもしれない。
まとめ
偏愛マップを書くことによって、好きなものを棚卸し、人に見せることによってコミュニケーションを円滑に図ることができる。
ブログを書いている人が偏愛マップを公開しておけば、ブログの内容と関係あるところはもちろん、ブログと関係のない部分でブロガーの意外な一面が見えて面白いかもしれない。
株のブログをやっている人が、猫好きとかね。
こういうギャップがあると親近感がわいてくるものである。
コミュニケーションツールとして有効なので偏愛マップを一度書いてみるといいかもしれないね。