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ビブラムメガグリップを使ったシューズをまとめて紹介!

ビブラムメガグリップを使ったシューズをまとめて紹介!

こんにちは友幸(@humberttomoyuki)です。

 

「メガグリップ」は、ソール専門のメーカー「ビブラム」が製造するアウトソールだ。

グリップ力が高く評判が高いソールで、アウトドアや山登りで使うのに最適だ。

 

今回はビブラム「メガグリップ」を使ったシューズをまとめて紹介するよ。

ビブラムメガグリップとは?

ビブラムメガグリップとは

Vibram公式サイトより

ビブラム(Vibram)は1937年に設立したイタリアのアウトソールを製造するメーカーだ。

ビブラムソールは、グリップ力が高く滑りにくいことから、登山靴やワークブーツのアウトソールに使われていることが多く、レッドウイングなどの様々なメーカーで採用されている。

ゴム製のアウトソールといえば「ビブラム」といった印象を持っている人も多いだろう。

街で見かけることも多く、人気の高いアウトソールなので、革靴やブーツのソールをビブラムソールに張り替えてカスタムする人もいる。

 

ビブラムソールには様々な種類があり、最近はブーツ以外にも革靴やスニーカーにビブラムソールが使われていることも多い。

例えば、わたしが持っているニューバランスの「MT10」というシューズにもビブラムソールが使われている。

ビブラムメガグリップとは

関連記事:ニューバランス ミニマス「MT10」レビュー

 

今回紹介する「メガグリップ(MEGA GRIP)」もビブラムソールの種類の中の1つだ。

 

メガグリップは地面が乾いていても濡れていてもグリップ力が発揮するソールだ。

触ると粘り気がありしっかりと地面を捉えてくれるため、岩場などの滑りやすい場所でもしっかりと止まってくれる。

 

グリップ力が非常に高く、路面の状態に関わらず滑りにくく様々な地形に対応できるので、オフロードを走るトレイルランニングシューズや軽量なトレッキングシューズに最適だ。

 

メーカーごとにメガグリップが使われているシューズを紹介するよ。

ホカオネオネのメガグリップシューズ

「スピードゴート」

  • 重量:292g(片足)
  • ドロップ:4mm

「スピードゴート(SPEED GOAT)」は、ホカオネオネの代表的なトレイルランニングシューズだ。

シューズの名前は、100マイルレースで数々の記録を持つアメリカのトレイルランナー「カール・メルツァー」のトレイルネーム「スピードゴート(すばしっこいヤギ)」からつけられている。

 

100マイル(約160km)マラソンを走るための高いクッション性能があり、メガグリップが使われているため悪路にも対応できるロングディスタンス向けのシューズだ。

 

ローカットの他に、ミッドカットや防水タイプもあるので、好みに合わせて選ぶことができる。

「TOR ULTRA LOW WP」

  • 重量:420g(片足)
  • ドロップ:4mm

「トゥウルトラ(TOR ULTRA)」は、ホカオネオネのレザースウェード使った防水アウトドアシューズだ。

防水透湿素材の「eVent(イーベント)」がメンブレンに使われているため防水性がある。

レザーなのでローカットにしてはやや重いが、その分アッパーの耐久性が高い。

 

もともとトゥウルトラにはハイカットしかなかったが、エンジニアドガーメンツとのコラボでローカットが初登場した。

その後人気が高かったこともあり、通常のラインナップにもローカットが追加されたかたちになる。

ホカオネオネは派手なカラーリングが多いが、トゥウルトラは、日本人好みの落ち着いた色になっている。

「スカイトア」

  • 重量:425g(片足)
  • ドロップ:4mm

スカイトア(SKY TOA)は、2019年に新しく登場したホカオネオネのハイキングシューズライン「スカイ」シリーズの1足だ。

 

トゥウルトラと同じく、防水透湿素材の「eVent」がメンブレンに使用されている。

スタックハイト(ソールの高さ)はつま先22mm、かかと26mmで、ホカオネオネにしてはミッドソールが薄めなので、厚底シューズに慣れていない人でも履きやすい。

 

スカイシリーズは他に軽量なスカイトアの他に、スウェード素材の「スカイカハ」、ラグが深くて悪路に強い「アルカリ」があり、どれもメガグリップが採用されている。

アルトラのメガグリップシューズ

「オリンパス」

  • 重量:303g(片足)
  • ドロップ:0mm

「オリンパス」はアルトラの中で最も厚底のシューズだ。

アルトラの代表モデル「ローンピーク」のスタックハイトは25mm、対してオリンパスは33mmと比較するとかなり厚めのシューズになる。

 

