ハンバート友幸の庭

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社会人の常識って一体なんなの? 無教養な人間からみた考察

社会人の常識って一体なんなの? 無教養な人間からみた考察

こんにちは友幸(@humberttomoyuki)です。

 

わたしは非正規でずっと働いているせいか社会人としての常識があまりないらしい。

30代にして悲しい限りである。

 

この前も上司に社会人の常識がなってないと言われてしまった。

「確かに社会人の常識はないなー、改善しないといけないな」と言われた直後は思う。

 

しかし、じゃあ「社会人の常識ってなんなのさ?」と改めて考えてみると、色々おかしなことになってくる。

今回はそんな社会の常識についての話をするよ。

社会人の常識の話のいきさつ

社会人の常識の話になったいきさつについてまず話してみるよ。

 

わたしは資料を作成していて、それを期日までに提出する予定だった。

そして期日当日に資料を提出したんだけど、提出した時に「時間を過ぎてる」と言われた。

わたしは提出期限を当日中だと思っていたのだが、実は17時までに提出するようにメールで書かれていたのだ。

わたしは「17時まで」という文面を完全に見逃していた。

時間内に提出できなかったのは完全にわたしのミスだ。

 

そこで「社会人の常識がない」という話が持ち上がってきたというわけだ。

社会人の常識

指定した期限内に資料を提出できなかったのはわたしのミスだ。

それは間違いのない事実である。

社会人として約束を守れというのは、まぁわかる。

 

しかしわたしはその時、思った。

「すぐそばにいるんだから、17時過ぎたときになんで一言いわなかったのか」と。

資料はすでに出来上がっていたが、帰る前に提出すればいいやと考えて、細かい配置などを修正していた。

17時ごろに「資料はどうなってるの?」と一言いってくれればすぐに提出できたのだ。

 

そんなことを考えていると「期日を過ぎたのにあやまりもしないのか」とさらに社会人の常識がないことを畳みかけられた。

めんどくさい。

 

どうやら、自分が部下に振った仕事の進捗を確認しないことは「社会人の常識がない」ことにはならないらしい。

 

結局、帰るのが定時より30分遅れてしまった。

派遣で割増で残業代がでるから別にいいけどね。

新卒で一つの会社で働いてきた人間の常識

「社会人の常識」は、その人の社会がどういうものかで、ある程度決まってくる。

わたしたちが社会と一番つながる部分はどこかというと「仕事」だろう。

つまり社会人の常識とは「仕事=会社」で培われた価値観ということになる。

夜遅くまで残って仕事をしている「仕事人間」ならなおさらだ。

 

新卒で就職して1つの会社で働き続けている人は「他の会社=他の社会」を見たことがない。

そのため、自分の会社のルールがどこまでも適応されるものだと考えがちだ。

だが実際はそんなことはあり得ない。

 

会社や業界ごとに、傍からみると全く意味の分からないローカルルールや常識が転がっていて、標準的な常識は存在しないからだ。

 

わたしは非正規で色々働いてきたが、社会人の常識は様々な場所で変わると身を持って実感している。

 

例えば、LINEで遅刻を報告するのがOKな会社もあれば、NGなところもある。

効率を求めるならLINEで報告したほうが電話よりも早いし、電車の中などでも報告できるので非常に合理的だ。

しかし「遅刻するのにLINEで報告するとは何事か」「遅刻を反省する気持ちが足りない」という風に取られることも少なくないだろう。

 

その他にも「こっちではOKだが、こちらではNGというケース」が数多くある。 

「社会人の常識」1つではなく玉虫色で、場所によって大きく異なる。

個人的な社会人の常識

さらにタチの悪いことに「社会人の常識」は個人の事情で利用されることがとても多い。

「世間が許さない」と人が言う時、それは「わたし個人が許さない」と同じ意味であることが非常に多い。

同じように「社会人の常識」は「わたしの常識」のことを指すことが非常に多い。

 

自分の常識を社会に拡張して落とし込むことで「社会はあなたのことを常識がないと思っている、わたしではなくみんなが思っていることだ」と拡大解釈する。

 

しかし実際のところは社会という大きな枠を使って、個人の表明をカモフラージュしているだけで単に「わたしの価値観と合わない」宣言でしかない。

日本人の奥ゆかしさを発揮した遠回しな表現である。

 

「あなたのために社会の常識を教えてあげる的な発言」は「わたしの価値観に染まれ」といっているのと同じだ。

こういうことを言う人の場合、絶対に他人のことを思いやった発言ではない。

ただ単に自分が正しいとマウントを取りたいだけである。

社会人の常識は誰でも普通に持っている

わたしは「社会人の常識がないな」とたまに思うこともある。

しかしよく考えてみると、いきなり目の前の人間を殴ったりしないし、路上で酔っ払って眠りこけたり、他人のものを盗んだりしたこともない。

何も考えずに普通に生活していて、法律を犯していないのだから社会の常識はあるのではないだろうか。

もし本当に社会人の常識がなかったら、その場で上司を罵ったり殴ってるだろう。

今回の「常識」問題にはわたしにも責任がある

実はメールの提出期限に気づかなかったほかにも、わたしにも少し責任がある。

わたしは「正直なところ、この上司を見くびっている」からだ。

 

この人はいつも言うことが大げさで、自分に酔っているようなところがある。

その感じが少し説明しにくいが、なんだか小動物のようなのだ。

ナッツを口いっぱいに頬張ったハムスターや、キャンキャン吠える小型犬のような印象をどうしても受けてしまう。

 

なんだか悪い意味でかわいい。

そんなわたしの見くびりを敏感に感じ取ってしまったのだと思われる。

残念な話だ。

 

それ以外にも「強い人間に弱く、弱い人間に強い」という、お手本のようなクズっぷりを発揮している。

 

周りもそれには当然気づいているようだが、何も言わないようだ。

飲みの席でも「あの人の言うこといつもおかしくない?よく平気だね」と言われたり、「他の部署だから口出しはしないけど、あれはひどい」と他の人から言われたこともある。

まとめ

「社会人の常識」を持ち出して自分の意見を主張する人の話はあまり真に受けずに受け流したほうがいい。

多くの場合、自分の価値観を主張したり補強するために、社会や世間を持ち出しているだけだ。

政治家を見ればわかるが「社会」「世間」「国」などの大きな枠組みを持ち出して話をするやつに、ろくなやつはいない。

 

わたしの上司も多分悪い人ではない。

しかしずっと同じ会社にい続けているので、会社に染まりすぎていて少し気持ち悪い感じがする。

日本の労働環境は、就職ではなく「就社」といわれたことがあるが、まさしくそんな感じだ。

 

仕事では上司が部下を選べないように、部下も上司を選べない。

お互い適当に受け流して、のらりくらりと適当にやっていくのがおすすめだ。

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