こんにちは友幸(@humberttomoyuki)です。
日本は支払いに現金を使う文化が根強くあり、海外に比べるとキャッシュレス化が遅れている傾向にある。
しかし徐々にスマホやQRコード決済のサービスが広がりを見せている。
キャッシュレスの後押しをするのに有力なサービスが「PayPay(ペイペイ)」だ。
PayPayは「100億円あげちゃうキャンペーン」で一気に知名度を上げたQRコード決済サービスだ。
※本キャンペーンはすでに終了しています。
PayPayで支払いをすると20%戻ってくるお得なキャンペーンだ。
月に最大5万円まで戻ってくるので、25万円までの支払いでポイント還元を受けることができる。
40分の1の確率で10万円相当までキャッシュバックされるダブルチャンスも行っているので、運が良ければ無料で商品を買うことができる。
この記事では、新しく開始したQRコード決済サービス「PayPay」について詳しく紹介!
PayPayの登録方法や支払い方法、利用できる店舗、店舗側の導入メリットなどを紹介するよ。
まだPayPayを使ったことがない人はここからインストールできるよ。
- PayPayとは?
- PayPayのメリット
- PayPayのデメリット
- PayPayの登録方法
- PayPayが利用できるお店・加盟店
- PayPayの店舗での支払い方法は2種類
- PayPayの3つの支払い方法
- PayPayの店舗導入のメリット
- PayPayのまとめ
PayPayとは?
PayPayは「PayPay株式会社」が提供するQRコード決済サービスだ。
現金がなくてもQRコードを使い、スマホで簡単に決済することができる。
PayPay株式会社は、ソフトバンク株式会社とヤフー株式会社の合弁会社として2018年6月25日に誕生した新しい会社だ。
「PayPay」のアプリサービスは、2018年10月5日より開始している。
すでにインド最大のサービス決済事業者「paytm」と、中国最大のモバイル、オンライン決済サービスの「Alipay」と提携しており、今後もサービスを拡大する予定だ。
最終的にはスマホ決済のユーザー数、加盟店舗数ナンバーワンのサービスを目指している。
PayPayが誕生した背景にある日本のキャッシュレス化
現金を使わずアプリ決済などを行う「キャッシュレス化」の波が世界的に起こっているが、日本はまだまだ現金を使う比率が高い。
経済産業省のデータによると、2015年のキャッシュレス比率は韓国が89.1%と90%近いが、日本は18.4%とかなり低くなっている。
「キャッシュレス・ビジョン」「クレジットカードデータ利用に係るAPIガイドライン」を策定しました(METI/経済産業省)
資料によると、日本のキャッシュレス化が遅れている原因は
- 治安がよく盗難の心配が少ない
- 偽札が少ない
- ATMが整備されている
- POSレジの性能が高い
などの理由がある。
また店舗側に導入コストがかかるため取り扱っている店が少なく、そのせいで利用者も使いにくいと感じて、利用しなくなるという悪循環があるようだ。
日本政府は日本のキャッシュレス化を進め、2025年の大阪、関西万博までに40%、最終的には世界最高水準の80%を目標としている。
そんななかソフトバンクグループの孫社長が陣頭指揮を取りQRコード決済事業への取り組みを表明した。
孫正義氏がQRコード決済に殴り込み!「PayPay」は日本市場で天下を取るか?=岩田昭男 | マネーボイス
ヤフー株式会社代表取締役の川邊さんも「モバイルペイメント取扱高No1を目指す」と語っており、QRコード決済に力を入れているのがわかる。
PayPayのメリット
- 無料で500円相当のポイントがもらえる
- チャージ手数料が無料
- 支払い金額の0.5%がもらえる
- クレジットカードでポイントの二重取りが可能
- ヤフーIDがあればすぐに登録できる
登録するだけで500円相当のポイントがもらえる
PayPayアプリをダウンロードして登録するだけで、特典として無料で500円相当のポイントが手にはいる。
リリースされたばかりのアプリなのでユーザーを増やすためだろう。
