こんにちは友幸(@humberttomoyuki)です。
筋トレをするときに大事なのは、何回行ったかという回数ではなく、いかに効率よく筋肉に負荷をかけることができるか、である。
回数をたくさんこなしても、筋肉にうまく負荷をかけることのできていない質の悪いトレーニングでは筋肉は成長しない。
「筋トレをやった気」になりたいのであれば、それでもかまわない。
自分で決めた目標回数をこなして満足すればいい。
精神衛生的にはとてもいい方法ではある。
しかし、結果が出ないとその満足感も次第に得られなくなり、最悪「筋トレ意味ない」と筋トレ自体をやめてしまうことになるだろう。
筋肉をつけたいのなら、ある程度の負荷は必要不可欠だ。
しかし自宅で自重だけの筋トレを続けているとどうしても負荷が弱くなる。
ある程度トレーニングすると、負荷がかけられなくなってくる。
そのまま自重を続けても効果はあるかもしれないが、効率よく筋肉を鍛えることはできない。
そんな時はペットボトルをダンベルとして使い、筋トレを行おう。
ペットボトルダンベルで筋トレするメリット
ペットボトルをダンベルがわりに使用するメリットは、一番にコストが安くなることである。
ダンベルを購入できる人はいいが、わたしのように節約をしていたり、お小遣い性のサラリーマンでお財布事情が厳しい人もいるだろう。
ジムに通うお金がないが、筋肉をつけたい。
自重だと最近物足りなくなってきたけど、お金が厳しい。
そんな人にペットボトルダンベルはおすすめだ。
不要になった1.5~2リットルペットボトルに水を入れれば即席のダンベルの出来上がりである。
日々、ミネラルウォーターなどをペットボトルを買っている人であれば、数日でダンベルをそろえることができる。
ペットボトルに水を入れるだけで完成するので、手間もかからず、水の量で重さを調節できるので捨てるのも簡単。
財布にやさしい、リサイクル精神あふれたエコロジーな筋トレグッズである。
普段ペットボトルで飲み物を飲まない人は、ダンベルのためにペットボトルを買ってこよう。
まぁ最悪、マンションなどに住んでいるのであれば、ごみ置き場のペットボトルが置いてあるものを回収すればいい。
ペットボトルなんでそんなに汚くはないはず。
たぶん。
拾って使うならきれいに洗おうね。
ペットボトルを使うときは、できるだけ数を減らすため、容量の多い2リットルのペットボトルを使うことをお勧めする。
ペットボトルダンベルの使い方
ペットボトルは単体だけで使用すると、1本が2キロしかないので負荷が弱い。
負荷を増やすためにはたくさんのペットボトルを持つ必要がある。
たくさん持てるように、リュックサックやトートバックにペットボトルを入れて使おう。
エコバックくらいの強度があれば、何本かペットボトルを入れても、おそらく大丈夫だろう。
わたしは、生成りのシーチングみたいな記事のトートバックに入れているが問題ないよ。
スクワットや腕立て伏せを行うとき時は、リュックサックにペットボトルを何本か入れて運動するのがおすすめ。
スクワットはともかく、腕立ては背中に背負うしか負荷をかける方法がないからね。
運動は基本的には1セット目で10~12回で限界が来るようにうまく重さを調整しよう。
3~5セットを1分間のインターバルで行うのがよい。
負荷が弱い場合は限界の回数まで毎回行おう。
ペットボトルダンベルの時はダンベルフライがおすすめ
ペットボトルに水を入れている以上、ダンベルに比べると質量が低いのでどうしてもかさばってしまう。
ペットボトルダンベルを使うときはできるだけ、重さが少なくてもいい種目を選ぼう。
具体的にはダンベルプレスよりも、ダンベルフライの方がより少ない重さで胸に限界が来るはずだ。
ペットボトルダンベルを使って胸を鍛える時は、ダンベルフライの方がかさばらなくていい。
もちろん腕立て伏せで鍛えても問題ない。
その時はプッシュアップバーを併用することをお勧めするよ。
ペットボトルダンベルのスクワット
スクワットを行うときはペットボトルを入れたリュックを後ろに背負うのではなく、正面に持ってきたほうがいい。
普通に後ろに背負うと、スクワットでしゃがみこんだ時に後ろに引っ張られてしりもちをついてしまう可能性があるためだ。
家の中で一人でしりもちをつくのは少し物悲しい。
できるだけ避けたい光景である。
前にリュックが来るとフルレングスのスクワットができなくなるが、リュックの重みが加わっているので、負荷は強くなっているので問題ない。
フルレングスまでしゃがみこめるようであれば、リュックを後ろに持っていこう。
まとめ
ペットボトルダンベルを使うことで低予算で筋肉を鍛えることができる。
最初に話した通り、筋トレをするうえで大事なのは効率よく筋肉に負荷をかけることだ。
マッチョな人は「効率よく筋肉に負荷をかける技術者」ともいえる。
筋肉は科学なのである。
やり方と食事をきちんととっていれば、そこそこの体にはなれるはずだ。
お金をかけなくても、技術を身に着けることができれば、鍛えることはできる。
ジムに行かないから筋肉がつかないなどと言わずに、手ごろなところから筋トレを試してみるのもいいのではないだろうか。
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