読者です 読者をやめる 読者になる 読者になる

ハンバート友幸の庭

貯金1000万円でセミリタイア中のミニマリストワナビー。月5万4000円で節約生活中。

ユニクロのヒートテックの原理ってどうなっているの?仕組みを知っておいたらより温かいかもしれないよ。

ヒートテック

こんにちは友幸です。

 

冬場になると登場するインナーといえばユニクロのヒートテック。

持っている人も多いのではないだろうか。

もちろん私も持っているよ。

 

温かくなるインナーとして有名なヒートテックだけど、どうやって暖かくなっているのか仕組みがよくわからない。

 

だってただの布だよ、あれ?

石膏に水を加えると発熱するけど、そんなものとは違うよね。

空気に触れることで参加して発熱するカイロとも違うしね。

 

ヒートテックの仕組みってどうなってるの?

ヒートテックの原理

ヒートテックは水分が気体から液体に変わるときに、熱を発生する「吸湿発熱」という性質を利用している。

 

水は気体に変わるときに熱を奪う性質がある。

夏の暑い日に水をまいたり、火に水をかけると消えるのはみんな知っていると思う。

 

その反対に水蒸気が水に変わるときに熱を発生させる。

この性質を使って、ヒートテックは熱を作り出している。

 

じゃあ水蒸気はどこから来るのかというと、人間の身体から。

人間の身体は一日800mlの水蒸気を発生させている。

ヒートテックはその水蒸気を利用して暖かくしているのだ。

 

熱の生まれる構造はわかったが、1つ疑問がある。

ヒートテックじゃなくても普通の長袖Tシャツを着ていれば水蒸気が水に変わった時に熱を発しているはずだ。

そうなるとヒートテックと効果は変わらないことになる。

それではヒートテックは普通のTシャツとどう違うのか?

ヒートテックの仕組み

ヒートテックは先に説明した「吸湿発熱」をより早く発生させるために、レーヨンという素材を使用している。

レーヨンは絹に似せて作られた化学繊維。

絹に似て肌触りがよく、綿よりも吸水性が高い。

このレーヨンを使うことによって、体から発生させる水蒸気をすぐに吸収して発熱を起こすことが可能になる。

 

ちなみにヒートテックの混率は以下の通り。

  • ポリエステル35%
  • レーヨン33% 
  • アクリル27% 
  • ポリウレタン5% 

レーヨンは33%含まれている。

 

「発熱をレーヨンが効率よく発生させるんだったら、レーヨン100%のTシャツの方が暖かいんじゃないの?」

と思うかもしれない。

 

しかしそうはいかない。

 

レーヨンには欠点がある。

レーヨンは吸水性が高いが、水に弱い。

洗濯すると大幅に縮んでしまう。

 

前述したように、絹のような製品を安価に製造できるようにしたのが、レーヨンだが、絹と同じように水に弱い性質も持っている。

 

洗濯ができないインナーなど使いにくくて仕方がない。

絹のパンツをはいている人が少ないのはメンテナンスが面倒だからである。

そのため、強度を保つため、他の糸を混ぜて生地が作られている。

 

また、温かくするためには熱を発生した後に、温度を保つ必要がある。

それを実現するのが、マイクロアクリルである。

マイクロアクリルは髪の毛の10分の1の細さの糸でできている。

このマイクロアクリルを使用することで、暖かい空気と閉じ込めるエアポケットを作り出し、発生させた熱で暖まった空気を逃がさないようになっている。

 

マイクロアクリルのおかげで保温性を保つことができると言わけだ。

 

よくできてるよね。

昔のヒートテックは少し違う

ちなみに今のヒートテックはレーヨン素材が使用されているが、昔のヒートテックにレーヨンは入っていない。

わたしが持っているワッフルタイプのヒートテックの混率を確認したところ、

  • 綿48%
  • ポリエステル45%
  • ポリウレタン7%

となっている。

 

以前のヒートテックは、レーヨンの代わりにポリエステルが吸湿発熱を行い、中が空洞になっている中空綿に暖かい空気を閉じ込めていたようだ。

普通は、ポリエステルは吸湿性は低く、綿の方が吸湿性は高いはずなので、逆じゃないかと思うのだが、そういうことになっているらしい。

 

この辺は曖昧。

ヒートテックは日々進化しているのである。

ヒートテックの弱点

あったかインナーとして活躍するヒートテック。

しかし、弱点もある。

 

吸水性の優れたレーヨンだが、反対にレーヨンは水を貯めこむため、速乾性が低い。

そのため、運動をして汗をかいたとき、乾くのが遅いのだ。

 

運動して汗をかくと、最初は吸湿発熱で熱を発生させる。

すると、体が温まるのでより汗をかく。

しかし速乾性が低いので、ヒートテックの吸水には限界が訪れる。

吸収しきれなかった汗の温度が冷えてしまうと、体温を徐々に奪ってしまう。

 

ヒートテックは速乾性もうたっているが、レーヨンという生地の性質上、限界がある。

一般的なシティライフで使用する分には問題ないが、山登りやサイクリングなどで使用する分には、モンベルのジオラインやスーパーメリノウールなどを使用したほうがいい。

エクストラヒートテックとヒートテックの違い

最近発売されたエクストラヒートテック。

通常のヒートテックよりも1.5倍の暖かさということだ。

 

エクストラヒートテックの混率は以下の通り。

  • アクリル57%
  • レーヨン25%
  • ポリエステル14%
  • ポリウレタン4%

 通常のヒートテックに比べてアクリルの割合が多い。

生地の編み方を変えることで、生地に厚みを持たせており、内側を起毛素材にすることによって、暖かい空気が内側に溜まりやすいようにできているようだ。

 

めちゃくちゃ毛玉ができるという話もあるが、バージョンアップするにつれて徐々に改善されることを期待したい。

まとめ

ヒートテックや類似のインナー製品は「吸湿発熱」をうまく利用していることが分かった。

 

個人的には通常、生活する分にはヒートテックを使っていれば問題ないと思う。

運動量が多い場合は速乾性の高い服を着て、運動後にヒートテックを着るというのがよさそうだ。

 

温かさは正義。

みなさんもうまく冬を乗り越えてね。

 

関連記事