登録するだけでもらえるので、使わない手はない。
損はしないのでアプリをダウンロードして一度お試しでファミリーマートなどで使ってみるといいだろう。
チャージ手数料が無料
PayPayは登録した銀行口座からのチャージ手数料が全て無料になっている。
手数料無料で100円からチャージできるので、こまめにチャージして無駄使いをしないで済む。
支払い金額の0.5%ポイントがもらえる
PayPayで支払いをすると支払い金額の0.5%分のPayPayボーナスがPayPay残高に手に入る。
PayPayの支払い方法は「PayPay残高」、「Yahoo!マネー」、「クレジットカード」の3種類があり、どの支払い方法でもポイントは付与される。
ポイント付与には上限があり、1ヶ月5,000円までとなっている。
PayPayで1ヶ月に100万以上支払いをするとポイントが入らなくなるが、ほとんどの人はそこまで支払いをしないはずなので気にしなくても大丈夫だ。
またPayPayボーナスの利用期限は、最後に金額が変動してから2年間となる。
頻繁に利用するなら問題ないが、あまり利用しない人は有効期限に注意しよう。
クレジットカード払いでポイント両取りが可能
PayPayのポイント付与は、PayPayで支払えばどの支払い方法でも手に入る。
クレジットカード払いにして支払えば、クレジットカードのポイントとPayPayボーナス0.5%を両方手に入れることが可能だ。
クレジットカードのポイント1%+PayPayボーナス0.5%=1.5%
クレジットカード払いにした場合はチャージするのではなく、そのままクレジットカードでの支払いになるので、残高不足になる度に、いちいちチャージしなくてもいいというメリットもある。
PayPayが利用できるお店であれば、普通にクレジットカードで支払うよりもお得になるよ。
どんなスマホでも利用可能
PayPayはQRコードを利用しているので、アプリをダウンロードすればスマホの機種やOSに関係なく利用することができる。
例えば、アップルが提供しているスマホ決済サービス「アップルペイ」は、アップルペイに対応したiPhone7以降の端末を用意しないと利用することができない。
PayPayはQRコードを利用しているので汎用性が高く、AndroidやiPhone6でも利用可能だ。
PayPayのデメリット
- SMS認証が必要
- ユーザースキャン方式はひと手間かかる
- 取り扱い店舗がまだ多くはない
登録にはSMS認証が必要
PayPayの登録するときに、本人確認のためSMS認証が行われるため「090」「080」の電話番号が必要になる。
スマホアプリで「050」のIP電話を利用している場合、SMS認証を使えないので注意しよう。
スマホを解約してIP電話しか持っていない人以外は特に問題ない。
ユーザースキャン方式はひと手間かかる
ユーザースキャン方式は、利用者がアプリでQRコードを読み込んで自分で金額を入力する必要がある。
かざすだけで利用できるSuicaなどの電子マネーに比べると、一度アプリを起動する必要がある上、ひと手間かかることになる。
店舗にとっては、ユーザースキャン方式のほうが手数料が安くなるので、取り入れやすい。
ユーザースキャン方式の利用店舗は増えやすいが、ユーザー側で少し手間がかかってしまう。
クレジットカード支払いに比べると暗証番号を入力する必要もなく楽だが、他のスマホ決済と比べると少し時間がかかるだろう。
取り扱い店舗がまだまだ少なめ
PayPayは2018年10月に新しく始まったばかりのサービスだ。
サービス開始当初は利用可能店舗が少なく、正直使いにくかった。
しかし現在はビックカメラやヤマダ電機などの大手家電量販店に加えて、ファミリーマートでも利用できるようになった。
まだまだ電子マネーなどに比べると利用できる店舗は多くはないが、大分使いやすくなっている。
PayPayは店舗側の導入コストを大幅に抑えているので、今後も利用可能な店舗は増えていくはずだ。
取り扱い店舗が多くなればなるほどユーザーにとって使いやすいサービスになる。
サービス開始当初に比べると短期間で利用店舗数が増え使いやすくなっているので、今後も利用できる店舗が拡大して、さらに利便性が上がることを期待したい。
