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One Tap BUY(ワンタップバイ)の口コミとメリットデメリットまとめ!

One Tap BUY(ワンタップバイ)の口コミとメリットデメリットまとめ!

こんにちは友幸(@humberttomoyuki)です。

 

One Tap BUY(ワンタップバイ)というスマホアプリがある。

口座開設、口座管理、保管費用などすべて無料で利用でき、米国株や日本株を購入することができる。

シンプルにまとまった優れたアプリでかなりいい。

 

今回はOne Tap BUYのメリット、デメリットなどを詳しく解説するよ。

One Tap BUY(ワンタップバイ)とは?

One Tap BUY(ワンタップバイ)とは?

One Tap BUY(ワンタップバイ)」は1000円から米株や日本株、ETFを買うことのできるスマホアプリだ。

 

アプリをインストールして口座を開設すれば、Amazon、グーグル、アップル、ツイッター、マクドナルド、ナイキ、コストコ、フェイスブックなどの有名企業の株を購入することができる。

 

通常は株を買うとき1株、10株、100株というように「株数」単位で購入する。

そして株を買うときは「単元株数」といって銘柄によって、一度に買うことのできる株数が決まっている。

日本株の場合は単元枚数が100株、1000株の銘柄が多いので、普通は100株単位で購入することが多い。

 

例えば投資したい企業が1株「5000円」で、単元株数が「100株」の場合その企業の株を購入するには「50万円」が必要になる。

 

お金持ちならいいが、そうでないと50万円をポンっと一つの銘柄に投資するのはなかなか勇気のいることだ。

一回の取引額が大きいので、初心者はなかなか手を出しにくい。

 

しかしOne Tap BUYを利用すれば「金額」単位で、米国株、日本株、ETFに投資することができる。

One Tap BUYが購入している株を、利用者に分配しているので、このような金額単位での購入ができるようになっているよ。 

One Tap BUY(ワンタップバイ)の口コミとメリットデメリットまとめ!

最低金額も「1000円」からととても手ごろで、初心者でも簡単に投資を始めることができる。

口座開設、口座管理、保管費用などもすべて無料で利用することができる。

小額から取引できるので、投資初心者に最適のアプリだ。

One Tap BUY(ワンタップバイ)の4つのメリット

One Tap BUY(ワンタップバイ)の4つのメリット

One Tap BUYのメリットを4つにまとめてみた。

  • 米国株、米国ETFの10万円までの手数料が他社より安い
  • 日本株、日本ETFの1万円までの手数料が他社よりも安い
  • 取引時間が長い
  • アプリがシンプルでわかりやすい

それぞれのメリットをみてみよう。

米国株、米国株ETFの少額取引手数料が安い

One Tap BUYで米国株を買うときに必要な手数料は、「売買手数料」と「為替スプレッド」の2つだ。

売買手数料は、取引にかかる手数料、為替スプレッドは、円をドルに替えるときに必要な為替手数料になる。

他の証券会社も同じように売買手数料と為替スプレッドがかかるので、その点は同じだ。

 

One Tap BUYの米国株、ETFを購入する際の手数料は以下の通りだ。

  • 売買手数料:0.5%(NY株式市場が閉じているときは0.7%)
  • 為替スプレッド:1ドルあたり0.35円

NY株式市場が開いているのは平日の日本時間23時30分~翌6時までの間だ。

サマータイムの時期は1時間繰り上げられる。

その時間内に取引をすれば売買手数料は0.5%、それ以外の時間帯は手数料が0.7%になる。

 

例えば米国株を2000円で購入した場合「10円」の売買手数料と「7円」の為替スプレッド(1ドル110円で計算)がかかるので手数料の合計は17円だ。

2000円で1983円分の株を購入することができる。

 

One Tap BUYの最大の魅力は、最低手数料がないところだ。

米国株、米国ETFを購入する場合、多くの証券会社は最低手数料を設けている。

主な証券会社の手数料は以下の通りだ。

 

