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ミニマリストの部屋着はどうする?3つの選択肢とそれぞれのメリット、デメリット

ミニマリストの部屋着はどうする?3つの選択肢とそれぞれのメリット、デメリット

こんにちは友幸(@humberttomoyuki)です。

 

「ミニマリストを目指して服の数を減らそう」と思った時に誰もが考えるのが「部屋着はどうするか問題」だ。

今回はミニマリストの部屋着はどうすればいいのかについて考えてみるよ。

ミニマリストの部屋着はどうする?

ミニマリストが部屋着をどうすうか考える時大きく分けて、3つの選択肢がある。

  • 使い古した服を部屋着にする
  • パジャマやルームウェアなど専用の部屋着を持つ
  • 外出着と部屋着を兼用する

それぞれにメリットとデメリットがあるので、詳しく紹介するよ。

1.使い古した服を部屋着にする

メリット

パジャマやルームウェアを別に用意する必要がない

使い古した服を部屋着にする最大のメリットは、別にルームウェアやパジャマなどの専用の部屋着を用意する必要がない点だ。

 

外で着れなくなった服を、部屋着にすればいいだけなので簡単だ。

新しく部屋着を買う必要がないのでコストもかからない。

 

手軽なので、多くの人が外で着なくなった服を部屋着として使っているのではないだろうか。

デメリット

服が捨てられなくなる

使い古した服を部屋着にする最大のデメリットは「服を捨てられなくなる」点だ。

 

わたしも経験があるが物を処分するのは案外エネルギーを使うもので、捨てないでいい理由ができると、なかなか処分できなくなってしまう。

「部屋着にするから」と処分しないでもいい言い訳を自分に与えてしまうと、洋服を捨てるのが難しくなってしまう。

古い服が残りやすい

使い古した服をなんでも部屋着にしてしまうと、古い服が残りやすい。

 

外出着の場合は、良くも悪くもシルエットやデザインのトレンドがあり、数年経つと同じ服を着るのが難しくなり買い替えたり処分することになる。

 

しかし外出着に比べて部屋着は選定の基準がかなり甘く、割と何でもOKになりやすい。

 

部屋着になった服は誰かに見られるわけでもないし、流行などもあまり関係ないので、毛玉だらけのスウェットや伸び伸びになったTシャツでも、気にせずに着てしまう。

 

物を捨てるのはエネルギーを使うので、捨てることは後回しになりやすい。

部屋着は捨てる基準も甘くなりがちなので、洋服を捨てるタイミングを失ってしまい、外では着られない服がどんどん溜まっていくことになる。

2.専用の部屋着を着る

メリット

メリハリがつく

パジャマやルームウェアなどの専用の部屋着を着ることで、外出時との明確な区別をすることができ、生活にメリハリがつく。

 

習慣化していると、部屋着から外出着を着替えることがトリガーになり、やる気がでるようになることもあるだろう。

オンオフのスイッチをしっかりと切り替えできるのが、専用の部屋着を着るメリットだ。

デメリット

洋服の数が増える

パジャマなどを別に用意すると単純に部屋着の数だけ洋服が増える。

毎日洗濯するとしても上下2着で2セット、最低でも4着の部屋着が必要になる。

 

夏と冬で部屋着を分ける場合はさらに2倍の8着分服が増えることになるので、ワードローブを圧迫することになる。

着替えるのが面倒

パジャマやルームウェアは、部屋着なのでデザインの関係上そのまま外出するのが難しい。

ちょっとした外出でも着替えないといけないので少し面倒だ。

3.部屋着と外着を一緒にする

メリット

洋服の数を減らせる

部屋着と外着を一緒にする一番のメリットは、洋服の数を減らせることだ。

 

パジャマなどの専用の部屋着を用意した場合、毎日洗濯したとしても上着とパンツが2セットは必要になる。

部屋着と外着を兼用すれば最低でも4着の服を減らすことができる。

 

季節に応じて部屋着を用意している場合はさらに洋服を減らすことができるだろう。

 

部屋着に使われることの多いスウェットは生地に厚みがあるのでかさばりやすい。

4着減ればワードローブの中に十分な余裕ができるだろう。

すぐに外出でき、着替える手間が省ける

外着と外出着を一緒にすると、着替えなくてもすぐに外出できるので、着替える手間が省ける。

一日中家で過ごす時でも、ゴミ出しや近所のコンビニに行きたいときなど外に出る機会は多い。

また、配達で荷物を受け取る時に、パジャマなどの部屋着で人に会うのは抵抗のある人も多いだろう。

 

外着と部屋着を兼用していればそのまま外にでることができるし、着替える手間が省けるので時短になる。

デメリット

洋服の寿命が短くなる

部屋着と外着を兼用すると、洋服の寿命が短くなる。

室内で過ごす方が外出している時より運動量が少ないので洋服の傷みは少ないが、どうしても摩擦によって洋服の生地が毛羽立ったりへたりやすくなる。

 

スウェットなどは摩擦の多い部分に毛玉ができるし、冬にダウンを部屋着として使っていると、寝ている時にダウンが潰れてしまい、へたりやすい。 

 

また頻繁に洗濯することも洋服が痛みやすくなる原因となる。

洋服がシワになりやすい

部屋で寝転んだりすると洋服にシワがつきやすく、外出時に洋服にシワがついたままになりやすい。 

またフリースやスウェットなど部屋着に適した素材は細かいホコリがつきやすく、特に黒やネイビーなどの濃い色の場合ホコリが目立ちやすい。

 