PayPayの登録方法
PayPayの登録方法はとても簡単だ。
アプリをインストールして登録するだけのなので1分ほどで完了する。
- アプリをインストール
- 登録する
- SMS認証をする
登録完了すると500円相当分のポイントがすぐにもらえるのでお得だ。
【1分で完了】PayPayの登録の流れ
まずスマホでアプリをインストールしよう。
アプリを起動すると、登録画面が表示される。
登録方法は「電話番号で登録する」と「Yahoo! JAPAN IDで登録する」の2種類がある。
PayPayでクレジットカード以外で支払うためには、Yahoo! JAPAN IDと連携する必要がある。
すでに「Yahoo! JAPAN ID」を持っている人は、ログインして連携しておくといい。
どちらで登録した場合も、本人確認としてSMS認証が送られる。
SMSを確認して4桁の数字を入力しよう。
これで登録完了だ。
登録が終わると、500円相当のポイントがもらえるよ。
PayPayでは現在40分の1の確率でキャッシュバックするキャンペーンを行っている。
Yahoo!プレミアム会員ならキャッシュバックの確率が20分の1と倍になる。
ソフトバンクユーザー以外は、PayPayを使う前にYahoo!プレミアムに登録しておいたほうがお得だ。
Yahoo!プレミアムは有料だがキャンペーンで6ヶ月無料で登録できる。
無料の登録方法はこちらの記事にまとめてあるので参考にしてね。
最大6カ月!Yahoo!プレミアムに無料会員登録する方法まとめ【2018年12月】 - ハンバート友幸の庭
PayPayが利用できるお店・加盟店
PayPayが利用できる大手家電量販店やチェーン店は以下の通りだ。
PayPayの利用できるお店一覧
- ファミリーマート
- ビックカメラ、ヤマダ電機などの大手家電量販店
- モンテローザ系列(白木屋、魚民、笑笑など)
- ワタミ系列(和民、坐和民)
- HIS
- メガネドラッグ
- アインズ&トルペ
- マックハウス
- アース&ミュージック エコロジー
- ソフトバンクグループのお店
PayPayの利用できる店舗についてはこちらの記事で詳しくまとめているよ。
PayPay(ペイペイ)が使えるお店・加盟店まとめ【最新版】
大手チェーン店以外にも、今までスマホ決済サービスを導入してこなかった個人のお店や小さなお店の導入が多い。
近所でPayPayが使えるお店はアプリから確認することができるよ。
東京周辺で利用できるお店はこんな感じだ。
こちらは大阪の梅田周辺で利用できるお店だ。
以前は店舗のマークがすべて同じだったので、何のお店かわかりにくかったが、現在は改善されてパッと見ればどんなジャンルのお店かわかるようになっている。
今後のアップデートで絞り込み機能も実装されるのを期待したい。
コンビニは現在ファミリーマートで使うことができるが、12月17日からミニストップでも利用できるようになる。
ファミリーマートでは、お店の人がバーコードを読み取る従来と同じ「ストアスキャン方式」で支払いが可能だ。
https://image.paypay.ne.jp/pdf/pr20181018.pdf
PayPayは「スマホ決済の取り扱い店舗No1」を目指しているので、今後も利用できる店舗がどんどん増えていくはずだ。
ソフトバンクグループということもありTポイントが使える店舗で拡大が期待できそう。
個人的には、ガストなどのファミレスを取り扱う「すかいらーくグループ」で使えるようになってくれるとうれしい。
「Yahoo!ショッピング」「ヤフオク!」「LOHACO」での支払いも開始予定
現在は実店舗のみで使うことができるPayPayだが、来年にはオンライン決済にも対応する。
2019年2月より「Yahoo!ショッピング」と「ヤフオク!」、2019年4月より「LOHACO(ロハコ)」で利用可能になる予定だ。
PayPayはクレジット支払いにすればでポイントの二重取りができる。
さらに「Yahoo!ショッピング」や「LOHACO(ロハコ)」はYahoo!プレミアム会員であればポイントが5倍になる。