【米国株、米国ETFの最低売買手数料】

  • One Tap BUY:なし
  • SBI証券:5.4ドル
  • 楽天証券:5.4ドル
  • マネックス証券:5.4ドル

最低売買手数料があると、少額取引だとコストが高くなってしまうので、ある程度まとまった金額を購入しないといけない。

One Tap BUYには最低売買手数料がないので、小額でも一律0.5%の売買手数料で気軽に株を買うことができる。

 

米国株、米国ETFを2000円分購入した時にかかる手数料(税込)を他のネット証券会社と比較してみた。

わかりやすいように1ドル110円で計算している。

項目 One Tap BUY SBI証券 楽天証券 マネックス証券
売買手数料 0.50% 0.486% 0.486% 0.486%
最低売買手数料 なし 594円(5.4ドル) 594円(5.4ドル)  594円(5.4ドル) 
為替スプレッド 7円(0.35%) 5円(0.25%) 5円(0.25%) 5円(0.25%)
合計手数料 17円 599円 599円 599円

 

見て分かる通り、One Tap BUYは合計手数料が圧倒的に安い。

 

One Tap Buy以外の証券会社は最低売買手数料があるので、米国株、米国ETFを買うときは、1回の取引にだいたい10万円以上取引しないと割高になってしまう。

 

One Tap Buyは最低売買手数料がないので、1000円から気軽の米国株、米国ETFを購入できる。

少額取引において他者を寄せ付けない圧倒的な手数料の安さを誇っている。

 

One Tap BUYの公式サイトを確認する

 

日本株、日本株ETFの売買手数料も安い

One Tap BUYはリリース当初は日本株を取り扱っていなかったが、2017年7月24日から日本株も取り扱いできるようになった。

日本株を購入するときは、為替スプレッドは必要ないので、手数料は売買手数料の0.5%のみとなる。

例えば1000円で日本株を購入した場合、0.5%の「5円」が手数料となる。

 

1000円を日本株に投資した場合の手数料は以下の通りだ。

項目 One Tap BUY SBI証券 マネックス証券 カブドットコム証券
売買手数料 0.50% 0.54% 0.54% 0.54%※
最低売買手数料 5円 54円 52円 108円
合計手数料 5円 54円 52円 108円

※カブドットコム証券の売買手数料は2万円まで108円、以降1万円増えるごとに72円追加される。 

 

少額の端株取引の場合、SBI証券は54円、マネックス証券は52円、カブドットコム証券は108円の最低売買手数料が設けられている。

米国株に比べると最低売買手数料は安いが、日本株の場合でも1回の取引で1万円以上購入しないと割高になってしまう。

 

ネット証券は窓口での対面取引と比べると手数料がとても安いが、One Tap BUYはそれを上回る圧倒的な手数料の安さが素晴らしい。

取引時間が長い

One Tap BUYは米国株、日本株共に他の証券会社よりも取引時間が長い。

他の証券会社では取引できない時間でも取引できるので大変便利だ。

米国株

One Tap BUY(ワンタップバイ)のメリット

株は基本的には、株式市場が開いている間しか取引することができない。

NY株式市場が開いているのは平日の日本時間23時30分~翌6時までの間だ。

 

しかしOne Tap BUYは米国株に関しては24時間取引をすることができるので、NY市場が閉まっている時間でも取引ができる。

 

NY市場が閉じている時間に取引した場合、売買手数料が0.5%から0.7%へと高くなるが、米国株を24時間取引できる証券会社は他にない。

日本株の場合

One Tap BUYは注文金額に関わらず、東京証券取引所が開いている平日の9時から14時59分まで取引することができる。

 

他の証券会社は、単元未満の端株取引の場合は1日2回しか注文できない。

SBI証券やマネックス証券は、注文できる時間帯が限られていて、それ以外の時間帯は注文することができない。

注文するためには、注文できる時間帯まで待ってから注文しなければいけないので手間がかかる。

 

One Tap BUYは東証が開いている時間帯であればいつでも注文できるので、無駄な手間をかけなくて済む。

画面がシンプルで使いやすい

One Tap BUYの画面はとてもシンプルでわかりやすい。

アプリを起動してログインすると、ホーム画面に銘柄が表示されている。

One Tap BUY(ワンタップバイ)のメリット

購入したい銘柄を選んで、金額を入力するだけで3ステップで簡単に株を購入することができる。

One Tap BUY(ワンタップバイ)のメリット

資産のポートフォリオも円グラフで簡単に確認することができる。

One Tap BUY(ワンタップバイ)のメリット

他の証券会社のアプリに比べると、高機能なチャートや分析ツールなどがなく、とことんシンプルに作られている。

色々な機能があると便利な反面、初心者の人にとっては使いかたがわからなくて、とっつきにくい印象を受ける。

 

