ハンバート友幸の庭

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お金を節約する強い味方、100均のダイソーでコードバン型ベルトを購入したよ!

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こんにちは友幸(@humberttomoyuki)です。

 

先日しまむらで買ったベルトがちぎれてしまい、新しいベルトを買い替えることになった。

しまむらのベルトは980円くらいで購入した合皮のベルト。

もともとベルト穴の付近の表面が剥がれていて買い替えようと考えていた。

ベルトの尾錠を差し込む際に負荷がかかって穴の付近はしわが入りやすいのでそれで剥がれてしまったのだろう。

 

そうこうしているうちに今度はベルトのバックルを接続している部分が破れてしまった。

そこでいつもお世話になっている100均のダイソーに行くことにしたよ。

100均ダイソーのコードバン型ベルト

今回ダイソーで見つけて購入したのはシンプルな黒いベルト。

その名も「コードバン型ベルト」

 

他にも少し値段が高くなってよりスーツに合うフォーマルなイメージの細身のベルトもあった。

しかしシンプルでオンオフどちらでも使えそうなこちらのベルトを選んだ。

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ベルトのバックルを包んでいる部分はしっかりと厚みがある。

しまむらのベルトのように薄くないので千切れることはないだろう。

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サイズはS,M,Lが置いてあった。

いちおうウエストサイズが73~83と書いてあるが、サイズ感がわかりにくかったので腰に巻いてみてベルトの穴に通すことができるか確認した。

Mでは大きすぎたので、Sサイズを購入する。

 

素材はもちろん合成皮革である。

100均で本革のベルトが発売されることはあるのだろうか。

コードバンとは

「コードバン型ベルト」という名前だが、別にコードバンっぽくはない。

 

コードバンとは馬の臀部(お尻)の革を磨いてピカピカにした革のこと。

独特の光沢があり、取れる量も少ない高級な革。

 

古着屋でみかける昔の革靴は結構コードバンで作られているものが多い。

しかし革の特性上、革が分厚くなり取り扱いが難しく、コードバンを仕立てる職人さんも少なくなっているので、今は数が少なくなっている。

現在はコードバンを取り扱っているタンナー(革を製造する業者)が少なく、世界で5社くらいしかない。

一番有名なのはアメリカのホーウィン社。

 

オールデンの革靴のコードバンに使用されていることで有名。

日本にも新喜皮革という兵庫県姫路市の会社がある。

わたしは新喜皮革の工場に見学に行ったことがある。

 

職人さんが、ファンタジーアニメや漫画で出てきそうな薬草をつぶす道具のようなものでコードバンの光沢を出していた。

腹筋ローラ―みたいなやつだよ。

 一枚一枚職人さんの手で仕上げることで独特の光沢が生みだしている。

 

コードバンの靴は村上春樹の小説によく出てくるよね。

初期の小説で主人公が履いている。

他にも「1Q84」のボディーガードの男がコードバンの靴をよく磨いている描写がある。

小説のとおり、頻繁にケアをしないとすぐに光沢が失われてしまうので扱いが難しい。

消費者にも努力を強いる革なのである。

100均のコードバン型ベルトのまとめ

はっきり言って、特に光沢もないしコードバンっぽくはない。

どちらかというとサドルレザーやオイルドレザーに近い感じがする。

悪く言えばゴムっぽい。

まぁ合皮なのでゴムの親戚ぐらいにはなるのだろう。

 

コードバンを真似て変な光沢があるよりは、落ち着いていてよいと思う。

少なくとも、980円で買ったしまむらのベルトよりは満足度は高い。

 

何かが必要になったら、とりあえず100均にいってみよう。

結構なんでもあるよ。

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