アルトラは「MaxTrac」という独自のアウトソールを使っているモデルが多いが、オリンパスのアウトソールは、ビブラムメガグリップが使われている。

メガグリップだが、足型のような形状をした、アルトラ独自の「TrailClaw」がソールパターンに採用されている。

アルトラではオリンパスの他に「キング」にもメガグリップが採用されている。

 

バスクのメガグリップシューズ

「グランドトラバース」

  • 重量:730g(両足)
  • ドロップ:N.A

グランドトラバースは、バスクの「パフォーマンスハイキングシューズ」だ。

バスクは元々レッドウイングの一部門が独立してできたアメリカのメーカーだ。

 

グランドトラバースは、アッパーにスウェードレザーとメッシュが使われていて、つま先はゴムで補強がしてあるため、耐久性が高い。

 

アウトソールはビブラム「IBEXアウトソール」が使用されている。

このソールはビブラムの「メガグリップ」と濡れた岩場でよりグリップ力の高い「イドログリップ(Idrogrip)」を組み合わせて成型したアウトソールだ。

 

イドログリップは、濡れた路面でのグリップ力は高いが、摩擦が強い分耐久性が低い。

そのためメガグリップと組み合わせることで耐久性を補っている。

 

イドログリップが使われている分メガグリップよりグリップ力が高いため、より濡れた路面や悪路に強いシューズだ。

メレルのメガグリップシューズ

「チョップロック」

  • 重量:310g(片足)
  • ドロップ:N.A

メレルの「チョップロック」は、水陸両用で使えるシューズだ。

「ハイドラモーフ」という穴と溝がついたミッドソールが使われていて、アウトソールの側面にも穴が空いているため、シューズ内部に貯まった水を効率的に外に出すことができる。

 

チョップロックシリーズには他にも「チョップロックシャンダル」と「チョップロックストラップ」がある。

どのモデルもアウトソールには、ビブラムメガグリップが使われているので、濡れた路面や岩場に強く、水場でも滑りにくくなっている。

アークテリクスのメガグリップシューズ

「ノーバン LD」

  • 重量:260g
  • ドロップ:N.A

「ノーバン LD(Norvan LD)」は、アークテリクスが手掛けるトレイルランニングシューズだ。

LDは「ロングディスタンス(LONG DISTANCE)」の略で、名前の通り、長距離トレイルランニング向けのシューズとなる。

 

アッパーは圧着加工のシームレス仕様。

ゴアテックス仕様の防水モデルも有り。

 

「コンシール FL ゴアテックス」

  • 重量:350g(片足)
  • ドロップ:N.A

「コンシールFL ゴアテックス(Konseal FL GTX)」はアークテリクスのアプローチシューズ。

「FL」は「FAST&LIGHT」の略だ。

 

アプローチシューズなので岩場で使うことを想定されて作られているが、デイハイクでも使えるようなローカットシューズだ。

防水透湿素材のゴアテックスが挟んであり、アッパーは圧着式でシームレスなので、防水性も高い。

ニューバランスのメガグリップシューズ

「FRESH FOAM HIERRO」

  • 重量:350g
  • ドロップ:N.A

ニューバランスはクラシックなランニングシューズを街でよく見かけるが、トレイルランニングシューズも展開してる。

 

その中の「FRESH FOAM HIERRO」には、メガグリップが採用されている。

ミッドソールにはニューバランスが開発したミッドソール「FRESH FOAM」が使用されていて、厚みもあるのでクッション性が高い。

 

履き口は靴下のようなブーティ仕様になっていて、足にフィットするので、歩いている時に砂や小石が入るのを防いでくれる。

 

日本のニューバランスは本国に比べてトレイルランニングシューズのラインナップが少なく、「FRESH FOAM HIERRO」は、シーズンによって展開していないこともあるのが残念だ。

メガグリップを使ったシューズまとめ

ビブラムメガグリップを使っているシューズはまとめて紹介したよ。

メガグリップは、様々な地面に対応できるグリップ力に優れているので、グリップ力の高いシューズを探しているなら、メガグリップを採用しているシューズを選ぶといい。

 

メーカーによってラスト(靴のかたち)が違っているので、自分の足の形にあったメーカーから選ぶのが一番だ。

色々なメーカーからメガグリップを使ったシューズが販売されているので、色々試してみるといいだろう。