そうなればいつでも合計6.5%のポイントがつくので、かなりお得に買い物することができるだろう。
さらにYahoo! JAPANカードを使って「Yahoo!ショッピング」「LOHACO」で買い物をすると追加で1%ポイントがつく。
合計7.5%のポイントが手に入ることになるのでさらにお得だ。
Yahoo!JAPANカードを作るだけで10,000円相当のポイントも手に入るのでこの機会に作っておくのもありだ。
PayPayのオンライン決済で最大7.5%ゲット
- クレジットカード:1%(Yahoo!Japanカードは2%)
- PayPay:0.5%
- ヤフープレミアム特典:5%(ポイント5倍)
期間固定TポイントがPayPayに切り替え
また2019年4月から、「Yahoo!ショッピング」「ヤフオク!」「LOHACO(ロハコ)」「Yahoo! Japanカード」のキャンペーンなどで手に入った「期間固定Tポイント」が、PayPayに切り替えられる予定だ。
期間固定Tポイントは、オンラインでしか使えず、利用できる場所が限定的だったが、今後はファミリーマートなどの実店舗で気軽に使えるようになる。
楽天の期間限定ポイントがマクドナルドやミスタードーナツで使えるのと、同じ感覚で利用できるだろう。
PayPayの店舗での支払い方法は2種類
PayPayの支払い方法は2種類ある。
- お店のQRコードを読み取る(ユーザースキャン方式)
- お店の人にバーコードを読み取ってもらう(ストアスキャン方式)
お店のQRコードを読み取る(ユーザースキャン方式)
支払いの流れ
- お店のQRコードをアプリで読み取る
- 会計金額を入力する
- お店の人が会計を確認して決済する
お店に置いてあるQRコードを読み込んだあとに、自分で合計金額を入力して支払う方式だ。
ユーザースキャン方式だと店舗側が0円で導入できる。
そのためPayPayではこちらの支払い方法が主流になる予定だ。
お店の人にバーコードを読み取ってもらう(ストアスキャン方式)
支払いの流れ
- お店の人にアプリのバーコードをみせる
- お店の人がバーコードを読み取る
バーコードを提示してお店の人がバーコードを読み取る方式だ。
ポイントアプリや、他のQRコード決済でもよく使われているお馴染みの支払い方式だ。
わたしも楽天ポイントで買い物をする時によくこの方式で決済をしている。
PayPayの3つの支払い方法
PayPayの支払い方法は全部で3種類ある。
- PayPay残高にチャージして支払う
- Yahoo!マネーで支払う
- クレジットカードで支払う
クレジットカードの支払い以外は、Yahoo! Japan IDの情報を利用するため、連携しないと利用することができない。
ID作成後に、Yahoo!マネーの利用登録が必須となるので登録しておくといい。
PayPay残高にチャージして支払う
PayPay残高に先にチャージしておき支払う方法だ。
最初にYahoo!ウォレットに登録している「預金払い用口座」から、PayPay残高へチャージする必要がある。
チャージするためには、Yahoo!マネーの利用登録が必要だ。
唯一の例外として「Yahoo! Japanカード」からPayPayにチャージすることができる。
それ以外のクレジットカードではチャージすることができない。
預金払い口座からPayPay残高へのチャージ手数料は無料な上、100円と少ない金額から手軽にチャージすることができる。
預金払い口座の銀行について
Yahoo!ウォレットの預金払い口座に設定できる銀行は、大手銀行を中心に60ほどどなっている。
預金払い口座に対応している銀行
- みずほ銀行
- 三井住友銀行
- りそな銀行
- 三菱UFJ銀行
- ゆうちょ銀行
- ジャパンネット銀行
大手の銀行が並んでいるので、ほとんどの人が利用できるはずだ。
ネット銀行は、ジャパンネット銀行のみ対応しており、住信SBIネット銀行などは対応していない。
注意点としては「三菱UFJ銀行」は、Yahoo!ウォレットの登録はできるが、PayPayのチャージには対応していない。
