こんにちは友幸(@humberttomoyuki)です。
アメリカのバッグメーカー「ミステリーランチ」のアーバンアサルトを購入したので、特徴などを詳しくレビューするよ!
手頃な値段で買える丈夫なバッグなので、日常使いにおすすめだ。
- ミステリーランチのアーバンアサルトとは?
- アーバンアサルトの5つの特徴レビュー
- フィリピン製とベトナム製アーバンアサルトの違いについて
- アーバンアサルトのショルダーストラップ(ハーネス)の調整方法
- アーバンアサルトのまとめ
ミステリーランチのアーバンアサルトとは?
ミステリーランチは2000年に設立されたアメリカのブランド。
機能性、背負い心地、耐久性の高いバックを展開している。
ミステリーランチの「3デイアサルト」はアメリカ特殊部隊を中心に様々な実績を持っている。
そんなミステリーランチの展開する「アーバンアサルト」は日本限定のモデルだ。
ミステリーランチのバックの特徴である「3‐ZIP」を採用しているモデル、で普段の生活に使用するものを持ち歩くのに最適なかたちになっている。
また、生産国をアメリカではなくアジアに移すことで、コストを抑えることに成功していて、良心的な価格で購入することができる。
ミステリーランチの代表作である「3デイアサルト」はメイドインUSAで定価80000円(税抜)と非常に高価だが、アーバンアサルトは定価19000円(税抜)と、非常にお買い得だ。
アマゾンなどのネットショッピングではさらに安く購入することができる。
アーバンアサルトの5つの特徴レビュー
ここからは、アーバンアサルトの特徴や細かいディテールについて詳しく紹介していくよ!
ミステリーランチ独特の「3-ZIP」で開閉が楽ちん!
アーバンアサルトは、ミステリーランチの特徴でもある止水ファスナーを使ったY字型の3‐ZIPを搭載。
簡単にバックを全開にすることができ、中のモノが取り出しやすくなっている。
また、縦に止水ファスナーが走っているので、中にモノがあまり入っていない状態でも、型崩れしにくく、見た目が綺麗にみえるよ。
ショルダーストラップ、ロードリフトストラップで荷重の分散ができる!
アーバンアサルトは、街で使用するバックパックには珍しく、ショルダーストラップ(ハーネス)が調整できるようになっていて、ロードリフトストラップと呼ばれるパーツがついている。
これらの調節ベルトを調節して、個々の身体にフィットさせることで、荷重の軽減をすることができるようになっているよ。
収納ポケットがたくさんついている
アーバンアサルトには収納ポケットがたくさんついているので便利。
中に全く仕切りのないバックがあるけど、普段使いには結構使いにくいんだよね。
(ミステリーランチの「スイートピー」などは中に仕切りが全くない)
その点、アーバンアサルトは内部にポケットがあるので、色々なものを分けて収納しやすくなっている。
まず、正面にドキュメントスリーブが2つついている。
ここに、PCやノートなどを収納できるよ。
PCは15インチまで収納可能になっている。
写真のノートパソコンは11インチなので余裕がある。
ただし、ドキュメントスリーブには、PC用のパッドなどはついていないので、クッション性がない。
PCをそのまま入れると多少傷つく恐れがある。
PCを持ち歩く場合、別途、PCケースを購入した方がいいよ。
フロント部分の両脇にはメッシュポケットがついている。
ここにはちょっとした小物を収納することができるよ。
また、リュックの上部には独立した収納ポケットがついている。
すぐに取り出しやすい物を入れておくと便利なポケットだ。
見た目よりも、物が入るので結構使える。
わたしはここに文庫本を入れているよ。
上部に重いものをいれたほうが、荷重が高くなり軽く感じるので、重めのものをいれるといいかも。
耐水性も高い!
アーバンアサルトは、表面に「500デニールコーデュラナイロン」を使用。
表面に耐水コーティング、裏面にポリウレタンコーティングが施してある。
またファスナーも止水ファスナーを使っているので、耐水性が高い。
わたしも使用していて、何度か雨に濡れてしまったが、中に浸透している様子はなかった。
ただし、完全防水ではないので、豪雨の中に飛び込んだりするのはやめておいたほうがいい。
あくまで日常で使う分には問題ない程度と考えよう。
ショルダーパッド、背面のプレートで負担を軽減!