One Tap BUYは投資初心者の人にもとっつきやすいようにとことんシンプルに作り、ポートフォリオも視覚的にわかりやすいようになっている。

 

今までの証券会社のアプリよりもユーザーインターフェースが優れていて使いやすく、フリマアプリの「メルカリ」みたいな手軽さがある。

 

またアプリ内にマンガが用意してあり、分かりやすく投資の知識や、One Tap BUYで買うことのできる銘柄の説明をみることができる。

 

Appleのスティーブ・ジョブズや、映画にもなったFacebookのザッカーバーグのストーリー知っている人も多いだろうが、それ以外のアメリカの企業がどのように成長していったのかがマンガで理解できるようになっている。

One Tap BUY(ワンタップバイ)のメリット

One Tap BUY(ワンタップバイ)のメリット

One Tap BUY(ワンタップバイ)って安全なの?

One Tap BUY(ワンタップバイ)のメリット

One Tap BUYで取引する際に気になるのが安全性だ。

 

One Tap BUYはスマホをよく利用する若者向けに作られているアプリだ。

今まで投資をしたことのない人が多く利用することになる分、安全性が気になるところだ。

どんなにサービスがよくても預けたお金が消えてしまっては意味がない。

 

One Tap BUYは安全なのか。

 

One Tap BUYに預けたお金は、みずほ信託銀行が保管、管理を行っている。

もしOne Tap BUYに何か問題があった場合も、お金はみずほ信託銀行に「分別管理」されているので影響はない。

 

もし万が一みずほ信託銀行に何かあった場合も「信託法」によってお金は守られる。

 

更に公的保護の「投資者保護基金」によって1人当たり1000万円までは保全されているのでOne Tap BUYが事件を起こしたり、詐欺を働いた場合も預けたお金は保護される。

 

銀行に預けたお金も1000万円までは保護されるが、それに加えて分別管理などもおこなっているので、よりセキュアに運用されていることがわかる。 

One Tap BUYに預けたお金はこの「分別管理」「信託法」「投資者保護基金」3つのスキームで守られているため安全に利用することができる。

 

またOne Tap BUYは資本金が33億円以上あり、株主もソフトバンク、みずほ証券、日本政策投資銀行、ヤフー、三井生命グループのベンチャーキャピタルを連ねている。

この点も安心の材料になるだろう。

 

One Tap BUYの公式サイトを確認する

 

One Tap BUY(ワンタップバイ)の取扱銘柄一覧(米国株、日本株、ETF)

One Tap BUY(ワンタップバイ)の取扱銘柄一覧(米国株、日本株、ETF)

米国株

米株はニューヨーク証券取引所とNASDAQで取引されている30社の銘柄が選ばれている。

選ばれた銘柄は以下の基準を元に選ばれている。

  • 世界を変えた革新的なモノやサービスを提供している企業
  • 地球上の人々の生活を便利に楽しくしてくれる企業
  • 世界的に有名で私たち日本人にも馴染みのある優良企業

 わたしたちの生活に身近なサービスを提供している会社が多く取り上げられているよ。

銘柄名 銘柄名(カタカナ) ティッカー 業種
Amazon.com アマゾンドットコム AMZN オンライン販売会社
Apple アップル AAPL パソコンメーカー
Alphabet

アルファベット

(グーグル)

GOOGL

(classA)