「三菱UFJ銀行」を利用したい人は、あとから説明するYahoo!マネーにチャージして利用しよう。
1回100円からチャージでき、チャージの限度額は1日最大50万円、1ヶ月に最大100万円までとなる。
チャージ金額は最初1000円が表示されているが、100円からチャージできるよ。
1日の限度額は最初は30万円になっているが、設定で変更可能だ。
チャージしたPayPay残高の利用期限は、最後にPayPay残高が変動してから2年間となる。
よく利用する人は気にする必要はないが、あまり利用しない人は有効期限があることを忘れがちにあるので、注意しよう。
チャージ手数料は無料なので、あまり使わない人は小さい金額をチャージするといいだろう。
PayPay残高の種類
PayPay残高のポイントは、預金払い口座からチャージした「PayPayライト」と、支払い時に特典として獲得する「PayPayボーナス」の2種類がある。
PayPay残高の種類
PayPayライト:チャージした金額
PayPayボーナス:支払い時に獲得したポイント
現状この2つに大きな違いはないが、将来的に電子マネーへの出金サービスが始まった場合、PayPayライトのみ出金可能となる予定だ。
PayPayボーナスの期限はPayPayライトと変わらず利用できる店舗に制限はないが、楽天やTポイントの期間限定ポイントのように、ある程度利用用途が限られたポイントだと考えるといいだろう。
PayPay残高が足りない時の支払いについて
もしPayPay残高で支払った時に残高が足りない場合、登録したYahoo!マネーで全額支払いとなる。
Yahoo!マネーの残高も足りない場合は、登録したクレジットカードで全額支払われる。
PayPayは全額決済できる方法でしか支払えない。
PayPay残高で料金の一部だけを支払い、残りをYahoo!マネー、クレジットカードで支払うことはできないので注意しよう。
Yahoo!マネーで支払う
「Yahoo!マネー」は、ヤフー株式会社が運営するチャージ式の電子マネーだ。
「ヤフオク!」「Yahoo!ショッピング」「ロハコ」で利用することができ、利用時に支払い金額の1%分のTポイントが付与される。
Yahoo!マネーへのチャージ方法は3種類。
「Yahoo!ウォレットに登録した預金払い用口座」「コンビニ払い」「ヤフオクの売上代金」からチャージすることができる。
Yahoo!マネーへのチャージはどの方法もすべて無料で手数料がかからない。
PayPayとYahoo!マネーを連携してコンビニでチャージする方法はこちらの記事で紹介しているので参考にしてね。
PayPayをコンビニでチャージする方法と手順をわかりやすく解説!
Yahoo!マネーの特徴
Yahoo!マネーは、PayPayと違い利用期限はない。
だだし登録時に「本人確認をしていない」場合、PayPayと同じように最後に残高が変動してから2年間が有効期限となる。
Yahoo!マネーはヤフオク!の売上代金をチャージすると、金額の1%分のTポイントが手に入るのが大きな特徴だ。
利用時と合わせると合計2%分のTポイントが手に入る。
Yahoo!マネーが利用できるお店で買い物をするなら、ヤフオク!の売上代金をYahoo!マネーにしたほうがお得になる。
ヤフオク!によく出品する人は、利用価値が高いだろう。
Yahoo!マネー支払いのメリット
PayPayとYahoo!マネーはどちらも預金払い用口座でチャージできるので、わざわざPayPayの支払い方法をYahoo!マネーにするメリットはないようにみえる。
しかしYahoo!マネーは「ヤフオクの売上代金でお得にチャージできる」「利用期限がない」というメリットがある。
またPayPayで支払い方法をYahoo!マネーにすれば、実質Yahoo!マネーを店舗でも使えるようになるというメリットもある。
Yahoo!マネーは利用できるのがネットショップのみで、実店舗では使うことができないが、PayPayと組み合わせることでうまくデメリットを解消してくれる。
またPayPayの支払い方法をYahoo!マネーにすると、利用時に支払い金額1%分のTポイントとPayPayボーナス0.5%の計1.5%のポイントを獲得することができるというメリットがある。