ミステリーランチのバックは、ミリタリーや森林部隊などの様々な実績があるように、過酷な環境でも快適に使用できるように設計されている。
ショルダーパッドも厚みがあり、長時間の仕様でも肩への負担を軽減してくれる。
背面には、型崩れと背中へのあたりを防ぐために、プラスチックのプレートが入っている。
おかげで、堅いごつごつしたものをバックに入れても背中が痛くないよ。
フィリピン製とベトナム製アーバンアサルトの違いについて
※こちらは2017年の情報です。
アーバンアサルトの現行モデルは生産地がベトナムになっています。
ミステリーランチは2016年秋冬から、一部の商品の生産拠点をフィリピンからベトナムに移している。
アーバンアサルトも生産拠点がベトナムに変更されているよ。
A&Fの2017年カタログを見ると、ベトナム製の商品が多くなっているのがわかる。
(商品説明の最後に生産国が書いてある)
A&F 2017年ミステリーランチカタログ
https://saas.startialab.com/acti_books/1045176165/41918/HTML5/pc.html#/page/240
2017年に流通しているアーバンアサルトは、フィリピン製とベトナム製が混じっているが、それぞれ仕様が異なっている。
わたしはアーバンアサルトをネットで購入したが、掲載されている写真と、実物の仕様が異なっていたので、問い合わせすることになった。
返ってきた答えが、「生産国が違うので、仕様が異なっています」という雑な回答だった。
ネットで掲載されている写真はフィリピン製のアーバンアサルトが多い。
ベトナム製は仕様が異なるので、これから注文する人のために、両者の違いを紹介するよ。
ベトナム製はショルダーベルトにタグがついている
ベトナム製のアーバンアサルトにはショルダーベルトにミステリーランチのロゴマークがついている。
フィリピン製にはこれがついていない。
ただし、フィリピン製でも、オレンジ色の旧ロゴの場合、ショルダーベルトにもオレンジ色のタグがついているよ。
- ベトナム製⇒ショルダーベルトにタグがついている。
- フィリピン製⇒黒ロゴの場合、ショルダーベルトにタグなし。
タグがスタンプになっている
フィリピン製の場合、バックの中についているタグが手書きだったが、ベトナム製のアーバンアサルトは、タグがスタンプになっている。
そして、ベトナム製の場合ここに「made in vietnam」と表記されている。
この商品は2016年9月26日に作られたことがわかるとおり、2016年秋冬から仕様が変わっている。
ミステリーランチのタグは今まで手書きだったので、ここの表記が大きく違う点は見逃せない。
- ベトナム製⇒タグがスタンプ
- フィリピン製⇒タグが手書き
アーバンアサルトのショルダーストラップ(ハーネス)の調整方法
アーバンアサルトは、ショルダーストラップ(ハーネス)が調整できる。
うまく使うと、荷重軽減になってとっても便利。
調整の仕方は、まずアーバンアサルトを背負いショルダーベルトの下にあるストラップを引っ張って、バックの位置を調整する。
この時、後ろに引っ張るようにすると、うまくいく。
バックは、下の写真のショルダーストラップの付け根が「肩甲骨の中間」にくるように調整する。
次に、背負った状態で、ショルダーストラップ(ハーネス)のバックルを移動させる。
バックルの最適な位置は「肩の真上より少し前側」あたり。
そのあたりまで、バックルを移動させよう。
バックルを移動させたら、最後に、ロードリフトストラップを引っ張る。
斜め45度に引っ張ると、うまくいく。
ロードリフトストラップは、マジックストラップとも呼ばれていて、リュックの上部を体によりフィットさせて、負荷を軽減することができる。
ロードリフトストラップを引っ張ると、ショルダーストラップが丸みを帯びるようになる。
バックを横から見ると、ロードリフトストラップ、ショルダーハーネス、バック本体の間に三角形の空間ができるようにするといい。
ロードリフトストラップを引っ張りすぎると、肩との間に隙間ができて、逆に疲れやすくなってしまう。
引っ張りすぎないようにしよう。
アーバンアサルトのまとめ
アーバンアサルトの特徴は以下の5つ。
- 3‐ZIPで楽々開閉
- ショルダーストラップを調整して荷重分散できる
- 収納ポケットがたくさん
- 耐水性も高い
- ショルダーパッドが厚いので長時間の利用もOK
アーバンアサルトは、21リットルと普段使いに最適な容量で、シンプルながら「3ZIP」がよいデザインのアクセントになっている。
値段も従来のメイドインUSAのラインに比べれると手頃なので、手を出しやすいのも嬉しいポイントだ。
アマゾンなどのネットだと1万5千円以下で購入できるので、普段使いのバッグパックを探している人は候補にいれてみるといいんじゃないかな。
バックパックについては以下の記事でもまとめて紹介しているので、バックパックを探している人はよかったら参考にしてね。 好みのリュックが見つかるかもしれないよ。
アーバンアサルトを2年以上使った再レビューはこちら。