こんにちは友幸(@humberttomoyuki)です。
わたしは生活費を抑えて生活することで、働く時間を少なくしたいと考えている。
世の中には生活費を抑えるために小屋暮らしをしている人たちがいる。
小屋暮らしをすれば、家賃を払う必要がないので、月々の生活費を大幅に減らすことができる。
だがわたしは小屋暮らしをしていない。
生活費を抑えたいけど小屋暮らしを踏みとどまってしまう小屋暮らしのデメリットを紹介するよ。
土地を見つけるのが難しい
小屋自体を建てるのにそんなにお金はかからない。
ホームセンターで材料を買ってくれば、10万円程度で建てることができるだろう。
ただし、小屋暮らしをするには小屋の他に土地が必要になる。
小屋暮らしをする上で土地は非常に重要だ。
建築物を建てることのできない山の中の土地は驚くほど安い。
小屋は基礎がないので建築基準法上の建築物にはならない。
こういった山の中にも建てられる。
ただ小屋暮らしをするといっても食材の調達は必要になる。
山奥すぎる場所だと、色々不便が多いのである程度近くにスーパーなどがあったほうがいいだろう。
ある程度人が住んでいる場所の土地を買うという手もあるが、そうなると土地の値段がそこそこする。
また自然の中で小屋暮らしの生活したいと思っている人からすれば条件に合わないだろう。
田舎であれば空き家を買ったほうが土地を買うよりも安い場合もある。
この辺りの塩梅が難しい。
小屋暮らしをしようと考えている人も土地を探すのに苦労しているんじゃないだろうか。
排水が面倒
普段わたしたちは使用した水を下水道に流しているが、小屋暮らしにはそんなものはない。
地域によっても異なるが、家庭内の排水は下水管や浄化槽を利用する必要がある。
何もない山の中に小屋を建てた場合は当然下水管が通っていない。
合併浄化増を設置するには数十万のお金が必要になる。
そのため、キッチン洗剤やシャンプー、石鹸といったものは基本的には使えない。
Bライフの著者高村さんは洗剤や石鹸、歯磨き粉などは使用せずに水だけで綺麗になるスポンジを使っているようだ。
小屋暮らしを始める前に、デモンストレーションとして事前に洗剤などを使わない生活を送ってみたほうがいいかもしれない。
トイレと風呂問題
小屋暮らしで一番ネックになるのがトイレと風呂だ。
この2つをクリアできるかで小屋暮らしができるかできないかが決まる。
トイレはコンポストトイレと呼ばれるものを使うことになる。
コンポストは糞などを微生物の力で分解して肥料にすることだ。
田舎だと畑に肥料が入っている箱が置いてあるのをみたことがある人もいるだろう。
あんな感じでわらとか米ぬかとかを入れて排泄物を肥料にするわけだ。
当たり前だがコンポストトイレの周りにはハエなどの虫が湧くことになる。
風呂は基本的にはない。
山の中ならドラム缶で五右衛門風呂を作ってもいいかもしれないが、大量の水が必要になるので、井戸水を掘っていないのであれば毎日はいるのはしんどいだろう。
普段はタオルで体を拭いて、たまに銭湯に行くというのが無難なところだろう。
わたしは病院に入院していたときに、シャワーを浴びる許可が降りるまでは、タオルで身体を拭いていた。
タオルで身体をふくだけでも結構すっきりする。
ただ病院ではベットの上にいただけだったが、小屋暮らしだと日々の生活を営むために活動しないといけないので、汗をかく。
そのあたりどうなんだろう。
慣れたらいけるのか。
小屋暮らしの生活を持続できるのか?
土地を買って小屋を建てたとしても、小屋暮らしは何年続けることができるのか?
小屋暮らしは始める時はテンションが高くなっているだろうが、次第に小屋暮らしが日常になってくると、小屋暮らしの不自由さが目に付くようにならないだろうか。
小屋暮らし事態に前例があまりないので実際のところ何年暮らせるのかは不明だ。
人によっては死ぬまで続けられるかもしれないし、1年も経たないうちに辞めてしまう可能性もあるだろう。
そしてもし小屋に住むことをやめたときに、その土地や小屋の始末をどうするのかも考えなければならない。
土地は所有しているだけで固定資産税がかかるし、小屋を残しておくことで、ホームレスの人が勝手に住みついたりするかもしれない。
短期間住むならありかも
小屋暮らしのデメリットばかりをあげてみたが、小屋暮らしは悪い事ばかりでもない。
土地を購入し10万くらいで小屋を建てれば他に初期費用はかからない。
月2~3万で暮らすことができるなら、1000万程度の貯金があれば、株の配当金だけでも生活できそうだ。
働く場合も、労働時間をグッと減らすことができる。
リゾートバイトなど住み込みのバイトで2か月ほど働けば残りの10カ月は自分の好きなように暮らすことができるだろう。
また小屋を自分で建てることで、小屋づくりの知識も身につく。
畑を作って野菜を育てたり、野草をとったりしてお金をあまり使わない知恵を身につけることもできるはずだ。
そして小屋暮らしをやめたとしても、一度小屋暮らしを体験しておけば、お金が無くなったらまた小屋暮らしに戻ればいいか、という心のセーフティネットとしても機能する。
土地代と小屋を建てるのにかかるお金を試算して、何年暮らせば元が取れるかを計算してみる。
元がとれる年数小屋で暮らせると思ったら、小屋暮らしをやってみるのもいいかもしれない。
その年数暮らせば少なくとも損はしないだろう。
たいした額ではないだろうが、土地の固定資産税はかかるけどね。
まとめ
- 土地を探すのがめんどう
- 排水が面倒
- トイレと風呂が問題
- でも小屋暮らしは楽しそう
小屋暮らしのデメリットを上げてみた。
小屋暮らしは簡単に言うと「普段わたしたちが当たり前に使っているものがない生活」だ。
小屋暮らしをするなら、今までの生活とは全く違う生活を送ることになることを覚悟する必要がある。
その分今までとは違ったものが見えてくることもあるはずだ。
毎日の生活を変えるということは、生き方が変わっていくということだからね。
あと単純に自分の住む家を自分で建てるっていうのはテンション上がるよね。
楽しそう。
「住めば都」というし慣れたら余裕なのかもしれない。
個人的には短期間ならありだね。
土地が見つかればね。