※追記:TBSラジオはPodcastからTBSクラウドに移行しました。
こちらの記事を参考にしてください。
こんにちは友幸(@humberttomoyuki)です。
わたしはテレビを持っていないので、もっぱら情報収集はインターネットかラジオになる。
インターネットで情報収集をするのもいいが、ラジオでの情報収集は結構便利。
ラジオは音声で聴きながら情報を手に入れることができる。
移動したりするときや、なにか作業をするときに気軽に聴くことができる。
そんなラジオをリアルタイムではなく、後から聴くことができるのがポッドキャストである。
今回はわたしがいつも聴いている無料のポッドキャストを7つ紹介するよ。
全部おもしろいからぜひとも聞いて欲しい。
それではいってみよう。
情報量が半端ない。ニュースはこれを聴いとけばOK「荻上チキ・Session-22」
様々な形でのリスナーの皆さんとコラボレーションしながら、ポジティブな提案につなげる「ポジ出し」の精神を大事に、テーマやニュースに合わせて「探究モード」、「バトルモード」、「わいわいモード」などなど柔軟に形式を変化させながら、番組を作って行きます。
あなたもぜひこのセッションに参加してください。
新進気鋭の評論家荻上チキとアシスタントの南部広美をMCに様々なニュースを読み解くニュース番組。
荻上チキはシノドスの編集長でもある。
ラジオ名の「Session-22」にはリスナーとのセッションを通して建設的な意見を出していこうという思いが込められている。
今、話題になっている「中東情勢」や「憲法9条」などのニュースを様々な知識人を迎えてわかりやすく説明してくれる。
荻上チキの博覧強記っぷりと優れた司会進行が半端ない。
毎回これでもかという密度の濃い話をしてくれる凄い番組。
深夜に入るとユルフワな、「おいしいコンビニアイス特集」、「缶詰特集」や音楽についての特集などもありレンジが幅広い。
荻上チキが元々、福祉や貧困の問題を取材している人なので時事ネタの他にもそういった話題も多い。
難病患者である作家大野更紗とは前身番組「Dig」ラジオで知り合い、彼女はその後シノドスに記事を寄稿していたりする。
わたしは前身番組の「Dig」も聴いていたのでそのままSession-22に移行した形になる(digでは荻上チキは日替わりのパーソナリティーだった)。
この番組を聴くだけでニュースは全てカバーできる。
メインセッションは一週間、それ以外のPodcastは1ヶ月で削除されるので注意。
本好きにはたまらない!作家や知識人が本について語る「ラジオ版 学問ノススメ」
学校では教えてくれない、教わったけれど忘れてしまった! ことを授業より楽しく学べる、ラジオ版課外授業プログラム「学問ノススメ」のスペシャルエディ ションです。各分野に精通するエキスパート(講師)を迎えて、疑問・難問を楽しく分かりやすく解説・解決していきます。放送ではお届けし切れなかった秘蔵 トークをたっぷりとお楽しみいただきます。
様々な作家や学者が登場して、出版した本を紹介していく番組。
司会の蒲田健の声が渋すぎる。
小説、新書を問わず様々な著者が登場する。
そして著者本人の口から作品について語ってくれるので本好きにはたまらない。
「著者がどんな思いでその本を書いたのか」という情報は、場合によっては読む前に先入観を与えてしまうので良くないと考える人もいるだろう。
しかし、わたしは本を読みながら著者の思考をトレースすることに興味がある。
そんなわけだから、わたしにとってはウマウマの番組。
この番組を聴いて新たに読んでみたい本を発見することができるのも魅力。
iTunes - Podcast - JAPAN FM NETWORK「ラジオ版 学問ノススメ Special Edition」
※2016年3月より学問のススメは有料サービスnoteに移行しました。
過去の放送をPodcastで聴くことができます。
こじれてる文化系はみんな聴いとけ!「文化系トークラジオLife」
社会時評とサブカルチャーをテーマに、語り合う文化系トーク番組。
チャーリーこと社会学者の鈴木謙介が司会を務める深夜ラジオ番組。
チャーリーはNHKの「青春リアル」というテレビ討論番組の司会もやっていた。
番組のイラストは漫画家の浅野にいおが手がけている。
この番組から若手論客が輩出されることがめちゃくちゃ多い。