家の中のクッションなどに毛足の長い素材が使われていると、外出時にホコリが目立つことがあるので少し注意が必要になる。

外出着によっては兼用が難しい

部屋着は、基本的にリラックスできるように作られている。

体を締め付けないゆったりとしたシルエットが多く、素材もスウェットやフリースなどカジュアルな素材でできていることがほとんどだ。

 

そのため外出着が、オフィスカジュアルなどのある程度かっちりとした服装をしている場合や、タイトなシルエットの服を好んで着ている場合は、部屋着として兼用することが難しい。

またレーヨンなどのシワになりやすい素材を使った服も、部屋着として使うのには向いていない。

外出着と部屋着を兼用する場合、着る服や素材をある程度選ばなければいけない。

古い服を部屋着にするのはおすすめできない

古い服を部屋着にするのは一番簡単な方法だが、あまりおすすめできない。

 

物を捨てるのは少なからず罪悪感が伴うものだ。

古い服を部屋着にしてしまうと、「捨てない言い訳」を自分に与えてしまい、洋服の数を減らせなくなる。

 

実家に帰ると着なくなった古い服が大量に残っているが、ほとんど着ないまま置いてあるだけだ。

古い服を持っていても、いつも着る服は決まっていることが多いので、活用されることは少ない。

いらない服は捨ててしまったほうがいいだろう。

部屋着に残す枚数をあらかじめ決めておく

古い服を部屋着にすると洋服を捨てなくなってしまい、洋服の数が増えやすい。

対策として、古くなった服を部屋着として着る時は、部屋着の枚数をあらかじめ決めておき、それ以上部屋着が増えないようにするといい。

 

ものを増やさないために一つ買ったら一つ捨てる「1IN1OUT」というルールがある。

このルールを活用して、新しい洋服を買ったら、外出着を1着部屋着にして、古い部屋着を1着処分する。

そうすれば古い服が残ることもないし、洋服の数が増えることもなくなる。

 

部屋着の数は上下2着の2セットや3セットなど各々の生活スタイルに合わせて変化させるといい。

ミニマリストに専用の部屋着は必要?

洋服の数にあまりこだわりすぎる必要はない

部屋着と外着を兼用することで洋服の数を減らすことができる。

基本的には部屋着と外着は一緒にしてしまうのがいい。

 

ただし、人によっては外出着を部屋着にしてしまうのは抵抗がある人もいるはずだ。

今までパジャマなどの部屋着を着ていた人がいきなり外着と兼用するのは違和感があるだろうから、無理に変える必要はない。

 

洋服の数を減らしたいだけなら、他の着ていない服を処分すればいいだけなので、部屋着の数にあまりこだわりすぎる必要はないだろう。 

「ミニマリストだから専用の部屋着はいらない」と極端に考える必要はまったくない。

専用の部屋着を着るのがおすすめな人

  • 生活にメリハリを付けたい人
  • 家の中では着替えないと落ち着かない人
  • 価格の高い服を着る人
  • 普段の服装が部屋着に向いていない人

生活にメリハリを付けたい人はパジャマやルームウェアを用意したほうがいい。

 

普段着と部屋着を兼用すると洗濯の回数が増えて洋服が傷みやすいので、価格の高い服を着る人も、洋服が長持ちさせるために別に部屋着を用意したほうがいい。

 

あとはタイトなシルエットの服装が好きな人や、部屋着に向いていない素材の服を着ることが多い人も、別に部屋着を用意するのがおすすめだ。

外出着と洋服を一緒にするのがおすすめな人

  • とにかく洋服の数を減らしたい人
  • 普段からカジュアルな素材を好む人
  • リラックスシルエットが好きな人

単純に洋服の数を減らしたい人は、外出着と洋服を一緒にしてしまうのがおすすめだ。

外出着と部屋着を一緒にしているミニマリストも多い。

 

普段の服装がある程度部屋着としても着られるカジュアルな素材である必要があるが、Tシャツなどであれば問題ないのでハードルは高くないはずだ。

 

ただし外出着と部屋着を兼用した場合でも、古くなった服を部屋着で着ることと線引が曖昧になることがある。

こちらも「1IN1OUT」を活用するなどして、洋服が増えないように注意しておこう。 

ミニマリストの部屋着まとめ

  • 古い服を部屋着にすると捨てない言い訳になる
  • 洋服の数を減らしたいなら、兼用するのがいい
  • メリハリを求めるなら専用の部屋着を持つ

古い服を部屋着にすることは多いが、洋服を捨てるのが難しくなってしまうのであまりおすすめできない。

古い低を部屋着にする時は、部屋着の枚数をあらかじめ決めておき、それ以上は増えないようにコントロールしよう。

 

洋服の数を減らせるのは部屋着と外出着を兼用することだが、洋服の数を減らすためにルームウェアやパジャマを削ることに自分にとって本当に意味があることなのか、しっかりと考えたほうがいい。

 

ルームウェアやパジャマがあったほうが快適に過ごせるようなら、持っていたほうがいいだろう。

ルームウェアやパジャマを処分する前に、試しに外出着を部屋着として使ってみるといい。

試してみていけそうなら、その後にルームウェアやパジャマを処分すればいいんじゃないだろうか。