サーチエンジン「Google」・プロバイダー
Boeing ボーイング BA 航空機メーカー
CAT キャタピラー CAT 重機メーカー
CISCO シスコシステムズ CSCO データネットワーク製品メーカー
tapestry タペストリー TPR 総合ファッション企業
Coca Cola コカコーラ KO 清涼飲料メーカー
COSTOCO コストコ COST 会員制倉庫型店舗
Disney ウォルトディズニーカンパニー DIS エンターテインメント会社
Exxon Mobil エクソンモービル XOM 石油化学メーカー
Facebook フェイスブック FB ソーシャルネットワーク・ウェブサイト運営会社
GAP ギャップ GPS 衣料小売専門会社
GE GE GE 技術・メディア・金融サービス会社
GM ゼネラル・モーターズ GM 自動車メーカー
hp エイチピー・インク HPQ コンピューターメーカー
IBM IBM IBM ビジネス用途のコンピュータ関連の製品およびサービスを提供
Intel インテル INTC 半導体メーカー
Mondelez "クラフトフーズ
(モンデリーズ・インターナショナル)" MDLZ 飲食料品会社
McDonald's マクドナルド MCD ファーストフードチェーン
Microsoft マイクロソフト MSFT ソフトウエアメーカー
Nike ナイキ NKE スポーツ用品会社
P&G P&G PG 家庭用化学品メーカー
Pfizer ファイザー PFE 医薬品会社
STARBUCKS スターバックスコーポレーション SBUX 自社ブランドコーヒーの小売販売会社
TimeWarner タイムワーナー TWX メディア・エンターテインメント会社
Twitter ツイッター TWTR ミニブログサービス
TESLA テスラ TSLA 電気自動車開発・販売
VISA ビザ V 国際決済サービス
Xerox ゼロックス XRX オフィス機器メーカー

日本株

One Tap BUYは2017年7月24日から日本株の取り扱いを開始した。

取り扱い銘柄は30銘柄。

銘柄名 銘柄コード 業種
積水ハウス 1928 住宅製造販売
明治ホールディングス 2269 食品製造
キリンホールディングス 2503 酒類製造
セブン&アイホールディングス 3382 コンビニエンスストア&商業施設運営
花王 4452 ヘルスケア商品製造
武田薬品工業 4502 医薬品製造
オリエンタルランド 4661 テーマパーク運営
ヤフー 4689 Web検索・ポータルサイト運営
楽天 4755 ECサイト運営
資生堂 4911 化粧品製造
ブリヂストン 5108 自動車タイヤ製造
TOTO 5332 住宅設備機器製造
リクルートホールディングス 6098 情報提供サービス・情報誌発行
パナソニック 6752 家電製造
ソニー 6758 家電製造
キーエンス 6861 精密機器製造
ファナック 6954 産業用ロボット製造
村田製作所 6981 精密機器製造
日産自動車 7201 自動車製造
トヨタ自動車 7203 自動車製造
本田技研工業 7267 自動車・オートバイ製造
良品計画 7453 生活必需品製造販売
キヤノン 7751 カメラ・光学機器製造
任天堂 7974 ゲーム機・ゲームソフト製造販売
ユニ・チャーム 8113 衛生用品製造
みずほフィナンシャルグループ 8411 銀行業
ヤマトホールディングス 9064 運送業
セコム 9735 警備
ニトリホールディングス 9843 ホームセンター運営
ファーストリテイリング 9983 衣料品製造販売

アメリカ株ETF

ETFって何なの?って人のために簡単に説明しておくと、ETFは「Exchange Traded Funds」の略で日本語でいうと「上場投資信託」と呼ばれる。

指数に連動するのでインデックスファンドと似ているが、上場している点が異なる。

 

ETFは 「日経平均株価」や「東証株価指数(TOPIX)」などの特定の指数と連動しているので、1つのETFを買えば複数の株を同時に保有していることと同じになる。

そのため簡単に分散投資をすることができる。

またETFは基本的にはインデックスファンドよりも年間手数料が安く長期保有するのに向いている商品だ。

 

One Tap BUYで扱っている米国株ETFは3種類だ。

  • SPDR(スパイダー) S&P 500 ETF 銘柄コード:SPY
  • DIREXION S&P500 3X 銘柄コード:SPXL
  • DIREXION S&P500 -3X 銘柄コード:SPXS

「SPDR(スパイダー) S&P 500 ETF」は総資産額が20兆円を超える世界最大のETFだ。

「S&P 500」はアメリカの代表的な株価指数でS&P ダウ・ジョーンズ・インデックスが算出しているものだ。

ニューヨーク証券取引所、ナスダックに上場している500の銘柄で構成されているので、これひとつ買えば500の銘柄のアメリカ株に分散投資したのと同じ効果が見込める。

 