Session-22の荻上チキもこの番組に出ていたし、他にも津田大介、速水健朗、古市憲寿、塚越 健司などたくさんの人達がこの番組から他のラジオやテレビに進出している。
テーマはサブカルネタから社会時評まで幅広い。
最近のテーマは「いまヤバい!人文社会系」や「私たちは今、何を着ればいいのか」など。
紀伊國屋書店でLifeで紹介された本を置くイベントを開催したり、トークイベントも行っている。
それぞれがライターや学者などで構成されているため、バカ話をしていてもウィットに富んだ話を楽しめる。
毎回がめちゃくちゃ面白い文化系の番組。
残念なのが、今は2ヶ月に1回の放送になっていること。
元々は、面白い番組を作りたいと考えていた「黒幕」こと長谷川プロデューサーがチャーリーを司会にして始めた番組だった。
しかし最初は週1回の放送だったが、放送休止枠での月1回の放送になり、最近では2ヶ月に1回の放送になってしまった。
放送休止枠なので、予算はあまりかからないが、それでもスタッフを動員するためのお金はかかる。
常にスポンサーを募集しているが厳しいようだ。
ぜひともこれからも続けて欲しい番組。
みんなで応援しよう。
お昼のくだらないバカ話が聴ける番組「たまむすび」
赤江珠緒と小林悠が曜日パートナーと共に世の中をパ~ッと明るく!いちごを摘みながら聞いている農家のおばちゃんが、 笑って思わずいちごを落としちゃうような(笑)一日一爆笑!トーク&バラエティー“たまむすび”。
毎週日替わりレギュラーと共にお届けするバラエティー番組。
月~木曜日は赤江珠緒アナウンサー、金曜日は小林悠アナウンサーが司会を務める。
日替わりのパーソナリティーは
- 月曜日 カンニング竹山
- 火曜日 山里亮太(南海キャンディーズ)
- 水曜日 博多大吉(博多華丸・大吉)
- 木曜日 ピエール瀧(電気グルーヴ)
- 金曜日 玉袋筋太郎(浅草キッド)
というお笑い芸人の間にピエール瀧が交じるという謎の構成になっている。
わたしはこちらも前の番組「キラキラ」をポッドキャストで聴いていて、そのまま続けて聴いたクチ。
「キラキラ」はラジオの女王こと「小島慶子」が司会を務めていたが、「わたしがやりたいのはこんなことではない」と辞めてしまい、その後にこの番組が始まった。
たまむすびはゆるいバラエティートーク番組。
長年、テレビ朝日「モーニングバード」でキリッと朝のニュース番組の司会を務めていた赤江珠緒アナウンサーだが、たまむすびでは彼女のポンコツっぷりが暴露される形になった。
各曜日のパーソナリティに赤江珠緒がイジられながら、ゆるふわな話題が展開する番組。
コンテンツでは
- 月曜日 コラムニスト小田嶋隆の時事ネタに関するコメント
- 火曜日 町山智浩の映画紹介
- 水曜日 ジェーン・スーの中年話
- 木曜日 ピエール瀧のはがき相談
などがオススメ。
何も考えずにただ楽しく聞けばいい番組。
お姉の面白話が聴ける番組「ミッツ・マングローブのオールナイトニッポンGOLD」
水曜夜10時、ミッツが独自目線でニュース・世間・音楽に言いたい放題
水曜GOLDはミッツ・マングローブがパーソナリティを担当。
歯に衣着せぬトークを武器に、巷で起きている様々な事に切り込む。
そして時にゲストの深層心理に鋭く迫る。
また音楽大好きミッツがオススメする選曲も必聴です。
女装家であり、徳光和夫の甥であるミッツ・マングローブが司会を務める番組。
元々は小島慶子がパーソナリティーを務めていたところにミッツ・マングローブが加わったかたちだったが、小島慶子がオーストラリアに住んでしまったために、ミッツ・マングローブが司会になったという番組。
MCがミッツ・マングローブ1人になったときは司会進行もグダグダで、つまらないと言われていたが、最近は安定してきた。
クリス松村や、マツコデラックスなどミッツ・マングローブと仲のいいオネエたちとのあけすけなバカ話が聴ける番組。
女装家独特の生き方や考え方を聴くことができて面白い。
ラジオは終了してしまったけど、Podcastは聴くことが可能だよ。
iTunes - Podcast - ニッポン放送「ミッツ・マングローブのオールナイトニッポンGOLD」
非モテキャラの妙が冴える深夜ラジオ番組「山里亮太の不毛な議論」
ボキャブラリーの宝庫と呼ばれる、
南海キャンディーズの山里亮太が、
ラジオで本領を発揮します!
