こんにちは友幸(@humberttomoyuki)です。
大阪の堺市で行われている作家さんの作品が購入できるクラフトフェア「灯しびとの集い」に行ってきた。
堺クラフトフェアの様子とお皿を買ってきたので紹介するよ。
堺クラフトフェア「灯しびとの集い」
灯しびとの集いは毎年開催されているクラフトフェアだ。
陶器、磁気、ガラス、金属、漆、皮革、布、木工などの様々なジャンルの作家さんが集まっていて、その場で作品を購入することができる。
開催場所は、堺市の大仙公園、最寄駅はJR百舌鳥駅だ。
お弁当屋やお菓子、パンなども売られており、休憩スペースも設けられている。
休憩スペースの前では、音楽LIVEも行われる。
こういうイベントは、たくさんの作家さんの作品を一度に観ることができる。
また店を介さないで直接作家さんから購入するので、売上は直接作家さんにはいるし、作家さんと直接話す機会もできる。
とてもいいんじゃないかな。
「灯しびとの集い」に到着
堺クラフトフェアは10時から開始される。
作家さんの作品は数がすくないため、作品が無くなってしまう恐れがあるので早めに現地に向かった。
最寄り駅のJR百舌鳥駅を降りたら、わたしと同じように堺クラフトフェアに向かう人たちがぞろぞろいた。
大仙公園は広いので、堺クラフトフェアは大仙公園の南東で行われているが、たくさんの人がいたので、その人たちについていけば道には迷わずにすぐに到着することができた。
結果、10時半ごろに到着した。
堺クラフトフェアの開催場所は学校のグラウンドのようなところだった。
グランド内に建てられた白い簡易テントが、学校の運動会のようだ。
テントはグラウンドをぐるりと一周囲むように建てられていて、その中にもテントが並んでいる。
ちょうどドーナツのような形になっていた。
天気は晴れていて気温も暖かくコートだと汗ばむくらいだったが、昨夜雨が降ったせいで地面の土がぬかるんでいて、履いていったスニーカーが泥まみれになった。
水たまりになっているところなどは、プラスチックの四角い板のようなモノを置いて人が歩けるようにしてあった。
おしゃれな服を着て、着飾っていた人の靴がどんどん泥まみれになってたね。
無念。
堺クラフトフェアの全体マップもあったが、今年から有料になったようで100円で売られていた。
ボランティアで運営しているので仕方のないところかな。
他にもイベント限定の手ぬぐいや南蛮船をモチーフにしたピンバッチが売られていたよ。
人気の作家さんのところは行列ができていた
人気の作家さんのところにはすごい行列ができていた。
特に金属のカトラリーや皿、バッチなどを作っている坂野友紀さんのところは、わたしが観に行ったときには、商品を見る列と、商品を購入するための列の2つの列ができていた。
すっごく行列してて断念した坂野友紀さんのカトラリーも、残りわずかのところで並ばずに手にできました。プレートはまだたくさんあったよ。サーバースプーンも欲しかったな( ˙³˙) pic.twitter.com/CspByXvDuC
— じっこ (@jikko3) 2017年11月11日
暮らしの手帖とかでよく紹介されている作家さんで人気の高い人だからみんな欲しいみたいだね。
みんなスプーンやらフォークやらを大量に握りしめてレジへと進んでいた。
昼前だったことあり、飲食店も長蛇の列ができていた。
人気の飲食店は、11時頃に完売して販売終了しているところもあった。
泉州おにぎりとかすぐに売り切れたみたいだ。
あと何が売られていたのかわからないけど、お菓子もすぐになくなっていた。
なんだったんだろう。
欲しい皿について
わたしは100均で買った白磁のボウルを長年使ってきたが、先日落としてしまい、とうとう割ってしまった。
そして手持ちの皿が無くなった。
その代わりの皿を探していたので、ある程度深さがあって汁気のある食べ物でも食べられるものがいい。
また100均の皿を買ってもよかったけど、どうせ買うなら自分に気に入った皿が欲しかった。