DIREXION S&P500 3Xは「S&P 500の3倍の動きに連動している」ブル型ETFだ。

株価が上昇すれば多くの利益を得ることができるが、反対に株価が下がってしまうと、損失が大きくなる。

要は3倍儲かる可能性があるが、3倍損をする可能性があるということだ。

 

DIREXION S&P500 -3Xは「S&P 500の3倍の動きに連動している」ベア型のETFだ。

DIREXION S&P500 3Xの反対で、株価が下がれば多くの利益を得ることができるが、反対に株価が上がってしまうと、損失が大きくなる。

 

「DIREXION S&P500 3X」と「DIREXION S&P500 -3X」は短期間に多くの利益を得たい人にはおすすめだが、長期保有するには向いていない。

 

コツコツ積み立てていき長期保有するなら「SPDR(スパイダー) S&P 500 ETF」が一番おすすめだ。

日本株ETF

日本株ETFも米国ETFと同じように3種類ある。

  • 225投信(日経225連動型上々投資信託) 銘柄コード:1321
  • 日経レバETF(日経平均レバレッジ・ インデックス連動型上場投信) 銘柄コード:1570
  • 日経インバETF(日経平均インバース・ インデックス連動型上場投信) 銘柄コード:1571

「日経225」とは、わたしたちに馴染みのある「日経平均株価」の別名だ。

225の銘柄があることから日経225と呼ばれる。

 

225投信は日経平均株価に連動したETFだ。

これ一つで225の銘柄に分散投資した場合と同じ効果が見込める。

 

日経レバETFは「日経平均株価に2倍連動しているブル型ETF」なので株価が上昇すれば大きく儲かるが、下落すると大きく損をする。

日経インバETFは「日経平均株価に2倍連動しているベア型ETF」だ。

日経平均株価と反対の動きをするので、日経平均が下がると大きく儲かるが、上がると損失が大きくなる。

 

レバレッジをきかせた「日経レバETF」「日経インバETF」は動きが大きいので短期売買に向いているETFだ。

コツコツ積み立てて長期保有をするなら一番最初の「225投信」がおすすめだ。

One Tap BUY(ワンタップバイ)の3つのデメリット

取扱銘柄が少ない

One Tap BUYで購入できる株の銘柄は米国株、日本株共に30銘柄と少なめだ。

ETFも米国株、日本株でそれぞれ3つずつしかない。

長期投資をする場合は、レバレッジをかけていない「SPDR(スパイダー) S&P 500 ETF」と「225投信」しか選択肢がない。

 

取り扱い銘柄もそれなりに名の知れた大手企業ばかりでなので、自分がこれから伸びると思っている企業や、スタートアップ企業に投資して大きな利益を得たりすることはできない。

長年投資をしている人には物足りないかもしれない。

コカ・コーラなどもあるが、個人的には配当利回りの高いAT&Tなどの銘柄を追加してくれるとうれしい。

 

ただし投資を初めてみようと考えている初心者の人にとって、多すぎる銘柄は何を選んだらいいのかわからなくなるので、ある程度絞り込んでいた方が選びやすいといえる。

取引額が大きい場合、手数料が高くなる

One Tap BUYの米国株の手数料は売買手数料と為替スプレッドをあわせると0.85%だ。

NY株式市場が閉じているときは1.05%となる。

 

SBI証券や楽天証券、マネックス証券の手数料は合計で0.736%となっているので、最低売買手数料以上の手数料がかかる金額を取引すると他社の方が安くなる。

 

最低売買手数料5.4ドル÷0.486%=約1111ドルとなる。

 

つまり1ドル=110円で計算した場合、米国株は1回の取引金額が13万円以上になるなら、他社で買った方がお得になる。

 

 