クレジットカードで支払う
PayPayは、クレジットカードを登録して支払うことも可能だ。
「VISA」「Master Card」であれば、どのクレジットカードでも利用可能だ。
クレジットカード以外にも、プリペイドカード、デビットカードも登録して利用できる。
ただしJCBはYahoo! JAPANカードしか利用できないので注意しよう。
PayPayに登録できるクレジットカード
- VISA
- Master Card
- JCB(Yahoo! JAPANカードのみ)
以前はJCBの楽天カードを、nanacoにチャージすると楽天ポイントがついていた。
そのため楽天カードはJCBで作っている人が多いだろう。
Yahoo! JAPANカード以外はJCBは利用できないので他のブランドのカードを使用しよう。
クレジットカードの登録は「直接クレジットカード情報を追加する」か、「Yahoo!ウォレットからインポートする」ことができる。
Yahoo!ウォレットに登録しておけば、クレジットカードの情報をインポートできるので楽だ。
クレジットカード以外の支払い方法を利用する人場合は、Yahoo!マネーの登録が必要になるので、登録した時に一緒にクレジットカードの情報を登録しておくといいだろう。
クレジットカードのみで支払う人は、直接入力してもかまわない。
カメラで自動読み取りする機能がついているので、簡単に追加することができる。
PayPayの店舗導入のメリット
PayPayは店舗側にもメリットが多い。
一番のメリットは「コストをかえずにスマホ決済を導入できること」だろう。
現在「ユーザースキャン方式」であれば初期導入費、決済手数料、入金手数料が全て無料で利用することができる。
ユーザースキャン方式は、PayPayが用意したQRコードの書かれた紙をレジに置けばいいだけだ。
スマホ決済のために読み取り機器を導入する必要がないので、初期導入費が大幅に削減できる。
また特別な通信環境も、QRコードを読み取るだけなので必要ない。
決済手数料は2019年9月30日までは無料で利用することができる。
それ以降の手数料は現在は不明だ。
入金手数料はすべての金融機関で2019年9月30日まで無料で利用できる。
ジャパンネット銀行であればそれ以降も入金手数料が無料だ。
銀行口座をジャパンネット銀行にした場合、入金が翌日になるというメリットもある。
入金のタイミング
- ジャパンネット銀行:365日翌日入金
- それ以外の銀行:最短翌々営業日
※1万円以上の場合
クレジットカードや多くのスマホ決済は締め日があり、決済から入金まで時間がかかるが、PayPayの場合入金が早いので、現金に近い感覚で利用することが可能だ。
小さなお店でも資金繰りに困る心配もなく安定した店舗運営が可能だ。
従来の電子マネーやクレジットカードを導入するのがコスト的に難しい小さな店舗でも「ユーザースキャン方式」であれば負担なく始めることができる。
PayPayはまだスマホ決済を導入していない個人商店を中心に広がっていきそうだ。
使える店舗が増えるのは、それだけでユーザーにとって大きなメリットになる。
利用できる店舗が増えてPayPayの利便性が高まれば、それに応じて利用するユーザーも自然と増えるだろう。
PayPayのまとめ
- 登録するだけで500円相当のポイントがもらえる
- クレジットカードとのポイントの二重取りが可能
- Yahoo!Japanカード、Yahooプレミアムなどヤフー関連のサービスと相性がいい
PayPayはQRコードでスマホ決済が簡単にできるサービスだ。
特別な端末が必要なくアプリをインストールするだけですぐに使えるようになる。
ソフトバンクとヤフーが力を入れているサービスなので、今後も成長が期待できる。
PayPayはクレジットカードで支払うとポイントの二重取りができるのでお得だ。
ユーザー特典としてPayPayアプリを登録すると500円相当のポイントが無料で手にはいる。
1分ですぐに登録できるので登録しておくといいだろう。
キャッシュバックを受けるためにYahoo!プレミアムの無料登録も忘れずにしおくといいよ。