作家さんの皿は、生産性や需要と供給の関係で少し値が張るが、たくさんの皿を持つわけではないので、まぁ買ってもいいかなと。
最近必要最低限のモノから、自分が気に入るモノへの置き換えを実施しているので、その一環だ。
いろいろ見て林志保さんの皿を購入する
まず最初に会場全体をぐるりと見て回って全体の商品を確認した。
そして自分の好みにあいそうなボウル皿をいくつか絞っていった。
ボウル皿って実はあんまり売ってなくて、平皿や、あまり深さのない皿が多かった。
多分需要がないんだろうね。
あったとしても、和風な感じの「ザ・どんぶり」みたいなやつが多い。
別に和風などんぶりが嫌いなわけじゃないけど、できるだけ汎用性の高い和洋どっちでも使えるやつがいいんだよね。
で最終的に、岐阜県で陶磁器を作っている作家、林志保さんのボウル皿を買ったよ。
林志保さんの皿
購入した林志保さんのボウル皿。
ボウルは大中小の大きさがあり、色は黒とグレーが置いてあった。
大、中サイズはかなり大きめだった。
わたしは自分一人用のボウルなので、一番小さいサイズを買ったよ。
色はグレーと黒があったが、グレーを購入した。
黒は真っ黒だったけど、グレーはムラがありオレンジっぽい部分や白っぽい部分があって一つ一つ微妙に色合いが違って綺麗だった。
裏面はこんな感じ。
見ての通り、表面は土のような感じでザラザラしている陶器だ。
薄く作られているので、見た目に比べてとても軽い。
薄い分壊れやすいのだろう、買うときに「薄いので洗うときなどは優しく扱ってください」と言われた。
注意しないといけない。
あと陶器だが湯通しはしてあるので、家でしなくてもいいといわれた。
そういえばブログで紹介したことがなかったけど、実は坂野友紀さんのスプーンを持っているんだよね。
まだブログをはじめる前、作家さんの食器やカトラリーに興味があったときに買ったんだよ。
東京の神楽坂のへんの洒落たお店で買った気がする。
だけど真鍮製のスプーンというのが慣れなくて、今まであんまり使ってなかった。
そんなわけでブログでも紹介してなかった。
やっと出番だということで坂野友紀さんのスプーンとあわせてみた。
やだ、フォトジェニックじゃないの。
インスタ映え間違いなし!
作家さんの皿って割ったときにダメージがでかいから買うのをやめたんだけど、そもその食器の数が少ないから、自分の気に入ったものを使っていこうと思う。
結局、何を買うか決めていった方がいい
堺クラフトフェアは食器や雑貨が好きな人にはたまらないイベントだろうだ。
素敵なものがたくさんあるので、色々欲しくなる。
2日間しか開催されない上に、作家さんの作品はいつでも買えるとは限らないので、そ購買意欲も自然と高まる。
こういう時は買うものをある程度絞っていった方がいいよね。
「何かいい食器を買おう」と漠然と考えていると色々目移りして、無駄なものを買ってしまいそうになる。
食器自体が微妙な色合いで綺麗なやつもあったけど、実際に家で使うときに何に使うのかわからないと、結局使われない可能性が高い。
わたしは買うならボウル皿にすると決めていたので、他にスプーンとか平皿とか興味をそそられたものがあったけど振り切ることができた。
坂野友紀さんのところの行列に並んでいた人は、最初から坂野さん目当てでクラフトフェアに来た人たちだろう。
こういう人も坂野友紀さんという「ブランド」にピンポイントに狙いをすましてきたので、坂野さんの作品を買えば他に無駄な買い物をしない可能性が高い。
モノを買うときは「ブランド」や「用途」などである程度絞り込んでいった方がいいだろうね。
まとめ
堺クラフトフェアは、作家さんの作品がたくさん見れてとても楽しいイベントだった。
新しい皿も購入したので満足だよ。
堺クラフトフェアは毎年やっているので、関西近郊に住んでいる人は行ってみるといい。
おすすめ。
新しい皿はもし割ってしまったら、枕を涙で濡らした後に金継ぎでもして記事にするよ。
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