また日本株に関してはSBI証券と楽天証券は、それぞれ1日10万円までの取引なら手数料が無料になった。

日本株ETFや10万円以下で買える株を買うなら、そちらの方が手数料が安くなる。

ただし端株取引で株を1万円以下でコツコツ買う場合は、One Tap BUYの方が安くなる。

入金、出金の際に銀行に支払う手数料がかかる

One Tap BUYは他の証券会社にあるような振込手数料無料の「クイック入金」はない。

そのため開設したみずほ銀行の口座に振込をする必要があり、その際に銀行に支払う手数料がかかる。

 

入金するときは他行宛振込手数料が無料の「新生銀行」や「住信SBIネット銀行」などから振り込むようにすれば手数料0円で振り込むことができるのでうまく利用しよう。

 

またみずほ銀行の口座を持っていて「みずほマイレージクラブ」に入会していれば、条件を満たせばみずほ銀行への振込手数料が無料になる。

 

振込手数料が無料になる条件は以下の通りだ。

  • みずほマイレージクラブカードの利用
  • みずほJCBデビットカードの利用
  • オリコカードの3000円以上の利用
  • 給与の受取
  • 残高が30万以上

どれ一つの条件を満たせば翌々月の振込手数料が無料になる。

 

出金するときも同じようにみずほ銀行の手数料がかかる。

  • みずほ銀行あて 3万円未満:108円 3万円以上:216円
  • 他行あて 3万円未満:216円 3万円以上:432円

 

One Tap BUYではみずほ銀行の口座と連携することで、送金をしなくても株を買えるサービスがある。

One Tap BUY(ワンタップバイ)のデメリット

手続きは初回だけアプリで登録しておけばいいので簡単だ。

 

手数料108円かかるが現在はキャンペーン中なので無料で利用することができる。

こちらのサービスを利用すれば、入金、出金が不要なので振込手数料を支払わなくても済む。

One Tap BUYは証券会社のメルカリのようなアプリ

One Tap BUYはスマホ専業の証券会社のためユーザーインターフェースが他の証券会社のアプリに比べてかなり優れている。

無駄な部分を排除して初めて使う人にもわかりやすい。

 

これは個人売買サービスがヤフオク一強だったときにフリマアプリのメルカリが出てきた時に近いものを感じる。

 

また証券会社を選ぶときに「手数料が安いか」どうかはとても重要だ。

 

わずかな手数料の差でも株や投資信託で得た利益を再投資したり、毎月少しづつ積み立てていく場合、毎回手数料が発生するので、馬鹿にできない。

長期的にみると、複利の効果で手数料の高いところと安いところだとかなりの金額の差がでることになる。

同じ商品を買うなら手数料が安いところから買った方がいい。

 

One Tap BUYは手数料が安いので、米国株を小額投資して長期的に資産を形成していくのに最適だ。

まとめ

One Tap BUYはスマホで簡単に米国株や日本株、ETFなどを買うことができるアプリだ。

Amazon、グーグル、アップル、ツイッター、マクドナルド、ナイキ、コストコなどの身近な企業の株を1000円から買うことができる。

口座開設、口座管理、保管費用などすべて無料だ。

 

アプリは直感的に操作できる非常にシンプルなユーザーインターフェースとなっている。

マンガで投資する企業や投資の知識も身に着けることができるのでとっつきやすい。

 

小口の取引は他社に比べて手数料が安いのが一番の魅力だ。

米国株は1回で約13万円以下の取引をするなら、他社よりもお得になる。

小額で米国株に投資できるサービスは他になかったのでこれはかなりのメリットだ。

 

1000円ずつ色々な銘柄に投資するということがやりやすく、分散投資による資産を形成するのにうってつけだ。

自動積立をすることもできるので、「毎週」「毎月」「毎年」といった具合に自分の決めた時期、期間に投資することもできる。

配当ももらえるし、源泉徴収ありの特定口座なので確定申告が必要ない。

 

預けたお金は「投資者保護基金」によって1000万円まで公的に保護されるので安心できる。

 

One Tap BUYはこんな人におすすめだ。

  • スマホでサクサクと取引をしたい人
  • 小額で株を買ってみたい人
  • コツコツと積み立てて長期的に資産を形成したい人

SBI証券や楽天証券などとは違った強みが明確にあるので、投資初心者に限らず、長年投資をしている人にもおすすめだよ。

 

One Tap BUYの公式サイトを確認する