こんにちは友幸(@humberttomoyuki)です。
「事務は楽だけど給料が安い」というのは定説だ。
実際事務は給料が安く昇給もあまりないので、長年勤めても、手取り20万以下で働くこともザラだ。
事務職で手取りが増えないことに悩んでいる人は、派遣エンジニアになるのがおすすめだ。
この記事では事務の給料が安い理由と事務の人が派遣エンジニアにおすすめな理由を紹介するよ。
事務の平均年収は300万程度
DUDAのデータによると、事務の平均年収は330万程度だ。
これは全体の平均年収よりも100万ほど低い数字になる。
また事務は女性の割合が多いが、女性の平均年収は314万とさらに低くなっている。
これはあくまで平均年収なので勤続年数が少ない若い世代だと収入はさらに少なくなる。
20代のうちは年収200万代が当たり前で年収300万に届かないケースのほうが多いと考えたほうがいいだろう。
事務の給料が安い理由
1.デスクワークで人気がある
一般事務はデスクワークで「楽」というイメージあるため人気が高い。
そのため多少給料が安くてもすぐに働き手が見つかるため給料が安くなりやすい。
また現在働いている一般事務の人が仕事を辞めたとしても、新しい働き手がすぐに見つかるので、会社として給料を上げる必要性をあまり感じない。
そのため長年勤めても、給料がほとんど増えないケースも多い。
デスクワークで人気があるがゆえに企業にとっては買い叩かれやすい職種でもある。
2.専門性が低い
一般事務の仕事は、専門性が低いため給料が安い傾向にある。
一般事務の仕事内容は、メールや電話対応、営業などに頼まれた資料の整理や作成などの雑務を行う補佐的なポジションだ。
もちろん雑務であっても、誰かがやらないといけない大切な仕事ではあるのだが、時間はかかるが誰でもできる仕事なので「専門性が低い」と判断されてしまう。
また、一般事務は営業のように直接会社の売上に貢献する仕事ではない。
営業系の会社で数字を重視している会社の場合、お金にならない一般事務にはできるだけコストをかけたくないと考えている傾向があり、給料が安く昇給も少なりやすい。
事務で手取り20万超えが難しいならエンジニアがおすすめ
事務で働いていて給料を増やしたいけど、このまま働いていても手取り20万を超えるのが難しい。
そんな人はエンジニアで働くのがおすすめだ。
エンジニアは専門性が高いので事務職よりも稼ぎやすい。
手取り20万程度ならすぐに超えることができるよ。
全くの未経験から正社員としてエンジニアでいきなり働くのは難しいので、最初は派遣エンジニアとして働くのがおすすめだ。
派遣エンジニアならハードルが低いので、未経験であっても仕事を見つけやすい。
派遣エンジニアがおすすめなポイント
事務で働いていた人にエンジニアがおすすめな理由は以下の通りだ。
- 事務と同じデスクワーク
- 最初はマニュアルに従って働けばOK
- 給料が高い
- 専門性が身につく
事務と同じデスクワーク
エンジニアは基本的に事務と同じデスクワークだ。
コツコツやっていく仕事なので、事務をやっていた人に向いている。
またエンジニアと聞くと難しいイメージがあるが、実際はそんなことはない。
最初は手順書やマニュアルに沿って働けば大丈夫なので、そこまで難しくはない。
事務をしていたなら、手順書や先輩に教えられたとおりにエクセルを使ってデータをまとめたり、資料作成していたはずだ。
エンジニアといっても最初はOJTがあり、手順書に従って仕事をすればいいので、作業自体に大きな差はない。
「エンジニア=難しい」というイメージがあるからこそ、逆にチャンスでもある。
平均時給2,000円以上と給料が高い
派遣エンジニアは派遣の中でも給料が高く平均時給は2,000円を超えている。
時給2,000円稼げるようになれば年収400万程度になる。
事務で働く女性の平均年収は300万程度なので、比較すると100万円近く高くなる。
IT業界はもともと給与水準が高く、人手不足なので他の派遣に比べて給料が高くなりやすい。
関連記事:IT派遣エンジニアが未経験でも高額時給で働ける理由を解説!
そのため、未経験であっても高時給で働くことができる。
実際にわたしは職歴なしのフリーターからまったくの未経験で派遣エンジニアで働いたが、最初の時給は1,800円だった。
これだけでも少し残業をすれば月30万程度の収入にはなる。
同僚で時給2,000円の人もいたので、未経験からでも派遣会社によってはいきなり年収400万程度を稼ぐことも十分可能だ。
全くの未経験でこれだけ収入が高いのは、他の業種では考えられないことだろう。
専門性が身につく
派遣エンジニアは事務とは違い、経験を積むことでエンジニアとしての専門性が身につくというメリットがある。
派遣だとスキルが身につかないイメージがある。
確かにプロジェクトマネージャーなどのマネジメントをする仕事は、派遣先社員に任される事がほとんどだ。
しかし社員と違い資料作成や会議の参加などの雑務をしなくても済むので、自分の仕事に集中しやすい。
そのためエンジニアのスキルを身につけるのには全く問題ない。
むしろ派遣の方が集中できる分、しっかりとスキルを身につけることができる。
まとめ
- 事務は給料が安い
- 需要が高く、専門性が低いのが原因
- 派遣エンジニアがおすすめ
事務職は人気が高い分、給料が安いことが多く、長年働いても手取り20万を超えられないこともザラだ。
人気が高く買い叩かれやすい事務職よりも、人出不足で売り手市場のエンジニアで働いたほうが給料が高くなるし、スキルを身につけることができる。
個人的には同じデスクワークなら、事務職よりもエンジニアをおすすめするよ。
「エンジニア=難しい」というイメージがあるが、実際は事務とそこまで大差はない。逆に「エンジニア=難しい」というイメージがあるからこそ、今働くことはチャンスでもある。
派遣エンジニアで働くのにおすすめの派遣会社は「エンジニア派遣におすすめのIT派遣会社5選!」でまとめているので、興味のある人は参考にしてね。