TBSの深夜枠JUNKの水曜日に放送されているラジオ番組のポッドキャスト。
ポッドキャストは本編を編集したものではなく、本編のあとに別収録している。
深夜ということもあって、下ネタ満載。
30歳で童貞のラジオ構成作家セパタクロウのサキュバスの話が面白すぎ。
他にも「こんなさかなクンは嫌だ」というリスナー投稿の大喜利など爆笑間違いなし。
山里軍団の一員であるベジータのモノマネをするR藤本が登場したときも結構好き。
たまにまじめに人生相談にのっていることもあるいい場面もある。
わたしは彼はキャラ付けとして非モテなだけで、実はリア充だろうとにらんでいる。
そんな非モテキャラの山里亮太のお笑いテクニックが冴える番組。
大学名誉教授と精神科医の居酒屋トークのような番組「内田樹&名越康文の辺境ラジオ」
西宮・岡田山から神戸・住吉へと拠点は移っても変わらず森羅万象を照射し続ける「知の伝道師」内田樹名誉教授と 日本全国神出鬼没、あらゆる方の心をケアしてまわる「旅する精神科医」名越康文医師、そして西靖アナが「辺境の地」関西の「辺境メディア」ラジオだからこ そ見えるニュースの本質を“健全なるおやじ視線”で語る!
内田樹は有名な保守派の論客で武術家。
数えきれないくらいの本を出している。
どの本も読みやすく、面白い。
内田樹は神戸女学院大学というお嬢様校の教授だった。
たまむすびの赤江珠緒アナウンサーの恩師に当たる人物。
名越康文は精神科医。
彼もたくさんの本を出していて、精神科医としての考えを記している。
そんな2人が関西の地にて西靖アナウンサーを交えて、様々な話をする不定期更新のポッドキャスト番組。
話題は居酒屋トークっぽい話だが、知識人のため切り口が面白い。
文化系トークラジオに近い感じ。
武術家でもあるため、身体的な話と思想を絡めて話すことも多い。
知のアクロバティックが楽しめる。
iTunes - Podcast - MBS「内田樹&名越康文の 辺境ラジオ」
まとめ
いかがだったろうか。
Podcastは著作権の関係上、音楽を流すことができないため全てカットされている。
そのため音楽ラジオ番組を効くのには向いてない。
ニュース番組やトーク番組を聴くのに適したメディアだと言える。
今回紹介したのも全てニュース系、トーク系だ。
地域に関係なく、無料でラジオを聴けるのはかなり魅力的。
ラジオを聴くことで通勤の移動時間や、散歩しているときなどの時間を有効に使うことができる。
後、出演者たちに「さん」付けすると文章が間延びすると考えて、全て呼び捨てで表記させてもらった。
ご容赦いただきたい。
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